東京都文京区の成沢広修(なりさわ・ひろのぶ)区長(44)は11日、2月に長男が誕生したことを受け、4月3日から15日まで「育児休業」を取得することを明らかにした。成沢区長は自らが率先することで、男性が育休を取得しやすい環境づくりに一役買いたいとしている。区によると、地方自治体首長の育休取得は男女合わせて初とみられる。

 成沢区長は毎日朝6時に起床し、長男を沐浴(もくよく)をさせてから登庁している。妻、恵美さん(40)は印刷会社の取締役で現在は産休中。成沢区長は「自分も父親として育児の大変さや喜びを受け止めることにした」と取得理由を説明した。

 一方で、「私が育休を取るからには、男性職員が育休を取っても、昇進が遅れることはないようにする」と、現在0%の区の男性職員の育休取得率を上げていくことに意欲を示した。

 総務省によると、自治体の首長ら特別職が育休を取得する法的な根拠はないという。成沢区長の場合、形式的には「有給休暇」となる。区は6月の定例議会に、特別職の育休などに関する条例案を提案し、育休中は報酬が5割に減額されるなどの仕組みを整える。

 成沢区長は「最近は若い首長も増えており、各自治体も特別職の育休制度を整える時代だ」としている。

 成沢区長は平成3年に文京区議に初当選。区議を4期務めた後、19年に民主、自民、公明の推薦を受けて区長選に出馬し初当選した。

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