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February 09, 2012 14:38:17 posted by jazztronica-room

Any Time, Any Place / Janet Jackson

テーマ:ブログ
先日のJazztronica!!にご来場の皆様有り難うございました!

さて、ますますコメントが無くて寂しいベッキーですが、
性懲り無くもブログを更新させて頂きます。

DJしていてお客さんに「この曲なんですか??」って昔はよく聞かれたものですが、
最近はみんな知ってるのか、知りたくもないのか、それとも単純にシャイなのかは
分かりませんが、あまり聞かれません。

それでも他のDJたちと「あの曲なんだっけ?」的な会話は日常茶飯事なので、
お互いDJ同士の音楽的趣味に共通項を見つけては楽しくビールに舌鼓を打つのは
クラブでの楽しいひとときの一つです。

ただ、たまーに、DJ中にフロアでテンションが上がった人がブース越しに曲名を聞かれる事があります。
だよね、そりゃたった今テンションを上げてくれているその曲を知りたいのは当然です。
で、前回イイ感じに盛り上がったお客さんに曲名を聞かれたその曲は、
私自身もその昔イイ感じに盛り上がってDJに曲名を聞いて知った曲だったんです。



忘れもしない
かつての西麻布YELLOW。

もう時間は5時を回り、
外はほのかに東の方から明るくなって来た頃。
ミラーボールはまだ青い光をフロアに落とし、
その光はゆっくりと弧を描きながら、
フロアで踊っている足にぶつかっては、
その人影を駆け上がっていた。

DJはDope RealとUREIのノブを優しくつまみ、
大音量の中、緩やかに音質を調整しながらビートを繋ぐ。
ちょっと歪んだキックとつぶれたスネアの音の反復から
突然、オルガンがスタッカートを刻みだし、
2人のジャネット・ジャクソンの声が左右のスピーカーから溢れ出す...



曲が終わって余韻に軽く浸りながらも、ブースに駆け寄った。
DJはダニー・クリヴィット。
「ダニーこの曲はなんだい?」
「ジャネットだよ。Anytime Anyplace。」

ジャネット・ジャクソンという名前に耳を疑ったが、
翌日、名古屋のバナナレコードで偶然にもその実物の12"を見つけてしまった。
R KellyがプロデュースしたそのシングルのB面の内側に謎の
D&D House Mixというクレジットが...
「まさかこれか??」

すぐレジに駆け寄って試聴機に盤を乗せて針を落とした
その瞬間、店内が一瞬だけ前の晩のYELLOWのフロアへと
姿を変えていたような気がした。



***終***







PS:
そのYELLOWがクローズした最後の夜、
フロアで踊っていたジョー・クラウセルが、
DJ中のダニーにこの曲をリクエストする姿を見た。
そのあと直ぐにYELLOWのフロアでこの曲がかかって
ジョーがいつもの祈るような姿をしたときの景色も忘れられないなぁ...

January 27, 2012 12:33:35 posted by jazztronica-room

Esperanza Spalding / Winter Sun

テーマ:ブログ
皆様、今週末土曜は待ちに待ったJazztronica!!です。
オープンは22時からなのでご注意ください!!

2012年1月28日土曜日
JAZZTRONICA!! at THE ROOM 渋谷
[JAZZ / HOUSE / CROSSOVER]
[DJ] RYOTA NOZAKI(Jazztronik) /SHUYA OKINO(KYOTO JAZZ MASSIVE) / ATSUSHI UEGUCHI / RYO KAWAHARA / YASUHIRO / KEN
[PERCUSSION] TAKASHI NAKAZATO
[OPEN] 22:00
[CHARGE] 2500yen(1D)
*学生割引(大学生・専門学生)2000yen(1D)※学生証を必ずエントランスでご提示下さい。


ついでにいつものお勧め楽曲紹介でもしようかなと...


Winter Sun / Esperanza Spalding

個人的に女の子が演奏しているとドキッとしちゃう楽器はベース。
なんか男っぽい楽器ですよね。ベースって。

女の子のベーシストでぱっと思い浮かぶのは
ミシェル・ンデゲオチェロでしょうか??
歌も歌いますよね、彼女。

でもミシェルはなんかムキムキで、声もちょっとドスが効いていて、
ちょっと男っぽい...

