1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>
2012年02月23日(木) japanbiyouの投稿

研修医シリーズ サテンスキー その1

テーマ:研修医シリーズ
天皇陛下の、心臓手術も無事終わりました。

実は私、心臓血管外科にも、在籍したことがあります。短い期間だけでしたが。
成人男性の心房中隔欠損症と、幼児のPDAのオペをさせてもらいました。執刀医としてです。
冠状動脈のバイパス術は、第1助手まででしたが、今回の陛下と同じ方法の、心臓を動かしながら、内胸動脈を使う手術も経験しました。

このころ、心外に、オペ室や病棟のナースからK7と呼ばれる医者がいました。
彼の名前のイニシャルがKで、名字には7が入っていたからです。しかし、この病院の職員たちは、Kは別の意味のKとして仇名付けていました。この先生、今ではどうなったか知りませんが、身内が心外のオペを受けるようになった際は、執刀医がこのK7にならないようにだけ、祈っています。

心外のローテーションが終わり、消化器外科の、大腸・直腸部門に戻っていた頃のお話です。

この当時は、いろんな科が内視鏡手術に手を出し始めていました。
ギネでも、子宮がんを切除して、大動脈周囲のリンパ節郭清を、内視鏡で行おうとしていました。
その、最初の症例に、外科医として参加しました。

今日は、その時のお話です。

朝からのギネの内視鏡手術が、夕方までかかったことからも、かなり困難な手術だったことが予想されました。

子宮がんが、大腸にも浸潤して、くっついていたため、ギネだけでは手がつけられなくなり、消化器外科にHelpのOrderが来ました。
せっかくの内視鏡手術だったのに、お腹を開けて、大腸も一部を取ることになりました。

<<つづく>>

2012年02月22日(水) japanbiyouの投稿

豊尻術の術式

テーマ:美容整形
豊尻術は、日本でも、やっと市民権を得てきそうな雰囲気にまでなってきました。
興味はあるが、どうやって始めたら良いのか、分からない、という先生方の声をよく耳にします。
実はとても簡単なのです。豊胸をやっている先生では、まずどなたでもできるでしょう。
今回は、術式のエッセンスを公開します。

まず、インプラントですが、ユーロシリコン社製がフォークリニックより提供されています。PRSS Japan さんのアメリカ製の物より、価格も安く、納期も短いです。
インプラントには、ラウンドと、アナトミカルがありますが、この写真の方のように、大まかに言って、骨盤が、正方形か、縦長の長方形の方は、アナトミカルタイプ。横長の長方形の方には、ラウンドタイプが適しています。

Dr.Morita’s Blog-豊尻

麻酔は、私は、硬膜外麻酔(お尻の脂肪吸引と同じレベル)・チューメセント液・プロポフォールの併用で行っています。局麻は大臀筋膜下に注入します。

皮切は、尾骨より上の仙骨中央部に縦に6cmの正中切開をします。このまま真下に向かい、仙骨骨膜の繊維束に達し、この層をキープしながら仙骨辺縁まで鋭的に剥離します。仙骨辺縁から、大臀筋の起始部があり、指で触れると分かりますので、この位置で大臀筋の筋膜を仙骨辺縁に沿って切開し、筋を露出させます。
後は、筋膜を筋から丁寧に剥離して、ポケットを作ります。今までの経験では、この剥離範囲には、太いパーフォレーターはありません。神経は何本かありますが、全て皮膚に行く知覚神経なので、切ってしまっても、QOLに支障は来たしません。

インプラントの挿入には、もはやKeller Funnelは必需品です。アナトミカルの場合は、上下に気をつけましょう。

閉創は、細めの吸収糸で筋膜を閉鎖し、皮下は、太めの吸収糸で、右の脂肪とfascia、仙骨膜繊維束、左のfasciaと脂肪の順にすくっていき、結紮します。こうすることで、皮下のデッドスペースをなくし、インプラントの偏移を防げます。

