過失割合に関する記事というのは、書いていてあんまりおもしろくない。なぜおもしろくないかというと、教科書からの引き写しと判例集からの引き写しが大部分だからである。そんな記事なら、ぼくが書かなくてもだれかが書いているから書く必要がないといってしまえばそれまでなのだけれど、それでも書いてしまうのは、この手の記事はアクセスアップが望めるからである。教科書からの引き写しはだれでもやっていることだが、判例を多く掲載している方はほとんどいない。とりわけ非典型事故に関する判例はそうである。そこに独自性があるといえばいえないこともない。
書いたのは交差点内の直進車と対向右折車の事故についてである。調査員時代はこの種の事故調査をたくさんやった。いわゆるサンキュー事故なんてのもその部類である。この種の事故に遭われた方にとっては切実な問題だが、そうでない方にとっては退屈な記事である。それでもかまわないと言う方には、こちらです。
年末までもう少し。いつもだと日曜日は記事をできるだけ書かないことにしていたが、年内にできるだけ多くの記事を公開したいので、ちょっと頑張ってみようかと思う。