Jink Hairのロックな日々

こちらは香川県坂出市にある理容室「Jink Hair(ジンクヘアー)」のブログです。店主が好きな「80年代、HR、HM、プログレッシブロック」のお話や、日々の出来事などを気ままに書いております。


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ネタばれ注意!

前作「ブレードランナー」

続編「ブレードランナー2049」について書いています。

未見の方はご注意ください!

 

さて、いよいよ本編に入るが、僕が続編2049にいったい何を期待するのか?

それは当然前作を引き継ぐ重厚なテーマやシリアスなドラマの継承であったり、前作より更に未来の世界は一体どうなっているのか?という興味。それらをどのような映像美で見せてくれるのか?

35年ぶりのハリソン・フォードによるリック・デッガードは本編でどういう役割を果たすのか?人間とレプリカントはどうなってしまうのか。

などなど・・・。

前作で随所に見られたアジアン&ジャパンテイストはリドリー・スコット監督の趣味的な部分もあるし、あの混沌とした退廃的な近未来を描くのにあのテイストがもってこいだと判断したのだろう。

であるからそれは2049を担当するドゥニ・ヴィルヌーヴ監督にそれを求めるつもりはない。

しかし今は35年前より格段にCGや特撮技術が進んでいる、どういうテイストであろうが、前作をしのぐ映像美が求めれれるのは必然である。

 

前作と同じくストーリーの説明と瞳のアップから入り一転、本編の主人公ブレードランナーの捜査員Kを乗せたスピナーが無数のソーラーパネルを眼下に飛行している。

このピカピカ光るソーラーパネルが見ようによっては「水田」のように見えるから面白い、それを狙ったとしたらこれはいきなりの粋なアジアンテイストなのか?(笑)

このライアン・ゴズリング演ずるKも実はレプリカント、ロサンゼルス市警察の忠実な捜査員として働いている。

Kはその任務を忠実に遂行すべく、隠れているネクサス8型のサパー・モートンを解任(処分)するためにモートンの農場を訪れる。

モートンは抵抗するがKに射殺されその製造番号が記された右目をえぐり取られてしまう。

しかしモートンは最後に「お前ら(新型)は『奇跡』を見ていない」との謎の言葉を残す。

 

Kは去り際に枯れた木のたもとに一輪の花が添えられているのを不審に思い、調べてみると木の根元付近に木箱が埋められているのを発見する。

その木箱に収められていたのは女性の人骨であり、出産した形跡があった。しかしその人骨には製造番号が刻印されていてレプリカントだということが判明。

レプリカントが子供を産むなどというのは考えられないことであった。

人骨は帝王切開の跡があり、衛生兵であったサパー・モートンが執刀した可能性が高い。

彼の言った「奇跡」とはこのことだったのか?

 

この骨を分析するのにつかわれたこの機器、そう!前作でデッガードが写真を解析するのに使った機器を彷彿とさせて面白い。

後にラスベガスの砂漠のシーンでも登場するが、あの時は声で支持する通りに動く機器が未来的に感じたが、これはもうすぐ現実になりそうだ。

 

この埋められていた女性のレプリカントとは前作でデッガードと共に逃避行の旅に出たレイチェルのものであり、子供を出産したとなれば当然その父親はデッガードということになる。

前作から物語を膨らませる方法としてデッガードとレイチェルの間の子供を登場させるというのは自然であり、納得できる。

それならばその子供はいったい誰なのか?

物語の中でどういった役割を果たすのか?

 

Kの上司の(マダム)ジョシ警部補はレプリカントが子供を産んだ事実に狼狽し、この事実が明るみになれば世界が混乱すると危惧し、Kに子供を含めてすべて「処分」せよと命ずる。

 

手がかりを求めてウォレス社を訪れるK。

大停電のため、ほとんどのデータは失われているが、断片的に残っているデータを見せてもらう。

そこにはデッガードがレイチェルをテストする音声が残されていた。

「蜂が一匹とまる・・・」

「殺すわ!」

(懐かしい・・・)

 

一方自らが生み出したレプリカントにより世界、いや宇宙を征服しようと企むウォレスはその製造ペースが間に合わないことから、レプリカント自身に「繁殖」させる方法をその「子供」に求めて、自分に忠実な部下のレプリカント「ラヴ」にKを追わせる。

このシルヴィア・フークス演ずるラブ、戦闘能力も非常に高く、神がかった教祖のようなウォレスの指令を遂行することが自らの存在価値と信ずるのか、数々の危険な工作もこなし、殺人もいとわない冷徹女レプリカント。

レプリカントの誕生や殺人の時に何故か涙を流すが優しさを見せるというわけではない。

このネイルをさせながら、ミサイル爆撃をこなすシーンは圧巻!

しかし、なんだかな~・・・。

不気味で冷酷なボスに忠実な殺人マシーン。映画的にはわかりやすくていいんだろうけど、「ブレードランナー」はただののSFアクション映画じゃないよね?

最後の海での戦闘シーンは「X-MEN2」に登場してローガンに倒される「レディ・デスストライク」を思い起こしてしまった。

 

一方Kは激務を終えれば自宅で待つ恋人ジョイに癒してもらう毎日。

しかしジョイはウォレス社の開発した慰安用のホログラムのメイド。

AIを搭載しているので自らの意思を持ち、顧客を愛するが実体はない。

エマネーターと呼ばれる携帯機器にデータを入れ、外部に持ち出すことも可能だ。

このアナ・デ・アルマス演ずるジョイちゃんが滅茶苦茶可愛い♪

でも実体のないホログラムを愛して、癒されるなんて何とも切ないではないか。

 

Kは手掛かりを求めて再びモートンの農場を訪れ、レイチェルが埋められていた木の根元に「06-10-21」と彫られているのを発見する。

これは帝王切開の合併症で死んだレイチェルの命日でもあると同時にその子供の誕生日を意味する。

Kはそれを見て愕然とする。

その数字に見覚えがあったからだ。

Kが幼少期にこれと同じ数字が掘られたおもちゃの木馬を宝物として持っていて、いじめっ子に取られそうになった時それをかまどの中に隠したという記憶があったのだ。

 

この記憶は自分の本当の記憶なのか?

それともレプリカントである自分に移植された他人の記憶なのか?

 

Kはそれを判断してもらうべく、ウォレス社に協力してレプリカントの記憶を研究をしているアナ・ステライン博士のもとを訪ねる。

彼女は免疫不全で8歳のころからガラス張りの部屋で暮らし、外界と

隔離されて暮らしているが、並外れた想像力でレプリカントに埋め込む「記憶」を作り出している。

彼女にその記憶を見せるが彼女はなぜか涙を見せ、その記憶は移植されたものだとKに告げる。

記憶は自分のモノだと思っていたKは感情を爆発させる。

 

更にこの日に生まれた子供のデータを調べるうち、一人はサンディエゴの廃墟の中の孤児院に入れられていたことがわかり、そこへ向かうK。

記録は破棄されていたが、その孤児院こそあの幼少期の記憶の場所だと気づく、そして記憶の通りにあのかまどを探ると果たしてあの時隠した「木の木馬」がそこにあるではないか!

