「奥さん」

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3月8日は国際女性デーだそうです。

イタリアではフェスタ・デッラ・ドンナという女性のお祭りでミモザの花が女性にプレゼントされる日だとか。(我が家はイタリアの血はどこにも入ってませんので、そもそもこの日も他人事な感じで毎年過ごすのですがね。笑)

 

少し前から朝日新聞のウェブで国際女性デーにちなんで興味深い特集記事が続いています。一度読んで面白かったので日々チェックするようになったんですが、昨日はこちらの記事に出会いました。全面的に肯定というわけではないですが、少し頷ける点もあるので紹介します。

 

実は前回日本に帰った時に友人や家族以外の日本の人と接する機会が多く、その時にものすごくビックリしたのが

 

初対面の人は私のことを「奥さん」って呼ぶんだ・・・・!

 

ということ。

 

状況的に夫が外国人で云々ということをその人たちに説明しないとダメで既婚者であるということが明らかになったら私は即「奥さん」なんだ、ということがもうすごい驚きでした。

 

そういえば子供の頃、自分の母と近所のおばさんたちが話しているのを聞くと、お互いに「奥さん」って呼び合っていたなーなんて思い出しましたが、「奥さん」ってなんだか変な言葉ですよね?主婦の総称なのかな?ずっと「奥さん」って言ったり言われたりしているとそんな違和感などなくなるものなのでしょうが、別に「奥さん」じゃなくて普通に苗字で「◯◯さん」で良いと思うのですが・・・。

 

つまらないことですが、なんだか「奥さん」って言われた途端に夫の「奥さん」であるというアイデンティティー以外ありませんよ、あなたには、といわれたような気がしてどうも居心地悪かったのです。

 

私はフェミニストではないし、むしろフェミニズムが専門の人とかに会うとあまりお話ししたくなくなるタイプの人間なのですが爆弾いざ自分がそういうカテゴリーでくくられると途端に「ちがーう!!」とか言いたくなったりして。もちろん、慣れの問題もあるかもしれません。親しければファーストネーム(下の名前)、親しくなければ苗字で(ドイツ語ならフラウ・◯◯)と必ず名前で呼ばれ続けていれば、自分のことを認識するのに自分の名前以外のものが来るのはどうにも不自然ですものね。

 

ま、かといって「主人」とか「嫁」とかを廃止せよ、とも思わないのですが、「奥さん」は自分にとって違和感満点の言葉だなぁ、とこの記事を読んで思った次第です。

 

この朝日新聞の特集についてのツイートも紹介されているのですが、こういう特集をする(こういう特集の需要があるとみられている)こと自体が日本での女性の地位の低さを物語っている、とか、逆に「そんなこというなら男性はどうだ?男性は男性で辛いこともあるんだぞ」とかいう意見があって、それもそうだなぁとうなずいたり。

 

ご興味のある方は是非ご一読を。

ちなみに伊達公子さんがドイツ人の元ダンナ様に「どうして君は僕の後ろを歩くのか」と言われたというエピソードは私も全く同じ経験アリ(笑)いまだに言われます・・・ これも日本社会のジェンダー教育の弊害でしょうか(苦笑)

 

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