そこで、私がベスト女性ベーシスト(あくまでも個人的好みだけで)推すならば、
エスペランサ・スポルディング。
スレンダーなスタイルに可憐な歌声、なんか友達っぽい優しいMCに、
エキゾチックなスマイル。
すいません、個人的には100点。超好みです。

彼女は、オバマ大統領のお気に入りで、
自身のノーベル平和賞の受賞式で演奏させたり、
ホワイトハウスに招いたりしたのがきっかけ(?)でちょっとずつ話題になっており、
昨年はグラミー賞の新人賞を受賞し一気にブレイクした感がございます。

曲調もいわゆるR&B/ソウルの延長ではなく、
ブラジル~ラテン~ジャズの文脈という感じで、
すごくマチュアな感じがします。

最近、私は家でリラックスして居るときは彼女のCDをしょっちゅう聴いております。

是非次の来日公演の際には観に行きたいなぁと思っている今日この頃です。

ベッキー


Winter Sun (Live at North Sea Jazz Festival 2011) / Esperanza Spalding
January 24, 2012 02:01:05 posted by jazztronica-room

今週末はJazztronica!!

テーマ:ブログ
フライヤーアップしました!

今週末土曜はJazztronica!!新年1発目です!!
今回はレギュラーDJ陣と中里さんのパーカッションで濃密にお届けいたします☆
ぜひ遊びにいらしてください~。

今回もオープンは22時からになりますのでご注意ください!

November 15, 2011 11:26:37 posted by jazztronica-room

フライヤー&変更事項!!

テーマ:ブログ
こんにちは!

フライヤーが完成しました!!
Jazztronica!!の素敵な新ロゴですね!

今回は、パーカッション中里さんによるスペシャルなショータイムがあります!
12時くらいを予定しております^^

それと!今回から、より濃縮したものをお届けするために、
イベントの時間が20時から22時に変更となりました!

オープン時間は22時からです!
皆様お間違えなくお願いいたします!!!

November 12, 2011 01:00:14 posted by jazztronica-room

Aquarian Dream - You're A Star

テーマ:ブログ
こんばんは、ベッキーです。

今日は皆様に格言をドロップしようと思いまして、
筆ならぬMacを取った次第でございます。

「ドラマーのリーダー作にハズレ無し」

もはや私の座右の銘と言っても過言ではない、
とっておきの言葉なので皆様ありがたく頂戴して頂ければ幸いと存じ上げます。

リーダー作ならずとも、ドラマープロデューサーの作品もその限りでございますので、
こちらもお見知りおきをお願い申し上げます。

さて、変な日本語を多用して一見丁寧風な文章で始めてみたものの、
若干怠くなって来たので、普段通りに続けさせて頂きます。

リーダー作とは、アルバムのアーティストとして表記されているということと
ほぼ同義語です。

例えば、日本のアイドルバンドTOKIOの顔と言えば、ヴォーカルの長瀬君。
そしてメンバーはいつも通りのTOKIOの面々です。

が、しかし、あるときキーボードでTOKIOのリーダーである城島さんが、
あるとき自分のソロを作ろうと思い立ち、いつもどおり彼がイニシアチブをとって
いつものメンバーを若干入れ替えつつも、セールスを気にしてやはりTOKIOの顔の
長瀬君にも全曲ヴォーカルを取らせて、誰から見てもTOKIOっぽいアルバムを作って、
「城島茂"OSAKA"」というアルバムを作れば、城島茂のリーダー作と言えてしまうのです。

分かり辛い説明ですね。
わざとややこしくしているので、気にしないでください。

で、本題のドラマーのリーダー作についてですが、
例えるならばTOKIOの松岡君が....

...すいません。分かりづらいので辞めておきましょう。

兎に角、ドラマーリーダー作というのは則ちドラマープロデュース作。
メンバー、レパートリー、アレンジ、キー、テンポ、あるいは作曲のすべてに関して
ドラマーが決定権を持ち、彼の名の下、責任のもとリリースしたアルバムにハズレが無いのである。

その理由は?

