Good Life Station

一日一日をよりよく暮らすこと、それは誰もが願うことです。
「私たちの暮らしのしくみ」を中心に、様々な切り口から書き綴ります。


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今日は朝から名古屋に行ってきました。
目的はフォーラムの聴講と懇親会への参加です。


毎年3月になると、金融財政事情研究会主催のファイナンシャルプランナー技能士センターのフォーラムが名古屋で開かれます。
名古屋のケースは、毎年「今年の税制改正のポイント」をやるので、今年1年の税務方針を考えたり、租税に対する方針や考え方を学ぶ良い機会です。
私自身も名古屋生まれということもあり、年1回でも名古屋に行けば、「ああ帰ってきたなぁ」という感じになります。


MasakazuのGood Food&Financial Life-名古屋国際会議場

今回の会場も毎年同じ、名古屋国際会議場です。
最後に来たのは昨年の5月なので、10ヶ月ぶりです。


今回の講師は、毎年おなじみ、税理士で元国税専門官の鈴木修三先生。
現在は母校の早稲田大学のオープン教育センターでも非常勤で指導されています。
鈴木先生の解説はあくまで実務中心、そこに理論の裏付けをなされるので、内容が使える上に腹に落ちやすい。それだけあって聞き応えは十分です。


今回の税制のポイントは政権交代もあって、全体的に小粒。むしろ来年以降の税制改正が怖いとか…。
それでも、いくつか個人税制や金融税制・法人税制で重要な税制改正の発表もありました。


税制改正の中身もそうですが、むしろ今回印象に残ったのは、この3つのこと。
初めて私の講義を聴く人のために、ということで話されたことです。

「相続・贈与税の場合、節税対策ばかり考える人がいるが、それは違います。始めに、概算で相続税を納める必要があるかどうかを確認し、必要なさそうであれば、相続でもめないように遺言等を準備しておけばそれで十分事足りる。納める必要でありそうなら、まず納税資金の見通しを確保する。納税資金があれば基本的にそれで十分。なければ、評価を下げる・生命保険で資金を準備する等の対策を立てて、最終的にそれらを踏まえて相続がもめないようにする。これらのプロセスを知った上で、初めて節税や評価減などの話が出てくる。」

「私の話は節税を積極的に薦めているわけではない。しかし、お客さん視点で見たときに、どういうニーズが出てきそうか、それに対してFPの皆さんがどのような回答を返せるか、アイデアを出せるかを知っておく必要がある。」

「節税を行うことは悪いことではないが、むしろ、そこで浮いたお金を一体どのように使うかが重要。」


特に3番目の話は非常に重いです…特に法人の租税対応した場合、浮いたお金が一体どうなるかというのは非常に重要で、設備投資や人材育成など会社の成長に使われるならともかく、単に会社の懐を暖めるだけとか社長の私腹を肥やすための散財材料とかとなれば、それはそれで従業員としてはたまったもんじゃありません。


懇親会では、あまり多くの方とお話は出来ませんでしたが、本業に通じるような濃密な話をしたりもしました。
初めての方もおられ、とても役に立ったと仰っていました。


年に1回の貴重な機会はこうして幕を下ろしました。

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