 

いよいよデッガードとレイチェルの子はKではないかと思わせる展開。

そしてKはキーマンとなるデッガードを探して廃墟のラスベガスを訪れる。

木の木馬について調べるシーン。多量の放射能が検出されるが、これも前作のオマージュの一つ。

前作でデッガードが蛇のウロコの出目を分析してもらうシーンと重なる。

ラスベガスに赴くに際しジョイはホログラムのデータをエマネーターに入れ、室内の機械を壊すことをKに提案する。

そうしないとGPS機能によってウォレスに追跡されてしまうと。

しかし、もしエマネーターに何かあるとジョイのデータは完全に消えてしまう。

しかしジョイはそうして欲しいとKに懇願する。

 

Kの追跡が出来なくなったと気づいたラブは警察を訪れ、ジョシにkの行方を問い詰めるがジョシが拒否したため彼女を殺害。

警察の端末を使いkの足取りを追う。

 

廃墟のラスベガス、2022年のブラックアウトの際の核爆発によって高濃度の放射能に汚染されている。

しかし、なぜかそこにミツバチが・・・。

Kは巣箱に手を突っ込み、手が蜂だらけになるがKはそのまま何もしない。

このシーンは前作でレイチェルがデッガードのフォークト=カンプフ検査で迷わず「(蜂を)殺すわ!」と言ったことに対比させていると思われる。

この廃墟のラスベガス、この光景こそドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が前作

でリドリー・スコット監督が作り上げたあの映像美に対するチャレンジではなかったろうか?

前作では酸性雨が降り続き、暗い、猥雑で混沌とした退廃的な近未来の都市の暗部を見事に描き、出来事の殆どはそこで起こっていた。

 

もちろん2049でもドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は同じような光景も見せてくれている。

ビビのバー、人々はウォレス社の提供する自動販売機で食料を得て生きながらえている。バーで食事するKに言い寄る3人組の娼婦、その一人マリエッタは実はレプリカントのレジスタンスの一員なのだが、その身なりは前作のプリスを彷彿とさせる。

巨大な3Dホログラムのバレリーナは圧巻。

ジャパンテイストも健在、DNA解析機の日本語のコンピューターボイス、ロス市警の規制線に「関係者以外立ち入り禁止」の文字。

前作のように苦笑してしまうようなものはさすがになかったが。

 

前作のオマージュとして前作を彷彿とさせる映像を見せてはくれているが、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督はこの放射能に侵され赤く乾いた砂漠に残されたラスベガスの「遺跡」の光景を自分の表現として前作の湿って淀んだ都会の風景と対比させたのではないか。

そのくらいこの砂漠、遺跡、残されたラスベガスのカジノのシーンはリアルで迫力があり、圧倒される。

 

そのラスベガスのカジノ跡でKはついにデッガードを探し当てる。

招かれざる客に警戒心を解かないデッガード、しばし格闘の末ようやく心開くデッガードだったが、Kを追跡してきたラブに急襲され連れ去られてしまう。

そして、その際ここまでKに寄り添い、励ましてきたジョイもラブにエマネーターを踏みつぶされ、消されてしまう。

その直前、最後を悟って「愛してる!」と叫んで消えたジョイがなんとも切ない。

 

Kもかなりの深手を負うが、後をつけてきたレジスタンスのマリエッタに助けられ、レジスタントの頭領フレイザと会うことになる。

フレイザはデッガードとレイチャルの子供は女だったと告げる。

「自分のことだと思っていたの?・・・みんなそう思いたいのよ・・・」

とフレイザは慰めるが、Kは落胆してしまう。

フレイザはその子供をレジスタンスの旗印として蜂起する考えを話し、絶対に子供は守らなくてはならない、デッガードが拉致された今、その秘密を守るためならデッガードを殺害しても構わないとKに依頼する。

そして「大義のために働くことこそ人間らしい生き方なのだ」とKに訴える。

しかしKはというと、木馬の件もあって、もしかして自分がその子供かもしれないと淡い希望を持っていたがそれを砕かれ、ジョイも失い、身も心もボロボロになって街を彷徨う。

 

そこにウォレス社の巨大3Dホログラムの宣伝用のジョイが話しかけてくる

「あなた、ひとりぼっちなの?」

「たいへんだったのね」

顔も、姿形も、声も、「あの」ジョイと同じ、

でも、「あの」ジョイでは決してない。

ジョイはCMが終わると元の場所に戻ってしまった。

 

Kは何も話さない、しかし決意したようにデッガード奪還に向かうのだった。

 

その頃、ウォレスはレイチェルにそっくりなレプリカントを見せ、デッガードを懐柔しようとする。

下が本物のレイチェル

 

おぉ、レイチェル!肩パットを揺らし独特な歩調で歩いてくるその光景はそれだけで涙が出そうなシーンである。

まさか再びレイチェルに会えるとは思わなかった。それは当然デッガードも同じ、いやもちろんそれ以上の気持ちであったろう。

このシーンは過去のシーンを加工したものではなく姿形の似た女優をベースにメイクやCGで再現したらしい。

しかし、よ~く見ると少し違和感を感じる。

「そっくり」ではあるが「そのもの」ではない。

目に微妙な違いがあるように思える。

本物のレイチェルはもっと目に力があったと思うが・・・。

これはCGやメイクの限界なのか、それともあえて「本物そのもの」にせず、違和感を感じさせるようにしたのか?

 

デッガードはレイチェルの出現に動揺するが「彼女の瞳はグリーンだった」とその手には乗らないとの態度を示すと、即座にラブは偽レイチェルの頭を銃で打ちぬいてしまう。(実際本物のレイチェルの瞳はグリーンではなかったのだが)

 

デッガードに口を割らせるために別の場所で拷問を加えようとフライポッドに乗せて移動中、Kがこれを急襲、護衛の2機を撃墜。

ラブとデッガードを乗せた機にも攻撃を加え海辺に不時着させる。

フライポッドは今にも海に沈もうとしている。

デッガードは機内で手錠を架けられ動けず溺れる寸前。

kは助け出そうとするがラブが黙ってはいない。

2人の死闘が始まった。

Kは更に深手を負いながらラブを水中に沈めて倒し、すんでのところでデッガードを救い出す。

 

そしてKはデッガードをあのレプリカントの記憶の創造者アナ・ステライン博士の元に連れて行く。

そう、彼女こそデッガードとレイチェルの娘だったのだ!

だからこそ彼女はkの記憶を見せられた時それが自分の本当の記憶だと気付き涙を流したのだ!

 

雪がしんしんと降り注ぐ研究所にデッガードを見送ったkは階段に力尽きたかのように腰を下ろす。

傷は深くレプリカントと言えど致命傷かも知れない。

kは階段に仰向けに横たわり、瞼を閉じる。

 

このシーンで流れる音楽に気づいた人は多いだろう。

そう、前作でロイがデッガードを助けた後あの名セリフを残した後に雨に打たれながら死んだシーン。あのシーンに流れた音楽が再び使われているのだ。

ロイは雨に打たれ、kは雪に埋もれ、やはり命を落としたのだろうか?

kは自らの命を懸けて何を守りたかったのだろう?

デッガード?デッガードとレイチェルの子供?

いやいや、それだけではなかったのだろう。

そもそもKは誰の味方で敵は誰?

フレイザ率いるレジスタンスは子供をさらわれるのを恐れてKにウォレスと戦うことを依頼したが、フレイザ達の敵は本来ウォレスではなく人間社会の筈。ウォレスはレプリカントを使って世界のみならず宇宙をも征服しようとしていた。それはフレイザ達の野望とそう対立するものではないようにも思える。

その辺の対決軸があいまいなのだ。

このKがデッガードとその子供をウォレスから守ったということがフレイザのいう「大儀」なのか?