と、聞かれても実は、経験的にドラマーリーダー作にハズレが無いとしか言いようが無く、
もっともな理由はよく分からないのである。
すいません。

というのもリズム以外の音楽理論に疎そうなドラマー。
一般論的、というか日本の組織的な考え方だと良いアルバムが出来る筈が無かろう。

でもなぜか「良い」のである。

個人的な読みだと、良くも悪くも、他の楽器についての細かい話しは、
それぞれのミュージシャンに完全に任せているからこ、
それぞれの良い部分が引き立って、結果良いアルバムになっているとのでは?
また、リズムとグルーヴ、則ちクラッシックで言うとこの指揮者の役目を
どんなバンドでもドラマーが大きく担っており、演奏中に目立った主張はしにくいけど
他のみんなはドラマーを頼りに演奏していると言う事実があるからなのではと...も思っている。

とまあ、そんな事はおいておいて、
私のドラマー買いの先駆けとなったドラマーはNorman Connors。

Pharaoh Sanders(みんな大好きYou've Gotta Have Freedom)、
Carlos Garnett(Two banks Of FourもカバーしたMother Of Future、Banks Of The Nileなど)、
Gary Bartz(HFクラシックI've Known Riversから、Music Is My SancturaryからのふざけたジャケのThe Clownなど)、そしてなんてったってHerbie Hancockなどのスピリチュアルジャズの
アーティストのサポートからキャリアを始めた70年代の初期の影響か、
初期のリーダー作はスピリチュアルジャズ寄りなのだが、
後半から80年にかけて、いきなり真反対のディスコ~R&B作品を量産しはじめる。
(HerbieもGary Bartzもおなじ道を辿っているのも影響したか??)
なかでもメロウな作風のR&Bが結構ヒットし、一躍R&B界の人気プロデューサーに。

その中で彼がプロデュースしたグループ「Aquarian Dream」が
今回のブログで紹介したい曲を演奏したグループである。
(あ~、長かった...)

日本語に訳すと「水瓶座の夢」とにでもなるだろうか??
(ちなみに彼の周りのアーティストはみんな星座にまつわるタイトルやジャケットが
多い気がするのは気のせいかな???)

マイナーなディスコ~ファンクバンド。
ちょっとオタクっぽいSly & The Family Stoneとでも
言えば良いのかな???
サイケデリックを目指したけど酒しか飲みません的なグループ?
むちゃくちゃやりたいけど生真面目な性格が演奏に出てしまうんです。
ジャケにもその謎な迷いが読み取れます。

Aquarian Dream "Fantasy" (LP/1978)
$JAZZTRONICA!! @ The Room

1曲目の「You're A Star」がUKで小さくヒットし...
調子に乗って直ぐに2ndを出すも...

Aquarian Dream "Chance To Dance" (LP/1979)
$JAZZTRONICA!! @ The Room

ちょっと色気を出してお洒落ジャケットにしたのが評判良く無かったのか...??
まったく売れず...

しまいにはプロデューサーのNorman Connors名義に吸収され、アルバムタイトルに使われ、
ジャケもかなり意味不明になり...

Norman Connors presents Aquarian Dream "Aquarian Dream"(LP/1980)

$JAZZTRONICA!! @ The Room

そしてその後、彼らの名前を聞く者はおりませんでしたとさ...おしまい。



...と、一筋縄でいくわけにはいかないのが音楽の歴史の面白いところである。

とこちらのバンドで一時期コーラスを担当していたSylvia Striplinという女性は、
すぐこの後にRoy Ayersの個人レーベルから永遠のクラシックス
A: Give Me Your Love / B: Can't Turn Me Away
の12"シングルをリリース。10年後にUKクラブ界隈で大ヒット。

そして、同じようにAquarian Dreamの唯一の軽ヒット曲"You're A Star"も
レアグルーヴディスコクラシックスの殿堂入り(私の勝手な推薦ですが..)
を果たし、その12"は居間もレア盤としてレコードディーラー達の優良投資物件として
日々トレードされているのであった。

                                <ベッキー>



Aquarian Dream - You're A Star

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