横浜市鶴見区鶴見中央の鶴見川で、袋に入った女性の遺体が見つかった事件で、県警捜査1課は11日、遺体の頭部に殴られたようなあとが複数あったことなどから殺人・死体遺棄事件と断定し、横浜水上署に特別捜査本部を設置した。女性は60~80代とみられるが、身元は分かっておらず特定を急いでいる。

 司法解剖の結果、死因は外傷性くも膜下出血。身長は約140センチで、頭髪は白髪交じりの丸刈り。腹部に縦18センチの手術痕があり、胃がすべて摘出されていた。両手足に皮下出血のあとが複数あったという。推定死亡時期は5月上旬で、全体に腐敗が進んでいる。衣服は着けておらず、身元を示す所持品はなかった。

 特捜本部によると、遺体が入っていたのはポリ袋のようなもの(縦80センチ、横40センチ)で、紺色で上部が締まるきんちゃくタイプだった。ひざを曲げた状態で、首から下が入れられており、袋の口は閉じられていた。袋の外側に、いかりのようなものが複数付けられていたといい、特捜本部は沈めるための重りだったとみている。

 県警のこれまでの調べでは、女性は10日午後3時半ごろ鶴見川河口に近い臨港鶴見川橋付近に、あおむけに浮かんでいるのを通行人の男性に発見された。川の流れが緩やかなことなどから、発見現場付近の川岸から投棄された可能性が高いとみて調べている。

 情報提供は横浜水上署特別捜査本部電話045(212)0110。
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 現場近くに住む無職男性(74)は「2、3日前から紺色っぽい袋にくるまれたものが浮かんでいた。ごみなら流れていくのに、何日も動かないのでおかしいと思ったが、まさか人だったとは」と動揺していた。近所の男性高校教諭(42)は「早く解決してほしい」と願った。

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