ここ山形では新年の行事として各地区の町内会を中心に御柴灯(おさいとう)が行われます。

 

子供たちが作ったミニ雪灯篭


御柴灯(おさいとう)は、小正月に古くなった御札や御守りなどを木と一緒に燃やし、新年の無病 息災を祈る伝統行事の一つです。御柴灯のような行事は日本各地で行われていますが、「どんと焼き」「火祭り」「左義長(さぎちょう)」など各地方によって呼び名が異なるようです。
民俗学的見地からは門松や注連飾りによって出迎えた歳神を、それらを焼くことで炎とともに見送る意味があるとされています。


ちひろの住む東根市(ひがしねし)では、町内の子供会に所属する小学生たちが降り積もった雪をバケツやペットボトルなどを使って上手にミニ雪灯籠を作ります。

 

ペットボトルを利用したミニ雪灯篭

 

夕方になるとロウソクに炎がつき、ミニ雪灯籠に灯りが灯ります。

 

ミニ雪灯籠を見つめるセラピー犬Koro(トイプードル、4歳、メス)


町内の住民たちが集まり、神事、御祈祷が行われます。

 

御祈祷

 

御祈祷

 

祈祷に参加する町内会の住民たち)
 

いよいよ着火です。

 

着火
 

次第に炎が広がり辺りは明るくなりました。

勢いよく燃え上がる炎をちひろとKoroはじっと見つめていました。

 

燃え盛る炎を見つめるちひろとセラピー犬Koro(左)

 

燃え盛る炎 

 

炎をじっと見つめるセラピー犬Koro

 

院長:「御柴灯はどうだったかな。」
 

ちひろ:「楽しかったです。」
 

院長:「都会ではなかなか経験できないからね。」
 

ちひろ:「玉こんにゃくはおいしかったですよ。おかわりしちゃいました・・・」

 

ちひろは玉こんにゃくが大好きなのです。
厳寒の冬に赤々と燃える炎を見ながら食べる温かい玉こんにゃくや甘酒は最高です。

無料で配られるこれらの食べ物や飲み物を町内の住民たちは毎年楽しみにしているのです。

 

甘酒や玉こんにゃく(無料)を取りに屋台に集まる参加者たち


外は厳しい寒さで冷えますが、体の中はぽかぽかと温かくなるのです。
御柴灯は雪国山形の小正月の風物詩になっているのです。

 

(平成29年1月13日)
 

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