7月下旬となり、どんよりとした曇空の日が続いていますが、時折、真夏の日差しが照りつけることがあります。

 

曇り空の下のブドウ畑

 

山形ではまだ梅雨は明けていません。

 

訪問診療の移動の際、曇り空の下で、ブドウ畑をそっと覗いてみると、緑色の未熟なブドウの房がぶら下がっていました。

 

未熟なブドウの房

 

きっと秋には甘く、おいしいブドウに育つことでしょう。

 

畑には山形県の県花である紅花(べにばな)が咲いていました。モンシロチョウが紅花畑を楽しそうに飛び回っていました。

 

紅花畑を飛ぶモンシロチョウ

 

紅花

 

江戸時代に、紅花は最上川流域で急速に栽培が拡大し、最上川の舟運を通じて取引され、山形と京都や大阪が深く結びつきました。1800年前後から近江商人と山形商人が活躍し、「最上千駄」といわれるほど発展しました。紅花から採れる染料、口紅・頬紅用の紅(べに)は高価で、紅花商人たちが財を築いたといわれています。

 

別の畑にはタバコが栽培されていました。

 

タバコ畑

 

タバコの花

 

訪問診療が終わり、クリニックに帰ると、院長がニコニコし、ちひろに封筒を渡しました。

 

院長「初ボーナスだよ。まだ入社4ヶ月の新入社員だから少ないけれども・・・。」

 

封筒の中には夏季賞与明細書が入っていました。

 

ちひろは一瞬、間をおいて、

 

ちひろ「ありがとうございます。 また、明日からまたがんばります。」

 

この日、クリニックの職員たち全員に夏季賞与が支給されたのでした。

 

山形ではこれから夏本番を迎えようとしています。

 

(平成28(2016)年7月25日)

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