二人の子供のアナ・ステライン博士がもしウォレスの手に落ちたらどうなるかわからない、レプリカント繁殖の手がかりを得るため実験台になるやもしれぬ、フレイザはそう案じた。 しかしガラスの外に出られないほど身体が弱く、リーダーシップがあるとも思えないステラインをどうやってレジスタンスの旗印にするというのか?

Kはその「大儀」を果たして命を落としたと言えるのだろうか?

 

前作ではデッガードはもちろんレイチェルも生き延びて、一応ハッピーエンドの結末に終わった。全く爽快感はないが、二人の命があったことのみが救いの結末であった。

今作はどうだ? ジョイは消され、kも命を落とし、何も解決してない。

デッガードを娘ステラインに会わせて一体どうだと言うのだ?

「バラ珍」古くは「それは秘密です」の感動の再会でもなかろうに(笑)

シリアスさを求めたら何となくこんなラストになりました。ではコアなファンが納得するはずもない。

 

だいたいウォレスもやり過ぎだ。ラブの暴走かも知れないが、ウォレス社は一応合法的な会社のはずである。

それなのに警察署に堂々と侵入して鑑識官や幹部を殺害するということは、国家権力に対する明確な反逆であり、それこそ「レプリカント禁止法」を再び適用されかねないんじゃないの?

ま、それだけウォレス社が絶大な力を持っているということかも知れないが・・・。

デッガードとレイチェルの子供がアナ・ステラインだったって言うのもなんだかなぁ~。

そりゃ、最後にそれまで全然出てこなかった人が急に出て来て「この人が娘です」っていうのも興ざめなのは間違いない。

推理小説でも物語の始めから出てて善良そうな人が犯人だったって言うから面白い。

だとしたらラブがその娘だったってことにした方がずっと面白くて話も膨らんだんじゃないのかなぁ~。それまでの経緯なんかどんな風にもなるでしょ。

 

ウォレス社のレプリカントとしてそれまで冷徹な殺人マシーンとしてウォレスに忠誠を誓ってきたラブが、自分の出目を知って驚き、苦悩し、やがてkと協力して強大なウォレス社を倒すことを決意する。

二人の間にはいつしか愛が芽生えて・・・・

 

いかんいかん!これではジョイちゃんが可哀そう(笑)

 

そうなんだよな、このラブの扱いをもう少し考えて欲しかった。

「不気味な教祖ウォレスの忠実な殺人マシーン」という扱いではもったいない。彼女にも生命に対する優しさや哀れみが芽生え、苦悩する。

それでもウォレスの意志や命令には背けない。

そういった彼女の中の葛藤を描いていればもっと深みのある映画になったはずである。せっかく涙を流すシーンもあったのだからその辺をもっと膨らませて欲しかった。

「ブレードランナー」は勧善懲悪のSFアクション映画ではないのだから。

また、せっかく35年ぶりに登場したデッガードにしても、Kが見つけるまでは良かったけど、そのあとはラブに拉致されて海でアップアップしてkに助けられるだけじゃない。 もっとkと一緒に戦うなり活躍させる展開にはできなかったのか?

 

ノンフィクションのドキュメンタリー映画ではないのだから突っ込みどころが数多くあるのは致し方ない。フィクションの映画、それもSF映画なのだから何をかいわんや、であるが、素晴らしい映画はそういう突っ込み所をねじ伏せてしまう力があるがこの映画にはない。

 

映像は一級品だと思う、しかし、はっきり言ってこの映画は脚本がダメだ。

前作のオマージュとしてはファンにしてはこたえられないものはある。

そういう意味ではファンは観るべきだと思うが、前作のように後世に語り継がれる「名画」には残念ながらなりえない、と言わざるを得ない。

 

次作はリドリー・スコット監督でもドゥニ・ヴィルヌーヴ監督でも構わないが、是非続編で頑張ってほしいものである。

脚本は僕に任せてもらいたい(笑)

だいたいのプロットは考えてある。

 

時は2052年、前作より3年後(何故3年後なのかはあとで説明する)

死んだと思われていたkはレプリカントのレジスタンスのフレイザやマリエッタの必死の看護が効して一命を取り止め、以来、彼らと行動を共にするようになった。

そこにウォレスは「我々の目的は同じだ」と手を組もうと持ち掛けてくる。

未だレプリカントの繁殖に執念を燃やすウォレスはkを呼び出し、一人の女性レプリカントを会わせる。

そう、彼女こそウォレス社に残っていたデータを元に今度はホログラムではなくレプリカントとして再生された「ジョイ」だったのだ!

あの時ラブにエマネーターを踏みつぶされ、「愛してる!」と叫んで消えたジョイ、あの時のままに今度は実体のあるレプリカントとして生まれ変わったジョイを目の前にしてkは驚き、動揺するが、二人しか知らない会話を元に間違いなく「あの」ジョイだと確信すると、ジョイを強奪して連れ帰ってしまう。

夢にまで見た再会に驚き、喜びを分かち合う二人。

しかし彼女にはあるプログラムが隠されていた・・・・。

 

おっと!ここまでですぜ!

監督!

是非、オファーをお待ちしております!(笑)

 

 

あ、何故3年後かって? ジョイ役のアナ・デ・アルマスちゃんももう29歳なんでね、10年後じゃちょっとまずいわけですよ(笑)

 

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前作「ブレードランナー」

続編「ブレードランナー2049」について書いています。

未見の方はご注意ください!

 

続編2049について早く書かねば忘れてしまうのに遅れ遅れになってしまう・・・。

さて、いつもより早く起き、マリンライナーに乗り込み予定通りイオンシネマ岡山についた。

 

ブレードランナーの朝の上映は「グランシアター」というゴージャスなシートで観ることができるらしい。

前日に予約できなかったので、着くまで不安であったが実際は席はほとんど空席で選び放題!

ライブでは断然最前列を狙うが映画は最前列は見づらいという。

しかし、せっかくだからと最前列を選んで大失敗!

シートは電動でほとんどフルフラットになるほどリクライニングするのだが、それでもかなり見上げる感じ。

慌てて3列目に変更してもらう。

これから「グランシアター」を利用する方にアドバイス。

席は3列目より後ろにすべし、前後に間隔と高低差があるので身長の低い方でも前の人の頭が邪魔になることはまずないので安心。

結局この回の観客は僕含めて3名!という寂しいものだった・・・。

それはそれで映画に集中できるというもの。

いよいよ上映が始まった!

