2月4日、新年第一回の次世代チームの練習&ミーティングがありました。

 

来月の始めに全体ミーティングを予定しているので、スタッフの皆さんに成長

した次世代チームの朗読を披露する予定で、その練習も兼ねています。

 


今年の計画と提案など、それぞれの思いも話すことができました。


アイドッグでは、設立以来ずっと、「トピックス 」という記事にて犬猫を中心とした動物関連のニュースを拾って発信しています。

 

現在、発信の係はmonKOHAさん、記事は私とまめちこさん、monKOHAさんがセレクトしています。

 

この中で最近のもので

 

犬猫の流通、1年で10万匹増 途中で2万5千匹死ぬ


というニュースに、次世代チームの関心が集まりました。

 


ボランティアがセンターに犬猫を引き取ってシェルターなどに抱えこむことで

殺処分ゼロを達成できたとしている行政がある一方、

 

ここに書かれているのは、

 

2015年度に国内で販売されるなどした犬猫は少なくとも約85万匹で、

前年度より約10万匹増えていることが朝日新聞の調査で分かった。」とのこと。


繁殖業者の実態は変わらず、むしろ生まされる犬猫は増えて、移送中に

流通量の3%にあたる約2万5千匹の犬猫が流通過程で死んでいたことも判明した。」とのこと。

 

私たちは見かけだけの殺処分ゼロで満足してはいけない。

 

片やペットショップの命に違和感を感じない人がいることは、尊い命がなくなることを、潜在的に「仕方ない」と思っているのです。

 

欧米の殺処分ゼロを達成している国の意識とは、かけ離れていることに、気づかなければいけないのです。

 

繁殖業者への行政の介入や法律の規制など、以前から言われ続けてきたことが整備されることはもちろんのこと、

 

繰り返し伝えていることは、「次世代を担う子供たちに教育をすること」

 

人間も国も、全て教育によって変わってきた(是正されてきた)歴史があります。

 

今の日本で犬猫が受けている理不尽な環境のままの10年後であってはいけないし、八方ふさがりのままではいいわけがない。

 

そのために、若い世代に伝えていく活動を、もっともっとしなければいけないと思うのです。


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