ワウシュヴィッツ

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昨日『ワウシュヴィッツ』という絵本をうっかり手にとってしまい
それからというもの、心がズシーンと重い。

表紙の絵とタイトルで中身は想像ついたはずだし
実際読み進めていくうちに、ああやっぱり…と結果までわかってしまうのだけど
どうにもやめられず。
ずるいよこの題材…号泣するよりもっと重くのしかかってくる。
読んだことは後悔してないけど、いや参りました。

犬に限らず、すべての生き物が天寿をまっとうしてほしい…と思わざるをえない一冊。
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泣けた

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とりぱん9巻の番外編を読んで、泣く。

幸か不幸か、私はペットを亡くす体験をしたことはないんですが
しょうもないけど可愛い、そんなものを慈しむという視点が
今の子育てと被りました。
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唯一はかどるもの

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ここ何日か腰がガタガタ。

料理したり、洗濯したり、物をちょっと移動させるだけでも
いちいち休憩しないといけないから
全然コトが進みません。

横になってる時間が長いから読書だけは進む進む。
昨日で乃南アサの「風の墓碑銘」は終了。
やっぱりこの人は長編のほうが面白い。
今日から天童荒太の「孤独の歌声」です。

あー早いとこ衣替えをすませたいのに。
もどかしい。
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容疑者Xの献身


映画も面白そうだな~と思っているうちに読んじゃいました。


ちなみに、この本は母親が読んだおさがりを送ってきたもの。

『白夜行』がドラマになり、東野氏の著書が本屋で平積みにされまくっていたころ

凝り性&速読の母は、20冊くらい一気に読んで

それを全部宅配で送ってきたのだった。


昔は

「ハードカバーの本は図書館で借りるもの。買うのは文庫本のみ!」

みたいな主義だったけど

図書館だと何ヶ月待ちになるか分からないし

「読みたい本は今読んでおけ」

という主義に変えたようです。


私は、お金がかかることもあるけれど、そもそも本が捨てられない性質なので

ハードカバーを買うと場所をとってしまう・・・

だから、「読んだことがあって、やっぱり手元に置いておきたい本」だけ買います。


それでもやっぱりたくさん本がもらえるのはうれしいので

届くとすぐに読み出すものの

そんなに読むのが速くない&気分屋の私は

とても母親のペースについていけず、今まで100冊もらったとして

まだ30冊くらい残ってます。

この本も3年越しでようやく読めた。


で、本題ですが『容疑者Xの献身』。

『探偵ガリレオ』も読んでいたけど、あれよりもこっちのほうが

グイグイ引き込まれる感じ。


一番の感想は「頭のいい人ってすごいね~」という低能まるだしなものですが。

私は、理論を積み重ねているうちに積み重ねた理論が何だったのか分からなくなり

だんだんどうでもよくなってしまうというアタマなので

そこまで先回りしてアリバイを構築できるとは・・・お見事。

でも切ない。切なすぎる。


ひそかにグッときたのは

天才物理学者の湯川に対して、大学時代の友人かつ刑事である草薙が抱く

友情と職業意識の葛藤なんだけど、映画ではどう描かれるんだろう。

原作にはない役の柴崎コウがとってかわるのかしら。

草薙役が北村一輝っていうのは、なかなかピッタンコだと思うので

この2人のシーンをぜひとも観てみたいんだけどなあ。

つんどく整理

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通勤がなくなって、遠ざかってしまったものの1つに読書がありまして。

あの、20~30分の時間というのは集中するのにちょうどいいんですよね。

家にいると意外に読まない。



でも、昔は読書大好きだったのにーと思うと何だか悔しくて。

しかも、最近実家から続々と送り込まれる大量の本たちに

部屋のスペースをとられ続けているので

ちょっと腰をすえて読み始めてみました。



すると、やっぱり楽しい。

同じ目を使うのでも、ネットとかゲームとはまた違って

頭の中に自分で映像を組み立てているのが分かります。

久しぶりに読書の喜びを取り戻しました。

ちなみに、いま読んでるのは「ふしぎの国の安兵衛」ってやつです。



あとは東野圭吾が20冊近く、そのほか合わせて50冊ほどあるので、

道のりはまだまだ遠いですが。


メイドから読書が始まる

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最近ヒマさえあれば(基本的にヒマですが)読んでるのが

これでアール。



エマ ヴィクトリアンガイド



えーと。

「エマ」って漫画はご存知ですかね?