ここで勿体つけるわけではないがこの2049の本編を見る前に3本のショートムービーを見る必要があるのだ。

それは2049のHPで公開されているのでyoutubeで見ることができる、いわば2049本編の前日譚といえる内容になっている。

まず一本目

「Black Out 2022」

前作は2019年だからそれから3年後の2022年。

高層ビルとタワーから噴き出る炎、そして巨大なタイレル社の建物、空飛ぶスピナーに芸者による「強力わかもと」のコマーシャル。デッガードがロイとの死闘の末、最後にしがみついた屋上の鉄骨の梁。

見覚えのある光景がアニメーションによって再現されている。


イギートリクシーロイプリスを、人間ながら彼らに協力するレンJ・Fセバスチャンを彷彿とさせ、トリクシーがその最後に目を奪われたハトはロイが抱いていた鳩を思い起される。

 

「2036 Nexus Dawn

 

「2048 Nowhere to Run」」

この3つのショートムービーをまとめるとこうだ。

 

2022年、「ネクサス6型」のレプリカントは4年の寿命が尽き絶滅、タイレル社はより長い寿命を持つ「ネクサス8型」のレプリカントの製造を始めた。

しかし、世界中に「人間至上主義」が勃発し、その製造番号等の情報からレプリカントとみなされた者が殺害される事件が相次いだ。

そこでレプリカントはそれに抵抗するため、人間(レン)を仲間に入れ、偽の暗号コードで核ミサイルを発射させ、高高度で爆発させることでほとんどの電子機器を破壊。同時に磁気システムを使っているデータセンターのバックアップを同志が各地で物理的に破壊し、自分たちのデータを世の中から消してしまう。


この事件の後、レプリカント禁止法が施行され、タイレル・コーポレーションは崩壊した。

 

このブラックアウト(大停電)によって世界の食糧事情が危機的状況に陥り、飢饉が起こる。

それを救ったのが盲目の天才科学者ネアンデル・ウォレスであった。

彼の遺伝子組み換えの研究により人工的に食料を作り出すことに成功し世界は食糧危機から脱する。

2036年

ウォレスはその功績を盾に政府に「レプリカント禁止法」の廃止を迫り、得た莫大な資産でタイレル社を買収、より人間に従順な「ネクサス9型」の製造を始める。

 

ネクサス8型の生き残りであるサパー・モートンは農夫として身を隠している心優しきレプリカント。郊外の農場でミミズなどのたんぱく源となる生き物を育て生計を立てている。

ある日、育てた生き物を売りに来た市場で顔なじみの母子が数人の暴漢に襲われているところを目撃し、助けようと暴漢たちを一人で倒してしまう。

その人並外れた戦闘力を晒したためにその様子を見ていた「タレコミ屋」のような男に「レプリカントを見つけた」と通報されてしまう。

 

さて、これが本編2049の前年、2048年に起きた出来事。

 

本編はブレードランナーである主人公のKがこの情報をもとにサパー・モートンの元を訪れるシーンから始まる。

 

さて、次はいよいよ本編について書きます。

一体どれほど引っ張るのか?(笑)

 

 

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ネタばれ注意!

前作「ブレードランナー」

続編「ブレードランナー2049」について書いています。

未見の方はご注意ください!

 

前年回映画を映画館で観たのは一体何年前のことだろう?

確か長男を連れての「仮面ライダー」以来ではないだろうか?(笑)


最近はアマゾンプライムで無料で観るばかりで映画館はホントご無沙汰だった。

そんな僕が何故映画館、それも岡山まで出かけていく気になったのか?

それは僕にとって「ブレードランナー」という映画がそれほど特別な映画だったからだ。

「ブレードランナー」は1982年に公開されたSF映画で、監督は鬼才リドリー・スコット、音楽は巨匠バンゲリス

その独得な映像や世界観、重いテーマなどで公開時は「E・T」などの陰に隠れて興行的には失敗に終わるが、その後ジワジワと人気が出始め、その後の映画、アニメーションなどに多大な影響を与えた映画としてカルト的な人気と地位をゆるぎないものにしたSF映画の傑作である。

僕がこの映画を見たのは公開時ではなくて、ちょっと後の1986年。

僕の好きなイギリスのヘビィメタルバンド「IRONMAIDEN」が6枚目のアルバム「Somewhere In Time」を発表した時、リーダーのスティーブ・ハリスが「今回のアルバムのジャケットは映画『ブレードランナー』の世界をイメージした」とコメントしたことがきっかけでこの映画を見てみようとレンタルビデオ店に走ったのである。

 

Somewhere In Time Somewhere In Time
 
Amazon

 

そして今まで見たこともない映像とその独得な世界観にどっぷりハマり、何度観たかわからないほど。登場人物のセリフもほとんど覚えてしまうほど。

「あなたの映画ベスト3は?」と尋ねられたら「ニューシネマパラダイス」「砂の器」と共に自信をもって推す映画となったのだ。

この「ブレードランナー」の続編が公開されるらしいという情報はFacebookの友達のF田さんによってもたされるまで全く知らなかった。

まさか35年ぶりに「ブレードランナー」の続編を観ることができるなんて夢にも思ってなかったのである。

もちろん、ファンとしてはまたあのデッガードやレプリカント達との「再会」、そしてあの世界感を再び体感できるという喜びには心震えるものがあるが、また同時に大きな危惧もあるのはコアなファンなら同じだろうと思う。

この「ブレードランナー」の続編が「スターウォーズ」「インディジョーンズ」等より困難なものになるのは明白だ。

 

映画はある程度ヒットするとすぐ続編が製作される傾向がある。

ファンがそれを望むのはもちろんだが、製作する方もある程度のヒットが計算でき、リスクが少ないという理由でこれまで多くの続編が製作されたが、前作を上回る続編というのは数少なく、逆にシリーズを重ねるほどクオリティが落ちてしまうことの方が多いように思える。

 

「ブレードランナー」は敵を倒してハッピーエンドのSFアクション映画でもなく、お涙頂戴の感動作でもない。「人間とは何か、命とは何か」を問いかけてくる重苦しいテーマが災いして当時興行的にも失敗した。

そして以後に大きな影響を与えたと言われる映像美、世界観。

35年の年月が流れた今、続編は一体どういう脚本で、かつどんな映像、世界観を見せてくれるのか?

これはこれまで公開された数多くの映画の続編よりも格段に高いハードルを設定されていると言ってもいい。

 

それでは35年前に公開された前作「ブレードランナー」とはどんな映画だったのか?

 

 

舞台は2019年、大気汚染が進み、酸性雨が降り注ぐ近未来のロサンゼルス。(といってももう再来年だが(笑))

野生動物の殆どは絶滅し、その代わり進んだ遺伝子工学によってそれらの動物や人間までもが人工的に本物そっくりに作ることができるようになっていた。

その人造人間は天才科学者タイレル博士率いる「タイレル社」が一手に製造し、それは「レプリカント」と呼ばれ、運動能力、体力とも人間より優れ、知能もそれを作った人間に匹敵するとされた。

レプリカントは過酷な地球外での労働などに用いられ、当初は自分の意志を持たない従順な奴隷であったが、製造後数年たつと感情が芽生え、人間に反逆するようになった。

その安全装置として最新型レプリカント「ネクサス6型」には4年という寿命が設定され、更に反乱を起こして地球に舞い戻ったレプリカントを処分するために結成されたのが「ブレードランナー」特捜部である。

ハリソン・フォード扮するデッガードはブレードランナーを辞めて職探ししていたが、地球に潜入した4人のレプリカントを処分せよとブライアン署長に引き戻されてしまう。

4人とは男性のレプリカント「ロイ」「レオン」と女性の「ゾラ」「プリス」

そのうちレオンはタイレル社に廃棄物処理員として雇われていたがレプリカントかどうかを見分けるテスト(フォークト=カンプフ検査)をブレードランナーの後輩のホールデンが行っていた最中、発砲しホールデンを射殺、行方をくらませてしまう。

捜査の一環としてデッガードはタイレル社に出向き一人の美しいレプリカントと巡り合う。

ショーン・ヤング演ずる「レイチェル」である。

おぉレイチェル!この神々しいほどの美しさ!

