ハマシンです。ついに観光最終日。
本日の行程。
ラスベガスから南東のボールダー空港、フーバーダムへ向かい、その後アナハイムのRVパークでT.ロバート.USKと合流。
320マイル。
が、本日のメインはラスベガスにいながらにして再びグランドキャニオン。
ボールダー空港から飛行機でグランドキャニオンウェストへ向かいます。
朝6:30起床。ちゃちゃっと片付けをして出発。さよならラスベガス。
ボールダー空港へ到着。チェックインした後に車で食事をとります。
9時、20人乗りのプロペラ機でグランドキャニオンウェスト空港へ。
改めて言いますがわたくし高いところが苦手です。
酔い止めは飲んだものの、もう胃が痛い。
死んだつもりで搭乗。
離陸。気候が非常に穏やかで、これっぽっちも揺れません。
飛行機とともに精神も安定し、景色を眺めているうちに空港へ到着。
そして、なんとここからヘリに搭乗。
グランドキャニオンの谷底、コロラド川の側に降り立ちます。
おーじの希望により実現しましたが、
改めて言いますがわたくし高いところが苦手です。
酔い止めは飲んだものの、メンタルでやられてます。
死んだつもりで搭乗。
初ヘリの感想は、意外に快適。風がないからかも。
岸壁に沿って左右に傾きカーブしながら飛んでいくときの、ジェットコースターのような体への負荷が新鮮です。
「ははははーっ、どうだいこのG!」「キャーッ」
という昔のマンガのセリフを思い出しました。(まじかるタルルートくん)
一気に谷底。
ものすごく人の良さそうなビッグガイが僕らを待っていました。
彼のことは「K1ファイター」略して「K1」と心の中で呼ぶことにします。
K1の操縦するラグジュアリーな小型船へ。
コロラド川を遊覧します。
今回グランドキャニオンに2日ほど来ましたが、ほとんど動物を見ていません。
K1曰く、ヘリの音がうるさくて昼間は動物を見ることができず、夜になると活動を開始するとのこと。
最近は飛行機やヘリで遊覧出来る区域が非常に制限されているそうです。
ボールダー空港の壁のパネルに、一時期の状況として
「グランドキャニオンの50%以上の地域で、一日の75%以上はヘリと飛行機の音がうるさい」との記述があり、どんどん制限が厳しくなっている模様。
なかなか考えさせられます。
唯一見かけたリス。完全に餌付けされてますね。
K1に別れを告げ、再びヘリへ搭乗、空港へ戻ります。
その後空港からバスにのり、名物「スカイウォーク」へ。
改めて言いますがわたくし高いところが苦手です。
これから起きる現実に、精神的に耐えられそうにありません。
今回の旅で、アメリカは個を重んじ、自己責任のもとで多くの事柄を許容する国だと感じましたが、ここがMaxです。
イーグルポイント。岩がイーグルのように見えるのは良いとして、それを眺める崖の上に全く柵が見当たりません。
崖のむこうはなだらかになってるだろうと思ってたのですが、
あと1メートルでゴートゥーヘルです。
途中にある割れ目も落ちたら死にます。柵・手すり一切なし。
ファミコン世代としては「スペランカー」という言葉が頭から離れません。
「もうやめて!」
「それ以上自分を危険な目にさらして何が楽しいの!」
とドラマのラストみたいなセリフをはきながら、チキンな自分は安全圏で待機。
(ブログを書きながら、「グランドキャニオン 崖 転落 事故」で検索しました。おそろしや)
非常に落ち着いた雰囲気の中、ランチタイム。
死を一歩前にした穏やかで上質な空気がネイティブアメリカン料理の味を一層引き立てます。
そしてスカイウォークへ。床がガラスの空中通路。
歩行中の写真は禁止されているのですが、まー想像とおりの場所です。
怖さで言えば自己責任の崖の方が数段上手だけど、これを作ろうとする感性に感服。
再びプロペラ機、14:30に空港着。疲れすぎて、絶景を無視して全員爆睡。
以上、ウェストグランドキャニオンでの出来事。
生きててよかった。
その後フーバーダムへ。
確かにでかい、高い。
でももう感受性が飽和しており、「まーこんなもんだよね」で終了。
16時ころフーバーダムを出発。
長距離ドライブはラストです。
途中でラスベガスを通過。さよならべガス
途中でドーピングに頼ってみました。定番のエナジードリンク。
見た目と裏腹に爽やかな味です。
23時、アナハイムRVパークへ到着。ロバートと合流し、無事生還したことへの感謝の気持ちで乾杯。
ラジオからはIMAGINEが流れています。すでに11/12 AM1:30。
今日の昼にはロサンゼルス空港から飛び立ちます。
ついに旅も終わりです。