二期倶楽部に行ったこと。

いよいよ関東も梅雨入りですね。

今日は那須高原にある二期倶楽部さんに行ってきました。この案件は亡き父渡辺明が1986年に設計した代表作の一つです。当時は珍しいプチホテルで客室6部屋からスタートしました。

地元の建材である大谷石をふんだんに使用した大壁が特徴でその壁上部にある装飾は子供ながらに家族旅行にいったメキシコの遺跡を彷彿させました。

水盤は深さ5cmと決められて、その深さがさざ波が立った時一番綺麗だと言われいます。

東日本大地震の時瓦が崩れ、一時建物の存続が危ぶまれましたが、再建を果たし今日に続いております。

その横には二期工事で増築された、レストラン等やビラタイプのたてものがあります。今回の訪問の目的はここにある大扉です。高さ7m.幅5mのこの扉を動かしにきました。

しかしながら年月が経ったこともあるのか、とても重かったです。大の大人が二人かかっても大変でした。これを毎朝解放されているそうです。ご苦労さまです。

ここにはお気に入りのバーがあります。夜には暖炉もたかれ、素敵な雰囲気になります。

帰りは佐野サービスエリアに寄りました。たまたま見た『マツコの知らない世界』で放映されていたアイスクリームを家族で頬張りました。旅の楽しみですね。レモン牛乳ソフトです。是非ご賞味あれ。

（株）渡辺仁設計事務所  東京都 目黒区