演じたショーン・ヤングとしてはまさに適役だったと言える。

彼女は自分がレプリカントとは知らず、彼女の幼少期の記憶はタイレルの姪の記憶が移植されていた。

デッガードはテストで彼女がレプリカントだと見破る。

真実を知ろうとデッガードの自宅を訪ねたレイチェルにデッガードはそれを彼女に告げてしまう。

傷つき涙するレイチェル。

幼少期の写真を投げ捨てて立ち去ってしまう。

 

一方デッガードは彼ら(レプリカント)が潜伏していたホテルで見つけた人口蛇のうろこを手掛かりにダンサーとして身を隠していた「ゾラ」を発見し逃げる彼女を背後から射殺する。

このゾラの射殺シーン、次々とショーウインドウのガラスを突き破って逃げるゾラの背後からデッガードは容赦なく銃弾を浴びせる。

残酷ともいえるこのシーンは切ない音楽とともにスローモーションで描かれ、そのシュールともえる描写は本作の中でも印象に残るシーンの一つである。

ひっくり返されたゾラの遺体の目から一筋の涙が流れる。

「生きたかった」と願った彼女の無念の涙か・・・。

 

 

その様子を見ていた「レオン」に襲われデッガードは絶体絶命のピンチに陥るが間一髪レイチェルに助けられる。

レイチェルは自分がレプリカントと悟り、タイレル社を逃げ出したため彼女もブレードランナーの捜査(処分)の対象になってしまったのだ。

命を助けられたデッガードは自宅にレイチェルをかくまい、やがて2人の間に愛が生まれる。

それまできれいに髪を結いあげていたレイチェル、髪を下したとき彼女は人間になったのだろうか。

デッガードさん、もうちょっと優しくしてあげてね(笑)

 

その頃レプリカントのリーダー格「ロイ」は自らの生みの親、タイレル博士に自らや恋人「プリス」の延命を掛け合おうとプリスを使ってタイレル社で働く「J・Fセバスチャン」に近づく。

セバスチャンは25歳ながら「老人症」という病に侵され酷く老けている。

古いアパートに一人暮らしをしているが、自分で人口動物や人形などを作って寂しさを紛らわせている。

「君たちの一部も僕が作った、その性能を見せてくれ」と言ったセバスチャンにロイとプリスは「自分たちは製品ではない、人間だ」と反論する。

そして今、タイレル博士に「修理」してもらわなければ自分やプリスも死んでしまうんだ、とセバスチャンに協力を懇願する。

プリスに好意を持ったいたセバスチャンは結果彼らに協力し、チェスの試合を装ってタイレル博士にロイを引き合わせてしまう。

ロイはタイレルに延命を迫るが、タイレルはあらゆる事を試したがそれは不可能だと告げる。

絶望したロイはタイレルとセバスチャンを殺害してしまう。

 

タイレル社に残されたセバスチャンの遺体からデッガードは彼の自宅の捜索に向かい、そこに潜んでいたプリスを射殺する。

このプリスの射殺シーンも残酷だ。

肉弾戦を仕掛けてきたプリスに対してデッガードが発砲、激しい悲鳴と絶叫とともに床をのたうち回るプリスに容赦なくとどめの銃弾を浴びせる。

 

そこに帰ってきたロイはプリスが殺害されたことを知る。

そしてデッガードとロイの死闘が始まる。

体力も戦闘力も数段勝るロイはデッガードを嬲るように追い詰める。

「どうした!もっと頑張れ!鍛えた腕前を見せてくれ」

とまるで戦いを楽しむように・・。

しかしロイは悟っていた、自分の死期が迫っていることを。

「恐怖を感じながら生きるのはどんな気分だ? これが奴隷の一生だ!」

レプリカントによる人間への復讐なのか、雨の中ビルの中を執拗に追うロイ。

武器もなくし、指も折られたデッガードはロイから何とか逃れようとするがビルからのジャンプに失敗し鉄骨にしがみつく羽目に。

しばらく必死で鉄骨にしがみついていたが、雨で手が滑り今にも落下しそう!

おまけに目の前にはそれをあざ笑うかのようなロイが・・・。

まさに絶体絶命のピンチ!

 

鉄骨に必死でしがみついていた腕も力尽き、滑り落ちた瞬間!なんと、ロイが手を差し伸べ、デッガードを救ったのだ!

そして静かに語り始める。

 

「俺はお前ら人間たちが見たこともないような光景を見てきた。オリオン座の近くで燃える宇宙船、タンホイザー・ゲートの闇に輝くオーロラ。 しかし、そんな思い出もやがて消える、雨の中の涙のように・・・・・。そして、その時が来た・・・・・。」

 

かすかにほほ笑んだ後ロイはしゃがんだまま息を引き取る。

 

一体なぜロイは土壇場になってデッガードを助けたのか?

ロイにとってデッガードは仲間や愛するプリスを殺した、八つ裂きにしても飽き足らない憎っくき仇のはずである。

そのデッガードの命を何故救ったのか?

劇中でデッガードは「自分の死期が訪れたことを悟り、自分だけではなく他の者の命も大切にしたかったのだろう」と言っている。

もちろんそれもあると思うが、僕はこう考える。

自分たち4人はデッガードに殺されなくてもどの道死ぬ運命だった。

その自分たちに対して命を懸けて戦った(戦ってくれた)デッガード、

自分たちはこの世から消えていなくなるが、最後まで死闘を繰り広げたデッガードに自分たちの事を覚えていてほしい。ロイにとってそれしか自分たちがこの世にいた証を残す術はないと思ったのではないか?

そう考えると、あの最後に悟りきったようにデッガードに語り掛けたロイの気持ちが理解できるように思えるのだ。

 

この映画は勧善懲悪のドラマではない。

もっともレプリカントは人間に危害を与える恐れがあるから排除すべき敵であろう。しかしそもそもレプリカントは人間が創り出したモノである。

それにレプリカントは地球を征服しようとか人類を皆殺しにしようとか考えたわけではない。ただただ「少しでも長く生きたかった」だけである。、確かにレオンやロイは怖いが、女性レプリカントのゾラとプリスの最後は強い悲哀を感じずにいられない。

 

デッガードも決して「正義の味方」ではない。ブレードランナーは彼の仕事であり、今回の件もブライアン署長に強要され仕方なく関わる事になっただけで当初は適当なところでドロンすればいいと思っていたくらいで、人類を救おうなどという大義名分は全くなかった。

この映画の中でハリソン・フォード演ずるデッガードは少しもカッコよくないしそれほど強くもない。いつも不機嫌そうにして暗く、全くヒーロー感はない。

 

ただ生きたかったレプリカントと仕事でそれらを殺さねばならないデッガード。

こういうところに「命とは何か、人間とは何か」という重いテーマが込められ、爽快なSFアクション映画とは全く違う世界観を描き、観るものに

問いかけてきたからこそ後世に語り継がれる名作と言われたのである。

 

ロイとの死闘を終えたデッガードにガフがこう言う。

「彼女も惜しいですな、短い命で!」

彼女とはレイチェルのこと。

もしレイチェルもロイらと同じなら今頃?

それともガフが何かを?

