尋常ならぬ娘のオタクな映画日記

  ~jeanpaul-cinemaの映画と伊藤英明をこよなく愛するブログ~


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vera    「ヴェラ・ドレイク」



ヴェラ・ドレイク。


彼女は誰もに親切で、誰からも好かれる素晴らしい女性だった。

幸せな家庭を築き、幸せに暮らしていた。

しかし、彼女には愛する夫にさえも言えない秘密があった。

それは、困った女性たちを助けていること。

困った女性とは、経済的理由や、強姦などにより、望まない妊娠をしてしまい困っている女性たちのことで、ヴェラは彼女たちに堕胎処置をしてあげているのだった。

しかし、この時代、堕胎行為は犯罪であるとされており、その行為を行っているヴェラのもとに警察がやってくるのだった。


この映画の最大の魅力は、なんと言っても、イメルダ・スタウントンの演技である。


彼女の演技を観るだけでも、価値のある作品


ベネチア映画祭で金獅子賞をとったというのには、嫌でも納得せざるを得ないほど素晴らしい


こんな迫真の演技、他に観たことがあるだろうか?!と思うほど、とにかく素晴らしい演技だった。



世の中には、こんな風に、人のことを自分のことのように考え、生きている善人もいれば、自分のことしか考えず、自分のためなら人を傷つけることなど厭わない人間もウヨウヨいる。


世の中は不公平なもので、そんな善人には厳しく、悪人には甘い。


神様は悪人の見方なのか??と思わせる世の中を、改めて感じるとともに、

やはり善人が善意で行ったことにしろ、悪事は悪事として裁かねばならない現実のやるせなさを感じた一本であった。


善人を利用し、うまい汁を吸うという人物像も登場しており、人生をまじめに生きていく人間の切なさ、報われなさというものがより強く感じられたように思う





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2×5   「ふたりの5つの分かれ道」




「スイミング・プール」に続く、フランソワ・オゾンの待望の新作。


私の行ける劇場では公開されなかったため、DVDを心待ちにしていた作品。


ふたりの男女が出会い、結婚し、離婚するという、愛の始まりから終わりを、終わりから始まりへと遡りながら語っていくという作品。


この作品を通して、改めて感じたことは、


フランソワ・オゾンという監督は、多くを語らず、しかし、多くを語る監督だ


ということである。


言葉では多くを語らないが、その沈黙した映像からは多くのことが語られている


本で言う行間を読む感じだ


男女の関係というのは、実に難しく、奥が深いということを感じさせられる映画だった。


しかし、大変よくできているなぁと思うのは、出会い、結婚し、出産し、裏切りがあり、そして離婚へと進むふたりのお互いへの感情の変化が、実にうまく表現されている。


愛が消えてしまう過程は、セックスの仕方についてもよく表されており、フランソワ・オゾンはやっぱりすごいな。と思わされた。


そして、夫婦や恋人同士の微妙な不一致というものは、常にどこかにサインが出ており、それは変えられない結末へと導かれていくものであるということを、つくづく感じさせられる作品であった。


とくにおもしろかった!とかよかった!と感じさせられる作品ではないが、男女の関係という複雑なものについて考えてみたいという人にはオススメの一本かもしれない。

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