19世紀のイギリスを舞台に、貴族とメイドという身分違いの恋を

描いたものなんですけど。

ぶっちゃけ、わたくしメイド服にはあまり興味ないです。

それにこの「エマ」も、最初は絵があまり好みでなかったんですが、

漫画はなんでも読むほうなのでとりあえず借りて読んでみたらば。



ハマった。



渡る世間なみにありがちな展開ですが、いーんですそれで。

「あれ?あの問題が解決されないままに終わり?」とかも考えたけど、

それもいーんです。

漫画ですもん、幸せな気分になれればそれでOK。



で、本編の巻末に毎回、作者のひとりごとみたいなのがあって

当時のレディのドレスとか、装飾品、調度品などにもかなりの愛情を持って

描いてるんだなあというのが伝わってきてたわけです。

それを読むうち、こっちまで気になりだしていたんですが

そんな折に見つけたのがこの本。



細かい時代背景とか、文化・交通・食事・住宅・照明器具・・・などなど

ありとあらゆるものが紹介されています。

メイドにもいろいろ種類があって、その仕事内容もこと細かに。

また、竹本泉(「なかよし」の『ストップあおいちゃん!』が好きだったなー)との対談もあり

「エマ」の作者である森薫さんが、いかに緻密に絵を描いてるのか

なんてことも分かって、かなり興味深いであります。



そんなわけで、漫画やメイドさんに興味がない人にもおすすめ。



ちなみに私は、

巻末に紹介されていた19世紀前後の小説が気になります。

「大いなる遺産」「ハワーズ・エンド」「ジェーン・エア」・・・

映画では観たことありますが、今度は活字で追っかけてみたい。




最近、本を読むのもままならない私ですが。



漫画は読んでます。



最近のヒットはこれ。

「とりぱん 1」



岩手に住む女性が

日常の中で出会う野鳥(!)や虫(!!)などの生態を

描いてるんですが、

これが面白くて。



鳥は小学生のとき飼っていて

それ以来あまり縁がないけど、

「たしかにこういう表情する!」って思うし

虫にいたっては、フツーの女子並みに

怖かったり触るのがためらわれたりするシロモノですが

これを読むと、ちょっと虫たちの気持ちや表情を

読み取ってみたくなります。

脱力系、とはまた違う、へにゃ~っとした気持ちよさ。



これはもう、ちょっと行ったから出会えるものではなくて

そこに暮らして、

毎日空を見てたり

ちょっとした空気の揺らぎみたいなものを感じたりしているからこそ

描けるんだろうなあ。



基本的に4コマ漫画なんですが

その後に、季節の移り変わりなどについて描かれたページがあって

これまた自分の中にある詩的な部分を、

ゾワッとなでられたような快感があります。



あと、これに出てくる

「南部せんべいの半生タイプ」っていうの

食べてみたい。



2巻が楽しみ。


白夜行を読んで

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久々に、分厚い本を読み終えたという充実感と、

心の奥にぽっかり穴があいたような喪失感。



ドラマは全然観てないけど

(あ、この前ウチの会社が収録に使われたというので

そこだけ観ました。普段仕事をしてる場所に

山田孝之がいたのがすごく不思議な気分)

