コレを知ったら、全国どこでもコメがつくれる!!
だれも教えてくれなかった<完全無農薬栽培の終点“中山間地農法”>
そのすべてを公開します!
(標高800mまでならコメはつくれます。)
こんにちは。
「四万十・自給農の里」のタカハシです。
わたしは、およそ20年前、まるで「農」という文字から
“遠い世界”に棲んでいました。
当時は、エンピツの重さだけを指先でかんじながら、
四六時中、そう、夢のなかでも「しごと」ができる商いをしていました。
ギョーカイのてっぺんをひたすらめざして
モグラのように暗がりのなかを突き進んでいたころ、
全身を射抜かれたように、
とつぜん、「声」が降ってきたのです。
「この手で、コメがつくってみたい」
“コメが”、なんです。“野菜を”、じゃなかった。
「米」に、<光命>と漢字でルビをふった古語学者がいらっしゃいましたけど、
コメ(玄米)は、「完全栄養食」でもあります。
地球上に存在する「主食」のなかでは、唯一、連作障害が起きないいのち、
それが「こめ」なんです。
今日は昨日に引き続き、「塩水選」という
お米の優良なタネモミを選別する2回目の行程に入ります。
*くりかえしますが、「“年間約15000円で家族4人分”の完全無農薬米がつくれるコース」には、
この過程はふくまれていません。
いざ。
◆塩水選◆
①まず、このような容器(“塩水選用など”としてホームセンターで購入できます)に、
「比重1.13~1.17」
の塩水を用意します。
■比重1.13・・・新鮮な生タマゴが、す~っと水面に浮かんでくる濃度。
(通常は、この濃度でかまいません)
わが家では、コチラで塩水選を行います。
↓↓ ↓↓
■比重1.17・・・40 リットルの水(ぬるま湯) に 、「塩約10kg」 を溶かしこみます。
*使用するお塩は、スーパーで売っている 「一番安い食塩」 でかまいません。
(容器の大きさよりちょっと小さめの“青ザル”を、容器にしずめてから、以下を行います)
②「脱ぼう」が終了したタネモミを、用意した①の塩水の中にしずかに落とし込み、
全体のタネモミが塩水になじむように、“すばやく”10秒ほど、かきまぜます。
*「比重1.17」 の場合、約50~約70%のタネモミが浮いてきます。
(このとき、比重の重い「優良なタネモミ」は、容器の底=“青ザル”の底、に沈みます。)
③まだ「脱ぼう」していない残りのタネモミを、
“すばやく” 「脱ぼう機」に入れ、スイッチON!
④(脱ぼう機がまわっている間に)
水面に浮かんだタネモミ(浮きモミ)を小さなザルですくい取り、
“すばやく、ていねいに”ネットに入れていきます。
(このネットは、「浮きモミ専用」のネットとして、浮いたモミをどんどん入れていきましょう)
⑤ ③の脱ぼうが終わったタネモミを、②でおこなったように、“すばやく”塩水に入れます。
(②~⑤をくりかえします)
つづく
わが家の様子はこちらからもご覧いただけます。