アレルギー性鼻炎(花粉症)と整体治療 | 【大阪】 ジャパン・ヘルスサイエンス専門学院         JHSC整体治療室 = 整体コラム / 心のコラム

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アレルギー性鼻炎(花粉症)と整体治療
患者=Kさん-42才-女性-会社員

 

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① Kさんの病歴・・・20年以上花粉症です。
患者Kさんは、20年以上前から毎年春になると花粉症に悩まされていたそうです。2月のスギ花粉から始まり、イネ科やブタクサの花粉などで、初夏近くまで鼻水・鼻づまりなどの鼻炎症状が続くそうです(☚イネ科花粉が一番強いそうです)。耳鼻科での治療をはじめ漢方・サプリや鍼灸など色々な治療を試されていたそうですが、結局毎春息が出来ないほど悪化されていたそうです。当院へは花粉シーズンの始まる直前の12月に来院されました。

 

 

 

② Kさんの診察
・視診では、腹部膨満が目立ち、お通じの問診をすると2週間ほど排便がない事が日常茶飯事の状態でした。一日の排ガスもかなり多い方との事。
・腹部聴診上、グル音は極めて弱く聴取できました。血管雑音やハム音は聴取できませんでした。
・腹部打診上、ほぼ全面的に濁音で、上腹部が鼓音でした。
・腹部触診上、腫瘤感や抵抗感はありませんでしたが、全般的に粘土状の塊感を触診できました。
・一日中パソコンを操作する仕事をされているので、特に右腕から右肩・肩甲骨・首筋にかけての筋肉群が非常に緊張していました。Kさんも「通常のマッサージでは効果が無い」との事で、勤務中にもビル内の壁の角に肩や背中をゴリゴリと押し付けて、凝りきった筋肉をほぐしているそうです。
・その他特記する兆候は特にありませんでした。

 

 

 

③ 治療目標と整体治療
      ⑴ Ⅰ型アレルギー体質を改善し体内のIg-Eを減少させ、アレルゲンとの反応を抑制する
      ⑵ 肥満細胞の遊離を減少させ、アレルゲンとの反応を抑制する

・平滑筋テクニック
・消化管蠕動運動亢進テクニック
・小腸バイエル板の整体テクニック
・頚部交感神経解放テクニック

 

 

 

 

④ 経過と結果・・・「今年はまだ出ていないんですよ~~~。」
・治療開始後2週間で、少しずつ排便回数が増えてきた。それに比例し、腹部膨満は減少し排ガス回数も減少してきた。


・治療4週目にはほぼ1-2日に一度は排便できるまで便秘が解消した。また、頚部~肩・腕にかけての筋肉緊張も大幅に改善していました。
・治療開始後3か月目にいよいよスギ花粉の時期=2月に入ったが、テレビ等のニュースでスギ花粉飛散の情報が出ていたにもかかわらず、「今年はまだ(鼻水-鼻づまり)出ないんですょ~」とKさんは仰っていました。


・3月後半に入り、いよいよイネ科花粉も飛散する時期がきたが、「まだ、出ていないです~」と仰っていました。


・4月後半になり、黄砂(pm2.5)が多い日に「少し鼻水が出てきました。でも、去年までに比べたら全然ましです。とおっしゃっていました(☚去年の10分の一程度の軽さだったそうです)。

 

 

 

 

 

⑤ 今回の症例の概説、、、100%の体質改善、、、までは難しくても大幅にアレルギー体質は改善できる
・いわゆる花粉症はⅠ型アレルギーで、①アレルゲン(花粉など)と、②Ig-E抗体及び③肥満細胞(ヒスタミンを分泌する細胞)の三者の共同で営まれるアレルギー反応です。①のアレルゲンとの接触を避けるノウハウは整体業務の範疇ではないので、②のIg-E抗体を減少させる体質改善と、③のヒスタミンを大量に分泌する肥満細胞の遊離を抑制する体質改善は、我々整体師の業務範囲であると思います。
その効率的な整体的手法が上記「治療目標と整体治療」でも掲げた様な4つのテクニックです。

 

 

 

・人体最大の免疫組織である小腸には200を超えるリンパ節と、それとは別にバイエル板と呼ばれるリンパ組織があり、日夜体内に進入しようとする抗原(バイキン)に対峙・臨戦態勢に入っていて、形質細胞(Bリンパ球)が抗原を撃退する抗体(Ig)を生産しています。(☚残留便内の細菌の種類と量がIg-E産生に関係しています)


・同時に全身の血管内には同様の目的で抗原に対する免疫反応を誘発する目的で肥満細胞が血管内壁に待機し、刺激が入ると組織(例えば鼻腔内)に遊離・進行します。(☚この肥満細胞の遊離は頚部交感神経幹からの刺激も関与しています)

 

 


・そこで(鼻腔内で)、この三者、つまり抗原(花粉)と形質細胞から分泌されたIg-Eと肥満細胞が出会うと、めでたくヒスタミンが分泌され、Ⅰ型アレルギー反応、つまり花粉症が生じることになります。従って
・平滑筋テクニック
・消化管蠕動運動亢進テクニック
・小腸バイエル板の整体テクニック

によって残留便を排泄させる事で過剰な腸内細菌を減少させ、それにより増殖していたIg-E抗体も減少させ体質改善を促し、同時に
・頚部交感神経解放テクニック
によって、頚部交感神経の過剰刺激を低減させて鼻腔に進入とする肥満細胞への刺激を抑制する事で、同細胞と花粉との出会いを減らし、
⑴ Ⅰ型アレルギー体質を改善し体内のIg-Eを減少させ、アレルゲンとの反応を抑制する
⑵ 肥満細胞の遊離を減少させ、アレルゲンとの反応を抑制する

を達成し、アレルギー体質を改善します。

 


・今回のKさんの症例は、花粉シーズンの3か月前から整体治療を始めたので、シーズンが到来しても花粉と反応することなく、健康的に過ごせたのではないか、と考えます。
ただ、pm2.5に対しては去年の10分の一とはいえ、若干反応したので、来春に向けて適時体質改善の対策を練っておく必要があると思います。

 

 

 

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●参考整体コラム
ストレートネック・スマホ首、、、ならぬ義務教育首、とその関連愁訴

 

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