あらすじだけは知ってたこの話。

原作は亮司と雪穂の接触が全然描かれないんですね。

次々に起きていく事件の断片だけが

こちらに知らされるので、

不気味な感じだけを残したまま、話が続いていく。



2人のやっていることがあまりにひどいので、

とても共感はできず。

だけど、子供の頃に受けた傷を

絶対的な愛情をもらえるはずの親に

癒してもらうこともできず、

そのうえ、その原因をつくったのが親だというのが悲しすぎる。

想像するしかないのだけど、

心をなくすってこういうことなのか、と思った。



不幸な2人だけど、お互いが必要としあって

ぴったり寄り添ってくれれば・・と思ったんだけど。

どこまでいっても陽の当たらない道を

2人、平行線上で歩いてるような感じが悲しかった。

愛人の数と本妻の立場

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愛人の数と本妻の立場


向井千秋さんの夫、向井万起男さんは

れっきとした医学博士なのですよね。

でも、この本の略歴にも書かれているとおり

最近では、「向井千秋の亭主」という肩書きを

自認されているようです。



ま、それはどっちでもいいじゃん。

って思うほど、この人の文章は

ズルズルと人を引き込む力がありますね。

軽妙でいてズキッとさせられること、しばしば。

「君について行こう」を面白く読んだ私としては、

この本も、あのマキオさんの本だというだけで

思わず手にとってしまったんですが。



たとえば、

ある世論調査で「国民の3人に2人が悩みや不安がある」

という発表があったときに

マキオさんは、

「ということは、3人に1人は悩みや不安がないの??」

ということに呆然としつつ、さらに、

「自分だったらこの記事の見出しは

『なんと国民の3人に1人は悩みや不安なし!』

にする」と言ってるのですね。



ふだん、フッと通りすぎちゃうようなことを、

時には大袈裟に、でもボヤキのような口調で

語っているのが楽しいのです。

すべて数字に関することなんだけど、

数字に興味がない人でもスイスイ読めますよ。

ちなみに、タイトルの「本妻」と「愛人」は

木星とその衛星のお話でした。

フフフという笑いに浸りたいときに、おすすめ。



あと、表紙にも使われているイラストが

何だかとぼけてて可愛いなー

どっかで見たことあるなーと思ったら

川口澄子さんという方が描いていました。



で、川口さんについて調べていたら

今度はこんな本 を発見。

これも読みたい読みたい!





トラベリング・パンツ

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最近、これのサントラばっかり聴いてました。


トラベリングパンツ

トラベリング・パンツ



2、3年前にジャケ買いした本なのですが

実は途中までしか読んでいなく。

秋ごろ、恵比寿で「旅するジーンズと16歳の夏」と題して

ロードショーをやっていたので

たったか走って観にいってきました。



体型が全く違うのに、なぜかどの子にも

このジーンズはピタリとハマる!

魔法を持ってるに違いない!

ということで、夏休みの間離れ離れになった

4人の間をジーンズが行ったりきたりする。

その間に喜びや絶望があったりするのですが、

それらはジーンズの魔力というよりも、

彼女たち自身が考えて行動した結果。

そして大切なのは、離れていても思ってくれる仲間たち。



そんな話も素敵でしたが、4人の女の子たちの個性や仕草が

これまた魅力的でです。

一番近く感じたのは、記録映画を撮っているティビーという女の子。

一見、感情をあらわさないクールな子なんだけど

その中に熱いものをいっぱい持っているような表情が

とてもキレイなのです。



あと、

明るく行動的で、誰もが振り向くような美しい髪をもった

ブリジットという子が、

「走るのが好き。何もコワいものはないという気になるから」

というのが印象的。

つらいことや、自分の中で処理しきれないことがあったとき

とりあえず走ってみる。

もう条件反射として。

何だかすごく分かって、ドキドキした。



サントラもいいです。

英語版しかないので

歌詞の意味がはっきり分からないのですが。

DVDが出たらもう1回観て、シーンと重ね合わせて聴きたいなあ。