心配になったデッガードは急いで自室に戻るがレイチェルは無事でソファでスヤスヤと眠っていた。

安堵したデッガードは彼女を連れて逃避行の旅に出るのであった。

これまで都会の暗い雑踏の場面ばかりだったのが、一転まぶしい太陽の光の下でのドライブシーン。

この映画の唯一ホッとするシーンである。

このシーンはバージョンによって削られてしているが、デッガードはこう言っている。

「ガフはレイチェルの事(デッガードがかくまっている)は掴んでいたがどうせ4年の命だろうと見逃してくれた。しかしレイチェルは特別なレプリカントで寿命は設定されていない。2人がいつまで生きるのか、それは誰も知らない」と。

 

このように一応物語はハッピーエンドで幕を閉じる。

もしレイチェルがロイらと同じように寿命が尽きて死んでいたら・・・。

もしガフが「始末」していたら・・・。

それはたまらなく切ない物語になったろうけど、「映画」としてはその選択もありだったのかもしれない。

しかしレイチェルが生きていたのは唯一心救われ、それが続編につながるのだからそれはそれでよかったのだろう。

 

そしてこの映画がカルト的な人気を博したもう一つの理由はその独特な映像美にある。

ブレードランナーで描かれる未来の都市はこれまでのものとは違い、そこには明るく整然とした未来都市もピカピカの宇宙服を着たような人々もいない。

色んな人種、宗教、文化で混沌とした、猥雑で、退廃した未来の暗部が見事に描かれている。

「あ、こんな未来もあるんだ!」と逆に新鮮な衝撃を受けた。

 

そして忘れてはいけないのがバンゲリスによる音楽。「名画に名曲あり」と言われるが、各シーンに添えられる音楽が実に素晴らしく、この映画の世界感を更に高めることに成功している。

 

また随所に見られるアジアンテイスト。アジアというよりジャパンテイストか?

映画の冒頭で登場する日本人の屋台のおじいさん。

「二つで十分ですよ!」のセリフはファンにはあまりにも有名。

そういや、本広監督が映画「UDON」の中でもパロッてたなぁ(笑)

ビルの壁面の大きなネオンサインに映し出されるのは芸者による「強力わかもと」のコマーシャル。どうも避妊薬として扱われているらしいが、本来は胃腸薬ですから(笑)

これは監督のリドリー・スコットが映画の製作前に東京の歌舞伎町を訪れた時受けた影響が反映されているのだとか。

余談だが彼は後に大阪の舞台に「ブラックレイン」を撮っているが、映像はやはりブレードランナーに通ずるものがある。(ストーリーはそれほど難解ではないが)

これらのジャパンテイストの中には思わず苦笑してしまうところもあるけど、まぁ我ら日本人にとっては悪い気分ではないが・・・。

その他には、劇中の雑踏のシーンの効果音として

「あれ見ろよ、誰か変なものを落っことして(残して)行っちゃったぜ」

等の日本語が使われているとか。

先述のおいじさんが「二つで十分ですよ!」と言ったモノは一体何だったのか?とか。

デッガードが使用した銃(デッガードブラスター)を試作し、そのクオリティの高さにに続編2049で使用されるようになった人とか。

そもそもデッガードは人間なのか?レプリカントなのか?という謎。

 

とにかく公開から35年も経った今でもファンの中ではこういう「研究」や「議論」は続けられていてファン同士のオフ会なども行われているそうだ。

 

そういったコアなファンを未だ惹きつけて止まない「ブレードランナー」

その続編がいかに困難なものになるかわかっていただけたと思う。

であるからいちファンの僕にとっても続編に対して大きな危惧を感じてしまうのである。

監督は前作のリドリー・スコットではなくドゥニ・ヴィルヌーヴ

生憎彼の作品を見たことがないのでどういう監督か知らないが、あの独特な映像美をどういう形で継承するのか?

そして問題は脚本、前作はデッガードとレイチェルの逃避行で幕を閉じる。

その後どういった物語を膨らませていくのか?

ハリソン・フォード演ずるデッガードはどういう役割を果たすのか?

「知る覚悟はあるか?」

の叩き文句はいったい何を意味するのだろう?

 

もちろんファンとして心配ばかりしているわけではない。

 

「ブレードランナー」の続編が公開されると聞いて身体が震えるほど興奮した。

何度も言うが、まさかブレードランナーの続編が観られるとは夢にも思わなかったのである。

同時期に公開され大ヒットした「E.T.」スティーブン・スピルバーグ監督がその続編を「あれ以上の作品は撮れない」と明確に否定している。

ブレードランナーも何度か続編の話は上がったらしいが、これまですべて頓挫していた。

今回どういう経緯で続編の製作が決まったのか詳しくは知らないが、すべてにおいてタイミングが合ったのだろうと思う。

 

もちろん、これはファンとしては絶対見なくてはならない!

それも劇場で!

 

というわけなのだが、せっかく都合のついた日は香川では午前中の上映がなく、朝の上映があるのは一番近いところでイオンシネマ岡山。

マリンライナーを利用すれば坂出から岡山まで45分だしイオンシネマも駅から近いようだからいっちょ行ってみるか!

ってことで、定休日の水曜日、いつもより早く起きて駅に向かうのであった。

高鳴る期待に胸躍らせながら・・・。

 

                                      続く。

 

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いよいよ整理番号の呼び出しが始まった!

戦いの火蓋が切って落とされたのだ!

 

整理番号順に2列で入場する。

もぎりのねーちゃん「いったん出られますと再入場できません・・・あとドリンク代がどーたらこーたら」

もーわかった、わかったから早く入れてくれ!

ねーちゃんの呪縛から逃れると速やかに大人のダッシュ!

おっ!

入って左がホールか!

おぉ!

すでに最前列センターは押さえられているが左ががら空き・・・・

なぬっ⁉

ロープが張られて並べない!

じゃあ右だ!

よし!人2人分くらいのスペースが空いている!

飛びつくようにバーに食らいつく!

よーし!

計算通り最前列ゲットだぜぇ~!

ん?

なにか左のほうで言い争うような声が・・・。

見ると僕の前に入ったはず40代の男性が若い大柄のロン毛の男と言い争っている。

今につかみかかりそうなかなり険悪な様子だ。

なにやら後からロン毛の男が割り込んだというのだ。

 

僕も自分の事で精一杯でじっくり観察してたわけではないから正確にはわからないが、前後の状況と彼らの言い分を元に推測した経緯はこうだ。

40代の男性、この人の整理番号を8番とする、そのあと9番、10番は女性で連れというか知り合いのようでした。

8番の男性は先にバーにつき、後からくる二人の女性のスペースをよりいいセンターに確保していたようです。なぜ後の2人の女性が遅れたのかはわかりません、僕の前に入場していたはずなのですが何をしていたのか分かりませんが一瞬遅れた。

それと8番の男性の場所の確保の仕方も多少甘かったか?

