Excelと仲良しに!(何回目の参加?)
毎日講習をやっています。開催日ごとに誰が参加したかを記録しています。Aさん、Bさん、Cさん、Dさんが参加していますが、それぞれ何日に何回目だったのかを出したいです。↓こんな感じAさんは2/28,3/1,3/2,3/3,3/4と参加しており、それぞれ1回目~5回目です。Dさんは3/2が1回目、3/4が2回目です。さて、F列にはどんな関数を入れればいいでしょうか?………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………「Ctrl+Shift+@」で関数表示。こんな関数です。解説。その時点で何回目?というのは、「最初から今回まで、該当の値が何回出現するか」ということです。例えばF11のセルの「=COUNTIF($E$4:E11,E11)」です。COUNTIF関数は範囲と検索条件を指定して、範囲内で検索条件に合致した数を返す関数です。使い方は「COUNTIF(範囲,検索条件)」です。F11のセルに書いた関数は、「E4~E11の集合の中に、E11の値が何回出現するか」という意味です。 ・最初 →E4 ・今回 →E11 ・検索条件→E11なので、E4~E11の集合(Aさん,Bさん,Aさん,Bさん,Cさん,Aさん,Dさん,Aさん)の中に、E11の値、Aさんが何回出現するか?数えてみると4です。★さて、ここで、もう一度関数を見てみましょう。F4セルは「=COUNTIF($E$4:E4,E4)」、F11セルは「=COUNTIF($E$4:E11,E11)」。範囲が違います。範囲が違う、ってことは1つずつ違う関数を書いてあげなければいけないのでしょうか?コピペできないのでしょうか?否!できます!1つ目のセルに式を入れてみましょう。F4セルは範囲内の1行目のセルなので、 ・最初 →E4 ・今回 →E4 ・検索条件→E4となります。F4セルに関数「=COUNTIF(E4:E4,E4)」を入れて。。。それをコピーしてF15まで貼り付け!あれ。。。値が全部1になってしまいました。F11セルを見ると。。。「=COUNTIF(E11:E11,E11)」となっています。さっき解説したのは「=COUNTIF($E$4:E11,E11)」でした。比較してみると、正解は範囲指定の開始位置がE4ですが、コピペした分はE11。正解の各セルの範囲をよく見ると。。。全部E4になっています。今回のセル、検索条件は下にコピペすると都度変わる必要がありますが範囲の最初は下にどれだけコピペしても開始位置は動いてはいけません。動いちゃダメ、ってことは開始位置を絶対参照にしてあげれば、コピペしても動かなくなります。じゃ、やり直し。F4セルに関数「=COUNTIF(E4:E4,E4)」を入れて。。。最初のE4のところで「F4」キーを押します。「=COUNTIF($E$4:E4,E4)」となって、「$」がつきました。これで絶対参照に切り替わりました。それをコピーしてF15まで貼り付け!できあがり!