ジェンダーについてのお話 2 刷り込まれた自分 | 共同合宿所

ジェンダーについてのお話 2 刷り込まれた自分

社会の慣習や偏見を無視し、かなり奔放に生きてきた自分ではあるが、やはり自分自身が「ジェンダー=社会的・文化的に作り上げられた性別」に刷り込まれているな、と思う部分は実によくあるものだ。


1.かわいいもの好き ・・・ディズニーとか好きだし
2.かわいいものを見ると、「きゃ~か~わ~いい~♪」と言う
3.笑うときに口を手で押さえる
4.化粧をする
5.まゆげをアートワークしたい
6.25歳になってから、自分の歳を言わなくなった。
7.ぷちセレブを目指している
8.ムシが嫌い


1のかわいいもの好きは、かわいいんだからしょうがない。何を好きになるかに基準はないのだから。
3の笑うときに口を手で押さえる、については、その背景として、女が大口開けてガハハ笑いしてはハシタナイ、ということだから、それを考えると不愉快だ。出っ歯やデカイ歯茎を隠すわけでもないのだから(いや、むしろ顔全体隠せって?)。いつからそんなことをするようになったのだろう?不思議。

4の化粧。女は化けてでも綺麗でないといけないのか?私はスッピンが好きである。でも、社会人のたしなみとして平日は化粧をする。ジムに行けば、全部落としてドスッピンでウェートを上げる(性格に言うと恥じらいがなくなった。いえ、「恥じらい」もジェンダーで)。休日はほとんどしない。といわけで、スッピンで生きるには5のまゆげをアートワークしたくなるわけで(?)。

6の年齢については・・・もう完全ジェンダーである。見た目が物語ってるのに歳を隠す、というのは、頭隠して尻隠さず、と同じで、どちらも意味が無い。しかし、年齢を聞かれるときは、女性として興味を持ってもらっていると思うことにしている。

7のぷちセレブ、まあシャレです。

8のムシ嫌い。これは問題だ。ゴキブリぐらい悲鳴を上げずに楽に殺せなくてどうする、と思っている。小さい頃はどんなものも平気だったのに。


とまあ、弊害があったり、自分の中での矛盾の対処に困っていたりするわけだが、だからといって、男のジェンダーというものを基準ととらえてそれに擦り寄ろうとは全く思わない。