フランス大使館が移転したことで、
ジョセフ・ベルモンが設計した
旧フランス大使館庁舎は取り壊されることに。
最後は、華々しくアートという死に化粧をまとい、
日本での建築物としてのお役目を終える。
昔の記憶をすべてリセットした後、
ここには新たに高級マンションが建つ。
かつては日本の中の外国（この場合、フランス）で
行われているのに、なぜか日本っぽい。
「フランスは数少ない日本文化の理解者である。」
意味も無く、そんな言葉が思い出される。
※すべてｉPhoneのデフォルトで搭載されているカメラで撮影してみました。
多くの作家が参加したインスタレーション的な展覧会は、個人的には大好物。
この場所と時間と環境で作品を生み出そうとする
多くの作家のエネルギーから、なかなか日常では味わえない
’生’とか’今’みたいなものを感じることができるからだと思う。
会期中は、もう一度と言わず何度か足を運んでみたい。
「No Man’s Land」展
会場: フランス大使館
スケジュール: 2009年11月26日 ～ 2010年01月31日
木・日 10:00-18:00、金・土 10:00-22:00、休館: 月～水、2009年12月２８日～2010年１月６日
住所: 〒106-3514 東京都港区南麻布4-11-44
電話: 03-5420-8800