認知症と歯周病の関係

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https://www.asahi.com/sp/articles/ASKDW651YKDWOIPE019.html

 

 

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歯周病が認知症の症状を悪化させる仕組みを、国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)、名古屋市立大学などの研究グループが解明した。歯周病菌の毒素がアルツハイマー病の原因とされる脳の「ゴミ」を増やし、認知症の症状が悪化するという。

 研究成果が、英専門誌の電子版に掲載された。認知症の6割を占めるとされるアルツハイマー病は、脳の神経細胞の中にアミロイドβというたんぱく質の「ゴミ」がたまり、神経細胞が徐々に死滅することが原因と考えられている。

 研究グループは、アルツハイマー病を発症するマウスに歯周病菌を感染させて、歯周病ではないアルツハイマー病のマウスの脳と比較した。5週間後、歯周病のマウスでは記憶をつかさどる海馬でアミロイドβの量が約1・4倍に増えていた。さらに、記憶学習能力を調べる実験でも、歯周病のマウスでは認知機能が低下していたという。

 ログイン前の続き名古屋市立大学の道川誠教授(病態生化学)によると、歯周病のマウスの脳内では、歯周病菌から出ている毒素や、免疫細胞が細菌を攻撃するために出す色々なたんぱく質(サイトカイン)が増えていた。それによって、アミロイドβが作られる量が増えたと考えられるという。

 道川教授は「歯周病の予防や治療で、アルツハイマー病の発症や進行の抑制につながる可能性がある」と話した。