サッカーの素晴らしさを伝えるような素晴らしい試合も
最後は勝者と敗者に分かれてしまう。
残酷な結末
雨中の闘いをお送りします。
<スターティングメンバー>
ジェフ千葉U-18(敬称略)
--仁平----今関----遵樹--
------井出----長野------
-----------祥-----------
豊川---鈴木--石原---吉永
----------白川----------
ジェフはやはり4-1-2-3の布陣。
負傷なのでしょうか?大塚選手と和田選手がベンチに下がり
豊川選手、遵樹選手がスタメンに名を連ねていました。
<雨中の日立台>
日立柏サッカー場に到着したのは前半の30分頃。
予想以上の周辺の混雑に驚きましたが、それ以上に驚いたのは試合内容。
非常にハイレベルな試合が行われていました。
互いに狙いは激しいプレスとポゼッション。
柏レイソルU-18は8番の身長が低い選手が起点で
ジェフはトップ昇格が内定している井出選手と長野選手。
特に長野選手は夏場に見た時より
いや、この前の水戸ホーリーホックユース戦よりもさらに成長していました。
1点を先制されて迎えた35分頃。
長野選手が相手を引きずりながら突破すると
最後はスルーパスに佐藤遵樹選手が抜け出しGKも交わしてシュート!
・・・も惜しくも体勢が悪く枠の外。
その後も互いにチャンスをつくりますが、見ていてジェフの方がしっかりと
「ゴールを守る」ことができていたように感じました。
さらにジェフはキャプテンの佐藤祥選手の高いボール奪取能力と
卓越した井出・長野両選手のキープ力で柏に襲い掛かります。
ハーフタイムには雨も降り始め寒さも増した日立台ですが
52分、CKから同点弾が生まれます。
左サイドのCK、井出選手がショートコーナーを選択し長野選手にパス

長野選手を巻くように追い越した井出選手に再びパスが渡り
ゴール前を横断すると、右サイドに張る吉永選手へパス。
吉永選手はあえて抉らず、時間をかけずに
逆サイドに飛び込んだ長野選手へ素晴らしいクロスを供給。
GKがまさかのファンブルをして溢れたボールを
長野選手が足で合わせ、バーに弾かれますが、そこに詰めたのは今関選手!!
ジェフが同点に追いつきます

その後、足を攣ったのか、井出選手が不調を訴え
交代が準備されますが、再三交代が見送られます。
井出選手自身が拒否したのか、それともベンチに判断なのか。
しかし、83分には井出選手が交代。
すると、交代を見送っていた理由が見えるかのような柏ペースになりました。
W司令塔で、長野選手と井出選手がキープしていたからこそ
相手には狙いが絞りずらいという側面もあったのかもしれないですね。
祥選手がそれまでよりも前に圧力をかけて
カバーしようとしていましたが、柏の流れは変わらず。
試合の終盤、さらに20分間の延長戦のほとんどを
防戦一方でなんとか凌ぎ切ると、決着はPK戦に委ねられました。
<残酷な結末>
PK戦はジェフが先行。
エース級の活躍を見せていた長野選手が1人目で落ち着いて決めますが
柏の各選手はPKでの駆け引きに秀でていました。
24番の選手が落ち着いて決めて、ジェフの2人目
この日もワイドに入った仁平選手がスポットへ向かいました。
しかし・・・
右足で放ったボールは無常にもクロスバー。
その後、豊川・吉永・祥と合計4人が決めたジェフでしたが
柏は2年生ながらキャプテンを務めた秋野選手が最後に決めて5人全員が成功。
残酷なコントラスト、残酷な結末。
PKを外した仁平選手は涙を流し

GKの白川選手も顔を覆う

選手たちは一様にうつむいたまま挨拶をしてくれました
本当にいい試合だっただけにどちらも勝者にしてあげたいくらい。
でもこれも勝負の世界。
彼らには残されたプリンスリーグを全力で戦って欲しいと思います。
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勝利すれば名古屋グランパスU18戦だったんですね。
この世代は菅澤コーチが名古屋で指導していた世代だけに
戦いたいという名古屋側からの声も多かったようです。
しかしまぁ、こういう試合は本当に胸を打つものがありますね。

ではでは・・・




