イングロリアスバスターズ
テーマ:映画&DVD感想※ネタバレ有りです
ご注意下さい
イングロリアスバスターズ
観てきました~!
簡潔にまとめると
ナチスVSバスターズ
ナチスVSユダヤ人生き残り少女
という内容で
グロイ部分が強烈
な為に批判も多い作品ですが
(本気で強烈です・・・orz)
それを差し引いて考えても
個人的には
面白い映画(興味深いという意味で)
そんな印象を受けました
なんと言えば良いのか分かりませんが
じわじわくる面白さがある
とでも言えば良いのでしょうか…?
と言うのも
なんの意味も無いような会話や小物が
実は伏線になっており
あぁ!このためのモノだったのか・・・!
と後になって
誰にでも分かるよう(その伏線が)回収されるために
それじゃあ実は
(通常であれば意味を考えたりしないシーンでも)
あのシーンや
このシーン
もしかしたら
あそこのシーンにだって
何らかの意味があるのでは・・・?
と
考えさせるような
探究を促す構造になっていたのが大きいと思います。
そして実際
考えてみると様々な解釈が出来る部分が多く
たとえて一つ挙げるなら
ほとんどラストシーンに近いこの部分
ナチス占領下のフランスで
プロパガンダ映画のプレミア上映の為に映画館に集まった
ナチ高官(ヒトラー、ゲッペルス含む)を
(家族をナチに殺された)ユダヤ人の娘
ショシャナが
映画館の貯蔵フィルムもろとも焼き尽くし
ナチスへの復讐を完遂するシーン
ここだけでも
様々な解釈ができます
一つは
ただ単に
傑作映画
ニューシネマ・パラダイスのシーンを引用したという解釈
二つ目は
当時のナチスが
ユダヤ人が得意としていた映画を
彼らから取り上げ
(厳密に言えば映画に限ったことではありませんが)
さらにその映画を
プロパガンダの一環として
ニュース映画
(ヒトラーの演説シーンや戦場の様子を撮ったもの)
を作るなどして
ユダヤ人の迫害、
戦争を推し進める道具の主力として利用していたこと
と
現在では主に
(ナチスによるユダヤ人の)大虐殺
の意として使われている
「ホロコースト」という言葉が
戦時中においてはユダヤ人が自らを
「丸焼きにして捧げる生け贄」
と称する(自虐的な意味合いを持つ)言葉
として使っていたことがあるという
二つのことに
タランティーノ監督が目をつけて
(ナチスが)
散々利用した映画と
散々生け贄としてきたユダヤ人によって
逆の立場
丸焼けの生け贄にされたかのような終焉
(映画館で丸焼け)を迎える
という
If(もしもの)ストーリーとして
これ以上にない皮肉な終わりを演出している
という解釈や
三つ目の
これは他の方のレビューを見て
なるほど・・・!
と思ったものですが
(現在のハリウッドの中枢を担っている)ユダヤ人の娘に
映画館もろとも貯蔵フィルムを焼き尽くさせる
ことによって
タランティーノの、現在のハリウッドに対する批判的な感情を表現しているのでは
という解釈
なんてものがあるかと思います
おそらく
上記以外にも様々な解釈が出来るし、
あると思います
そしてそこがやっぱり面白い!
モチロン解釈うんぬんなんてものが無くても
話題になってる
クリストフ・ヴァルツさんの演技の秀逸さ
を感じるためだけに
観ても良いですし
ブラピ目当てで観て
新たな世界に触れるのも良いかもしれません
ただやはり
批判する人の気持ちもよく分かるので
私自身一つ注意するとするなら
皮肉、ブラックジョーク、グロ(頭の皮を剥いだりする)に
全く耐性の無い方は
やめましょう…!切実
ってな感じでしょうか
とまぁグダグダ言いましたが
一見の価値はある
そう思いますので
注意を踏まえた上で興味の有るかたはどうぞ!
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