おはようございます。
東京の日本語教室JLPT ACADEMYの講師です。
今、漢字検定のテキストを開いています。
外国人のための漢字のテキストはたくさんありますが、漢字の学習に漢字検定のテキストを使用することがあります。それは、上級の人、漢字検定の資格を取りたい人、帰国子女などで日本の学校教育を途中まで受けた人などです。
私が日本語が母語でない人の授業で多く使用する機会があるのが、4級と3級です。
4級が中学修了程度。
でも、私は中学生のときにこんな難しい表現を使っていたのだろうかという言葉もたまに出てきます。
外国人向けの漢字の本は、日常の使用頻度の高い語彙で構成されていますが、漢字検定ですと、そのときに習うべき漢字に合わせて言葉が出てきます。例えば、「偉」の漢字を見ると、外国人向けのテキストなら、上級レベルでも出てくるのは「偉業」「偉人」ぐらいまで。でも、漢字検定だと「偉容」や「偉観」なども出てきます。
こうやって見ると、日本語教育と国語教育は違うんだと実感します。
話は変りますが、先日、日本に何年も住んでいて、昔教えていた学生さんから、
「準1級に合格しました!次は1級です。先生も1級に合格してください」という連絡が来ました。
それを読んで、お~!と思いました。
私が1級を目指すかどうかは、ゆっくり考えます(笑)
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