そのあとから来たロン毛の若い男にそのスペースにサッと入られたからたまらない。

「オイコラ!何割り込んどんねん、われ!」(大阪弁ではこうですが実際は広島弁でした)

「オレは何も割り込んでない!」

「いやいや、追い抜かしたでしょ!」と女性。

「いや、無理に抜かしてない、ここに来て、ここが空いてたから入ったまでや!」

と彼も気が強いのか一歩も引かない。

当然8番の男性は収まらない。

「こんなん、認められるかいな、スタッフ呼べや!」

スタッフを呼んで状況を説明しますが、こういうトラブルは当人同士で解決してくださいよ、というスタンス。

 

あ~あ、せっかく楽しいライブになるはずなのに鼻っから水を差された感じ・・・。

しかし8番の男性の悔しい気持ちは察するに余りある。

せっかくいい整理番号を入手し、皆で最高の場所で観覧するはずが一瞬の出来事で憎っくきロン毛にそれを横取りされた。

怒りたい気持ちはよ~くわかる。

しかし、しかしだ。

ロン毛の言い分もわからないわけでもない。

整理番号はあくまで「入場する順序」を保障するものであって、「良い場所」を保障するものではない。

スタンディングのライブハウスで特に最前列の争奪戦はシビアだ。

だから何をおいてもバーに急ぐべきだった。

 

2人はしばらく言い争っていたが、ロン毛が頑として聞き入れないので8番の男性もあきらめたか、それ以上何も言わなくなった。

で、この2人結局隣同士で身体が密着した状態でライブ終了まで過ごすことになる(笑)

で、8番男性と僕の間に1.5人分の中途半端なスペースができ、その半歩後ろに先の女性2人が陣取るという奇妙な位置取りに。

僕は「もっと前に来たらどうですか?」と言ったのだが、2人とも遠慮するのか譲り合って前に出てこない。

 

そんなこんなしているうちにライブが始まってしまった。

海外サイトで直近のセットリストを調べると結構カヴァーをやっているみたいだがジャパンツアーではどうなのだろうか?

 

大声援の中、メンバー登場!

ボーカル&ベースのJack Blades(ジャック・ブレイズ)、6年前に見た時と全く変わらない。今もアメリカンなイタズラ坊主!

リードギターのBrad Gillis(ブラッド・ギルス)、髪は短くなったが今も変わらず茶目っ気たっぷり!今日も得意のアーミングを利かせたギターを聴かせてくれるだろう。

ボーカル&ドラムのKelly keagy(ケリー・ケイギー)、見た目は線が細く年齢を感じるが、今日もパワフルなドラムとソウルフルなボーカルを聴かせてくれるはずである。

この不動の3人に、ギターの Keri Kelli(ケリ・ケリー)と、キーボードの

Eric Levy(エリック・リーヴィー)が加わる。

 

一発目!

ニューアルバム『Don't Let Up』から「Somehow Someway」

まだよく聴きこんでないもののNight Rangerの曲はずっと前から聴いていたかのような安心感がある。

 

それにしても・・・

ち、近い!

僕の位置はセンターやや右より、ブラッド・ギルスの真ん前!

彼がステージのギリギリ前に立つと僕との距離は1メートル位しかない!

ホントに手を伸ばせば届きそうな距離なのだ。

 

 

これらの写真、スマホで全くズーム機能を使わず撮影したのみである。どれだけ近かったかお分かりであろう。

(この日はスマホでの静止画撮影はOKでした)

改めて最前列の素晴らしさを堪能できるライブになりそうである。

 

で、ここで忘れてはならないのが僕の左斜め後方に位置する女性2人。

僕と左の8番男性との間の1.5人分のスペースをお互い遠慮して譲り合って観覧している。

しかし、ライブが始まってしまうと最前列の中途半端なスペースを空けていると左右から押されてそのスペースの確保も難しくなる。

僕も右の方からの圧力に耐えながらなんとかそのスペースを確保してやろうと頑張る!

なんで僕が見ず知らずの人のためにこんなことまで考えてやらねばならんのか(笑)

まぁ、お人好しの性分だろうね(笑)

でも、このままではだめだ!

意を決して3曲目くらいが終わって一段落したところで左の女性に声をかける。

「前に出て来てください、前を空けていると詰まってしまいます、さぁ、あなたも!」ともう一人の女性にも促し、バーについてもらいます。

最前列は少々窮屈になったが、小柄なお二人だったので特に問題なし!

さぁ!これでライブに集中できるぞ!(笑)

 

ここでセットリスト!

01.Somehow Someway
02.Seven Wishes
03.Sing Me Away
04.The Secret of My Success

05.Passion Play
06.Sentimental Street
07.Revelation 4 Am
08.Eddie's Comin' Out Tonight
09.High Enough (Damn Yankees)
10.Touch of Madness
11.Truth
12.Goodbye
13.When You Close Your Eyes
14.Don't Tell Me You Love Me

(Encore)
E1.Sister Christian
E2.(You Can Still) Rock in America

 

ニューアルバムからの2曲を除けば知っている曲、好きな曲ばかり!

そりゃ「デビュー35周年グレイテストヒットライブ」だからね!

 

それぞれの曲が始まると嬉しくて嬉しくて!

歌詞を予習してきたおかげでジャックと、ケリーと、そしてオーディエンスの仲間と熱唱!

それが気持ちいいのなんのって!

彼らもこれらの曲を何十回、いや何百回演奏したか知れないと思うけど、今日ここ広島クラブクアトロ。今までの彼らのキャリアからすれば決して大きな会場とは言えないハコであるが、そんなことを微塵にも感じさせない100パーセントのパフォーマンスを繰り広げてくれている。彼らも日本のファンがどれだけNight Rangerを愛しているのかを知っているのだ。

 

カヴァーですが、結局『DAMN YANKEES』の「High Enough」だけでした。これはジャックが在籍してたこともあるしとってもいい曲なんでね!

 

ライブも終盤に差し掛かりいよいよラスト定番の3曲に!

おまちかね・・

「Don't Tell Me You Love Me」!

Night Rangerの代表曲と言っていい名曲!

イントロを何度聴いてもゾクゾクします。

そして、このブラッドとワトソンのソロの掛け合いを一体何度聴いたことか!

今回は中間に『DeepPurple』の「HighwayStar」を挿入するアレンジでした。

そして・・・

「Sister Christian」

セカンドアルバム「MIDNIGHT MADNESS」からシングルカットされバカ売れ!以後のバンドの運命を左右したとされるバラードの名曲!

ケリーがドラマティックに歌い上げます。

 

そして最後、Night Rangerアンセム・・・

「(You Can Still) Rock in America」!

説明不要(笑)

 

 

今から35年前、高校を卒業後大阪に出て来た。

小林克也の「ベストヒットUSA」で洋楽に出会い、理容専門学校の友達H瀬君やS野君の影響でHM、HRにはまった。

そんな僕が最初に買ったアルバムがこのNight Rangerのセカンドアルバムの「MIDNIGHT MADNESS」だったのです。

野田の新橋筋商店街のレコード屋で買ったと記憶しています。

当時の価格で2500円、決して安くはなかったです。

この頃、レコードプレーヤーは持っておらず、持っていたのはAIWA製のウォークマンのみ、だから買ったのはカセット。

今、こんなカセット演歌でないとないでしょうね(笑)

まさに擦り切れるまで聴きました。

それから35年、僕のHM、HRライフの正に原点となった記念すべきアルバムなのです。

彼らのライブを初めて見たのは2011年。

全盛期に見ることは叶わなかったのですがものすごく興奮したのを覚えてます。

Night Ranger / 大阪公演 at なんばhatch

 

それから6年経った2017年の10月、僕は彼らと再会することができました。

若い全盛期と同じというわけにはいかないが、それでも熱いパフォーマンスを所せましと繰り広げてくれている彼らには本当に頭が下がります。

ブラッド・ギルス60歳

ジャック・ブレイズ63歳

ケリー・ケイギーなんと65歳!

 

僕52歳・・・なんだ?

