なんと、開始ゴングと同時のロックアップで、岡林選手、鼻血!
大日本・両国。サムライの生中継が終わった。4時間半。結果は岡林選手が「先輩」関本選手に21分24秒、初勝利。
「岡林選手、鼻血を出していますね」。放送席は気づくのがかなり遅かった。
開始ゴングと同時の、つまりファーストコンタクトのロックアップの「衝撃」だと思われる。
ロックアップで鼻血を出すなんて…。
ロックアップといえば、長州力。このシーンだけでも長州さんに見てもらいたい。
お前たち、いいロックアップをやっているなって。
いや、長州さんだけではなく、大日本のリングに上がったことのある天龍さん、藤波さんにも、この試合を見てもらいたい。
関本vs岡林。2人のタイプからいって、じっくり、力比べで闘うと思っていたが、まったく逆だった。
開始からエンジン全開だったのだ。それにいちばん驚かされた。
この大舞台で、開始から「エンジン全開」ができる、この2人の成長に驚かされたのだ。
だから、すべては開始のロックアップに集約されている、と思う。
こんな試合をやられたら……さあ、メジャー・新日本さんよ、G1よ、どうする!?