長かった冬も終わり、山形にもようやく春が訪れました。
訪問診療の途中に「東の杜資料館(ひがしのもりしりょうかん)」があります。

 

東根市の歴史がわかる「東の杜資料館」入口 

 

「東の杜資料館」駐車場

 

藩政時代の旧家、横尾家の酒蔵を利用した東根市の歴史民俗資料館です。 

東に御所山、西に葉山・月山・朝日連峰をのぞむ台地に建つ横尾家は、山形城主最上義光の家老志村伊豆守の末裔で、明治21年より酒造業を営み、この地の人たちは東の館(おやかた)と呼びました。銘酒「東養老」は横尾酒造店のかつての酒蔵です。その名にちなんで「東の杜資料館」と命名されています。

 

「東の杜資料館」説明板

 

駐車場から目に入る白壁の土蔵が前倉で、大正10年の建造です。

 

「東の杜資料館」の白壁

 

縄文時代の異形注口土器、長瀞陣屋絵図、東根城絵図、紅花絵巻などの東根の歴史、民俗資料などが常時展示されており、これらの貴重な資料から東根の歴史を知ることができます。 この資料館内には東根市三日町出身の児童文学者 国分一太郎の資料展示室もあります。

 

「東の杜資料館」内の国分一太郎資料展示室

 

ひがしね祭り(第26話)で使われた七夕田楽提灯等の展示、ミニコンサートの開催など、地域文化の拠点として利用されています。資料館の近くには養源寺(東根城主 里見家菩提寺)、東根城址、日本一の東根の大ケヤキ(第15話)があります。
 

ちひろは東根の自然や歴史・文化にふれ、先人がここから新しい文化を創造してきたことを知るのでした。               

           
(平成29年3月28日)

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