2012-06-08 22:06:24

タシナミについて

テーマ:ブログ
昨今、テレビ媒体において刺青とTATTOOの扱いにあまりにも幼稚な論説と、印象操作が目立つ為、一言申し上げます。

刺青は、ありものの文化として、存在してきたモノです。経験のない人が、入れている人に対して、その想いや、その時の感性に、理解や配慮もなく、ジャッジしていい訳はありませんし、その存在を頭ごなしに否定する事は、不粋の極みだと俺は思っています。


物事の本質を見る事もなく、イメージでの印象操作は、昔からメディアの十八番ですが、物事の本質は、良いか悪いかではなく、個々の人々が、なぜそれをしたか?なぜそれが必要だったのか、こそが重要であって、入れた人と、入っていない人との間の理解こそが大事であると思います。メディアはその部分を、間違っても伝える事はありません。。。


俺自身は、お医者様の新しい食い扶持にしたいのかな?なんて冷めた目で眺めていますが、綺麗にはけっして消えない施術をひろめて、半汚れの皮膚を背負って生きていく人のケアは誰にも出来ません。


間違いと決めつけられた行動をした人が、決して消えない疵を背負って生きていく人生の先に世話になるのは、次は何科の先生ですか?


もちろん、権利の主張ばかり通す事が、日本の感性にマッチするとも思いませんし、刺青を身に着けている側の人間の身だしなみもまた必要だということも明白です。


タシナミとは、遊ぶ人が自ら意識することで、遊びの質が深くなるものですし、和柄だ、アメリカンタトゥーだと区別する気はありませんが、レッテル貼りする前に、TATTOOというモノが、無くした日本文化が響く体質と環境の上に成り立っているという事、現代日本という名の借り物の西洋文化との現実的な整合性を、タシナミとして彫る人と愛好家が、学ぶべきだろうと俺は考えています。


本来なら、彫り物を隠す美徳の日本文化と、表現として誇示する西洋文化の狭間の中で、私達が身に付けるべきタシナミを、服を着ても柄がはみ出す身体を抱えて、俺は何年も戸惑いながら精進してきました。


お互いに反目しながらの感情論よりも、刺青ごときにとらわれない建設的な人間関係を築く立ち振る舞いを、無理なく刺青というありものの文化楽しんでいく為に、私達が意識して生活する事が、今、一番大切なのだと、この稚拙なブログを読んでくださっている方々に、意識していただきたいと思っています。


一人一人の見方が、捉え方が、感性が、柄のスタイルが、それぞれの想いが違うからこそ、その奥行の深さが個性になるのだと、刺青、TATTOOの入っていない方にこそ、理解いただければと、切に願います。



タシナミと、真心を持って。。。


皆様の一日が、良い日でありますよう


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2012-02-11 10:52:39

建国記念日

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皇紀2672年 建国記念日



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2012-01-28 01:11:11

芳 年

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昨年から、大阪、静岡と続き東京でも、国 芳 展 が何かと話題になっていますね。

会場は連日大盛況のようで、一浮世絵ファンとしても嬉しいものです。

浮世絵の世界は、江戸町民文化の粋 ( すい ) として。

忘れがちながらも、しっかりと持っていたセンスを想い出させてくれるもの。

新しくも見え、古くさくて渋いもの。かつての日本、でも知らない日本。



月 岡 芳 年 とも、大 蘇 芳 年 とも云います。

河 鍋 狂 斎 と並んで、最期の浮世絵師と云われる人物で、歌 川 国 芳 の弟子になります。


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無惨絵、残酷絵の方面の作品が、話に立ちやすいむきはありますが、武者絵や美人画もまた

独特の線の細い、流れるような構図がとても綺麗で、多くの絵が代表的な刺青の題材になっています。

長い間、絶版になっていた 月 岡 芳 年 の 世 界 という本が、復刊されていました。

何年か探し続けて、四万円位で入手した時は、本当に嬉しかったのを覚えています。

すぐに無くなりそうですが、興味のある方には、おすすめしたい復刻本です。



現代の日本人として、見失いつつある日本という感覚

江戸末期から近代にかけての怒濤の流血の時代、外圧に迫られる否応無しの価値観の変化。

何か、現代の雰囲気に似ている気がするのは俺だけでしょうか?

娯楽の夢を描いていた浮世絵師が、新聞報道写真の代わりに事件事故の惨状を描く仕事になった時。

やがて、写真技術に取って代わられる、はかない存在。

古き日本の、時代の変わり目に、いくつもあった伝統の喪失。。。

それでもその時代時代を描き続けた 芳 年 の浮世絵。

独特の世界が、いつまで経っても飽きさせてくれません。



ふまえて、今、俺は何を考え、何を身につけるべきなのか。。。

お手本を目の前にして、扱いも解らない現代日本人の自分もまた、時代にのまれてかけている一人。

それでも描き続ける羽目になっても、全うして礎の一人になれるのなら。。。

それは幸せな、意味ある人生なのかなと、最近は思います。



色々な見方の話、浮世絵とか、刺青師だけとしてではなく。。。



おやすみなさい



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