川端道喜の裏千家への和菓子 | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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京菓子好きの私のために北山にある川端道喜まで予約をしてくれていたので、一緒に和菓子を買いに行った。

注文していたのは水仙粽一本と裏千家の茶会用のお菓子二個である。



これだけで6000円近くするのだから驚きである。
実質京都で一番高価な京菓子ではないだろうか。
裏千家の茶会用の菓子は外側が道明寺で中が漉し餡の品のいい菓子で確かに美味しいが、ほぼ同じ味わいの東京源太の茶会用の菓子の二倍以上する価格設定は理解できない。



水仙粽は一本一本些細に葉で巻き込んでいる手間には頭が下がるし、



透明感があり雑味を感じさせない粽は美味しいと思うが4000円は超えるであろう値段に購入者が皆納得しているとは思えない。



難しい京菓子である。