みなさん、こんにちは。
まずはいつものひとポチを!
↓
今日は木曜日ですので、甲冑作りの日です(^o^)
(・・・すみません、特に曜日は関係ありません)
多くの方々から過分なるご芳志を頂き制作しているところ・・・ですが、特に拙ブログでなど実名を出して一人ひとりに御礼するのはちょっと危険ですので控えさせていただき、この場にて御礼申し上げたいと思います。
たくさんのご協力、誠にありがとうございます。
みなさんのお名前をしっかり記名して、良い甲冑を作り奉納いたします!
1領目はこんな感じ↓で自分のために作ったのですが、地域に根ざした鉄板コスプレは見物客を盛り上げ、歴史好きを増殖させて、この抱っこした赤ちゃんも20年後には俺の仲間(笑)
・・・というわけで、こういう子供たちが将来日本大好きな大人になって活躍できる日本を、今、守れるように、沖縄に出現した龍柱に対抗すべく、国「体」を守る甲冑を完全手作りで奉納する「沖縄 鋼鉄の護国武人具足計画」の進捗状況をお知らせいたします。
(完成予想図)
あ、ちなみに沖縄でも本州側で見られるような甲冑や刀剣の残欠部品が出土しているんですよ。
こんなことを知られると困る、中国側の歴史学者や独立運動家など、特定思想の人達もいると思うので(笑)、どうぞ御覧ください↓
【琉球王国首里城から出土した「日本」の証拠】
http://ameblo.jp/japangard/entry-12120314790.html
さて、今日は頑張って草摺に縅糸(おどしいと)を通す縅孔(おどしあな)を空けます。
その前に甲冑の各部を連結する、この縅し方のお話を少々。
袖(肩先からぶら下がっているブラインドのような防具)や草摺(スカート部分)の縅し方には、いくつかの方法があります。
まず、表面のほとんどを覆う毛引縅(けびきおどし)
↓
二本ずつ揃えて縅し下げる素掛縅(すがけおどし)
↓
ごくまれに、縅糸を表に出さず家地に縫い付けたもの
↓(大阪城天守閣蔵の、後藤又兵衛さんの甲冑草摺部分)
・・・などが存在します。
で、本当は簡単な素掛縅(すがけおどし)にしようと思っていたのですが、師匠に
「奉納するんだね、楽しみだねぇ。
・・・で、縅は素掛なの?」
と聞かれたこの時、ものすごい空気圧を感じて
「い、いえ、もちろん毛引縅で行きます!」
と答えてしまい、
「そうだよね。見栄えがいいから、そうでなくちゃね」
と頷く師匠の迫力で決定しました(^_^;)
・・・でも、毛引縅って、一体いくつ孔を開けるんだろう?
ちょっと計算してみました。
草摺は7間5段下がりで、横の孔の数は、前回お伝えした、生革に貼り付けた竹ひごの本数と同じ数を空けるのですが、
・・・縦の孔としては、その竹ひご1行ごとに
① 上段から受ける孔
② 受けた糸を返す孔
③ 次の段に縅し下げる孔
④ 敷を絡み付ける上の孔と
⑤ 同じく敷を絡み付ける下の孔
と、一本の竹ひごに5個づつ孔が必要。
一つの板札にこんな風に孔を開けるのです。
数えるのが大変なので、真ん中の段の竹ひごの数を参考にした概算なのですが、
横一列(格段の平均)33孔 ✕ 5列 ✕ 5段下り ✕ 7間 = 5775孔、最下段は縦に4列しかないので、ここからだいたい280孔を引くと、5500孔くらいになるかな?(^_^;)
・・・悩んでいても進みませんので、穴空けます!
これをあと34枚、穴あけます!
生革と竹ひごですから、鉄板と違い、ドリルは面白いように入っていきますが、調子に乗って、孔を空けてはいけない部分まで空けてしまうことも・・・。
予備部品を作っておいて良かったです(^_^;)
でも、本物を超える「坂東オリジナル本切付小札」ですから、師匠がこの程度で「良し!」と言ってくれるはずはない。
師匠が「本小札」と見間違えるくらいの仕上げにしなくてはならないのです。
細かい作業はまだまだ続きます。
今回も超マニアックなお話で、ついて来れなかった方、すみませんでした(^_^;)
(つづく)
※ 甲冑作り資金のご協力お願い(^o^)
長期長時間に渡って進める甲冑づくりに、資金面でのご協力をいただけた方のお名前を、甲冑の胴の裏側に明記して、沖縄の神社に奉納いたします。
恐れながら、一口1万円とさせていただいております。
下記リンク詳細をご覧の上、ご賛同いただけましたら、どうぞよろしくお願いいたします。
【沖縄護国武人計画】
http://bandou.an-an.org/index.php?沖縄護国武人計画
お振込先は、こちらです。
↓
ゆうちょ 店名 019店
口座種別 当座
口座番号 0450828
名義 坂東 忠信
みなさんのご参加をお待ちしております! <(_ _)>
・・・おっと、ポチ忘れにご注意を!
価格:62,640円 |
価格:23,760円 |
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