…日本文化。
こちらの講座も終りに近づき、佳境に入る頃ですが、今回は、今時の人には否定され
がちな日本の特殊性について改めて意を強くすることが出来ました。 国の特殊性とは
要はどれだけ固有の伝統を伝えているかということ、東アジアの歴史の中で日本だけが
漢字使用を訓読によったので、それで伝統を伝えるのが容易だったということです。
無論、全てがちゃんと伝わってはいないでしょう、アレキサンドリア図書館よろしく
蘇我氏の事件や中臣氏の事件で、膨大かつ貴重な過去の文物の故意に焼き尽くされたり
残念な事は多いですね。 それでも幸い、漢字という他国の言語に支配される度合いが
少なくて済んだので、戦乱でもない平時の営みそのものが伝承伝統を蝕む今日のような
心配は無かったのでしょう。 実際、我々の先祖は、別に知識階級や先端的な層でなく
ても、漢字の訓読というただそれだけの恩恵でもって、暦が読めましたし、日本固有の
物事もかなり漢字で書き伝えることが出来たでしょう、非公式には平仮名も使います、
もうバッチリだったわけですね。 バッチリな上に、日本風漢詩&漢文で不便をおして
頑張れば格調も高く、ボケも防いだのではないかしらん?いいですねぇ、というわけで
益々、文道に憧れる今日この頃です。