全然若いじゃん(笑)

 

彼らを見ていると、これからでも沢山の事にチャレンジして、もっともっといろんな事ができそうな勇気が沸いてくる!

 

 

「今日はどうもありがとうございました。」

件の女性からお礼をいただいた。

「いえいえ、そんな!僕は何も。でも、今日は楽しかったですね♪またどこかのライブ会場でお会いしましょう」

そう言ってホールを後にした。

 

出口は大混雑!

今日はお客さんが本当によく入っている。

ドリンクを貰い。

コインロッカーに荷物を入れているので取りに行く。

そこであのロン毛の男と2人きりになった。

今日彼が一人悪者になってしまった感があるが、そういう中でライブは楽しめたのだろうか?

 

ちょっと声をかけてみる

「オレ、近くで見てたけど、君の言い分もわかるよ」

男はちょっと驚いた顔を見せたが

「でしょう?」

と同意を求めてきた。

「とられた人の悔しい気持ちもわかるけどね。でも、まぁみんな前で見れたからよかったじゃない、じゃあね」

男ははにかむ様な笑みを浮かべて

「うっす!」

と答えた。

 

またどこかのライブ会場で!

今度はみんなで仲良く観ようね(笑)

 

さっ!これから一人打ち上げだ!
昼間に目をつけていた渋い店があるのでそこにしよう。

古い焼き鳥の店、席は殆ど埋まっている。

おじさんとおばさんがしているのかと思ったら、なんと若い美人の双子の姉妹がやっているのだそう。

これは流行らないほうがおかしい(笑)

 

今日は本当に楽しかった!来てよかったな♪

広島の街もだいたい要領が分かってきたし、またライブがあったら来よう!

 

Night Rangerの連中も今頃一杯やっているんだろうか?

また再びやってきてくれることを願って2杯目の生を飲み干した。

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久しぶりのライブレポです!

前回レポの大阪梅田クラブクアトロでのAmorphis日本公演が2016年の1月25日だったからそれ以来か・・。

いやその間ライブは行ってたんですよ。

え~と・・・

DirkschneiderDreamTheaterが2回、あとはにLoudness、JourneyPretty Maids・・・

結構行ってますね!

HelloweenDokkenDragonForceはチケットは取ったものの所用で行けなくなりチケットはチケットキャンプで売りました。

レポを書かなかったのは、ライブ自体が悪かったわけではなくて書くのに気乗りがしなかっただけです。

 

今回のNight Rangerデビュー35周年記念グレイテスト・ヒッツ・ライヴですが、情報は早くから得ていたんですが、僕が行ける水曜日が勝手知ったる大阪ではなくて広島とあってそれほど気乗りはしませんでした。

それに前回2011年のライブとそう違わない内容であろうと予想ができたからです。

チケットの入手は問題ないだろうけど、今からでは良番は期待できない。

それで何気なくチケキャンで調べてみると整理番号10番台が許容範囲内の値段で出ているではありませんか!

広島クラブクアトロは行ったことがないのでどれだけのキャパかわかりませんが、整理番号10番台となれば十分最前列を狙える番号です。

これで俄然行く気になってきました。

ライブハウスだから当然距離は近い!それで最前列となるとメンバーに本当に手が届く距離になるはず。

迷うことなく落札!

 

ライブまでの下準備。

今回のライブは最前列が期待できる。

最前列に来る客というのは熱烈なファンであろうと容易に想像できる。また曲も馴染みの深い曲ばかり、ということは熱烈なファンは歌詞のサビどころか全歌詞を覚えてくるに違いない。

彼らと温度差があってはならぬ! 

ジャックにマイクを向けられる可能性もある!

それにやっぱりジャックやケリーと一緒に歌いたい!

ということで僕も改めて歌詞の予習を始める。

まずネットで直近のセットリストをチェックし、それぞれの歌詞をネットで調べてスマホに保存する、そしてセットリスト通りに曲をスマホの音楽アプリで再生しながらのお勉強(笑)

そしてライブの前日の10月3日広島入りして当日を迎えます。

昼間のうちにクラブクアトロの場所を確認しておくことに。

今回は最前列確保のため失敗は許されない。

「広島クラブクアトロ」「広島PARCO本館」の10階にある。

そういえば今は無き「心斎橋クラブクアトロ」「心斎橋PARCO」の上階にあった。

心斎橋PARCOには当時働いていたROYAL21の支店があって、そこには・・・・。

おっと、いかんいかん!また思い出話に脱線するとこだった(笑)

スタッフに尋ねると17時15分からグッズの先行販売があるというからそれまでに来ればいいか。

 

というわけで、それまで時間はかなりあるので前回家族で訪れて以来、2年ぶりの平和記念公園に足を延ばすことにします。

歩いてもそう遠くないのですが、なんでもトライ!

路線バスに飛び乗ります。普段車で移動するのでバスなんて何年ぶりだろ?どうやって料金を払えばいいのかわからない(笑)

無事、平和記念公園に着いた。

原爆資料館は現在本館が工事中ということで別館にて展示物を移設しての展示ということで大きくスケールダウン。あっという間に見終わって拍子抜けするほど。今の時期来た人はもう一度来るべきだと思いました。

今回僕がここに来た目的は前回来た時に見そびれた「被爆アオギリの木」に会うこと。

「アオギリの木」は資料館入口の建物のすぐ北側にありました。

「被爆アオギリ」とは爆心地から1300mmのところで被爆し、幹半分が熱線と熱風によって焼けえぐられましたが、翌年に新芽を出し、傷ついた部分を包むように成長を続け、人々を勇気づけたという木です。

僕はこの人の歌でこの木のことを知りいつか見てみたいと思っていたのです。

 

広島市出身のシンガーソングライター「Metis(メティス)」


必見!「アオギリの木の下で」ができるまでのストーリー。

 

原爆資料館で展示物を見ていると白人の赤ちゃんが展示物の間をハイハイして一人遊んでいる。

かわいい♪

でも、72年前、君のおじいちゃんのおじいちゃんくらいの人達がここに原爆を落として、君みたいなかわいい赤ちゃんが多分何千人も焼け死んだんだよ。

 

今更アメリカ人がどうこうとか、不謹慎だとか言うつもりはない。

こうやってはるばる原爆の事を知るために広島に訪れてくれているのだからありがたいと思わなければ。

この子も数十年後、今度は自分の意志でここ広島を訪れて改めて資料館を見てくれるものと期待したい。

 

そういえば今日観に行くNight Rangerもアメリカのバンド、ここ広島で皆で「You Can Still Rock In America♪」と叫ぶのだから何をかいわんやである(笑)

 

 

しばし平和記念公園を散策し、お好み屋に入って歌詞のおさらいをしーので再びPARCOの10階「クラブクアトロ」に。

時は17時10分。すでにグッズの先行販売の列ができ始めていた。

少し並んで恒例のツアーTシャツをゲット!

開場は18時、その15分前から整理番号順での整列が始まる。

僕の整理番号は11番。

よほどのヘマをしない限り最前列は取れるはず。

最前列を取るために高いチケット代を払い、わざわざやってきたのだ。

失敗は許されない。

しかし、ここは初めてのライブ会場、中の構造がいまいち把握できていない、油断は禁物だ。

 

18時ちょっと過ぎ、いよいよ整理番号の呼び出しが始まった!

無事最前列はゲットできるのか?

 

次回乞うご期待!

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