真皮は白ナイロンで、埋没縫合をします。外縫いは不要です。
ドレーンも不要です。

術後の圧迫は、豊胸に準じてやればいいと思います。術後1週間は、お尻への圧が極力かからないように生活してもらいますが、当日、新幹線や飛行機で帰宅した方でも、偏移は起こっていないので、それほど過敏にならなくても大丈夫そうです。

拘縮はやはり、術中の出血と、筋膜下ではなく、皮下にポケットが形成された場合に、起こると考えられます。心配性の患者さんには、リザベンを処方しときましょう。

以上です。

是非、トライしてみて下さい。
2012年02月21日(火) japanbiyouの投稿

上海紀行・その9総括

テーマ:最近の話
今回で、上海シリーズは終わりです。
もう、写真もネタも尽きました。

かなり前から、中国には、是非一度行って見て、現地の人と話をしてみたいと思っていました。

いずれ日本は、中国に飲み込まれてしまうでしょう。
その前に、自ら中国に渡って、中国に同化してしまえばいいのではないか?
よし、ならば家族で中国に移住しよう。中国では、二枚舌を使い、マルフォイ一家のように生きよう。

等と、つい最近まで本気で考えていました。

学生時代に、『醜い中国人』という本を読んだことがありますが、この本の中に、『中国人は、一人ひとりは龍だが、集団になると豚になる』という一説がありました。正にその通りだと実感しました。

欧米諸国や日本が、中国をばらばらにし、植民地化して支配しようと、さまざまな試みを続けましたが、中国は、いまだに中国のままです。本当に、芯から強い国なのです。
中国人には、他のどの国民にもない、個人としての芯の強さがあります。
ただ、集団化されると、個人の思考は停止状態に陥るのです。とても危険な国家です。

私の予想では、これからしばらくの間は、世界は、中国か、それ以外かで、二分されるでしょう。

上海ですと、海外勤務程度なら、日本人でも普通に生活はできると思いますが、そのまま中国に溶け込んで、この大地に生涯を捧げよう、という気には、私はならないと思います。それほどまでに異質な国、中国なのです。

上海滞在中に、誰からも、ごめんねの一言が聞かれなかったことも、大きな懸念の一つです。

今回の上海訪問で、私の中国移住計画は、全く立ち消えとなりました。

やはり、私にはマレーシアが合っている。

でも、次はインドネシアにも行って、3億人の民主化された途上国も見てみたい。
2012年02月20日(月) japanbiyouの投稿

上海紀行・その8テレビ

テーマ:最近の話
海外旅行の楽しみの一つが、現地のテレビを観ることです。
アジアの国ですと、まあ3日もすれば、テレビで何を言っているか、大体分かるようになります。特に、韓国なんかでは、ボケとつっこみにまで反応できるようになります。

上海の、夜中にやっていた番組が、とても面白かったです。

タイトルの意味は、アメリカの、空からの偵察スペシャル、的な、軍事情勢観察室。みたいな感じです。

Dr.Morita’s Blog



意味ありげにタカ&トシ似の軍服姿の司会者が、身振り手振りを交えて、熱く語っています。
軍事問題の特集番組でした。
Dr.Morita’s Blog


この番組では、アメリカの最新兵器の映像を主に流していました。
中国でも、最近は、近代兵器を続々と開発しているのに、そんな話題には一つも触れません。
ただひたすら、中国の兵器は旧式で遅れている。
アメリカの最新兵器の威力はすごい。
このままでは、アメリカの言いなりになっている国々、日本、韓国、台湾、ベトナム、フィリピンに包囲され、中国はあっという間に孤立させられてしまう。
中国の生き残る道は唯一つ。
兵器の近代化と、増強だ。

こんなことを言っていました。

字幕の字体が、略字体ではないので、おそらく香港で制作された番組だと思われます。

中国人には、周辺国が、自分たちのことを、どう認識しているのか、ということには、まったく関心がないのですね。

でも、単純に、この番組は面白かった。
2012年02月19日(日) japanbiyouの投稿

上海紀行・その7豫園・田子坊

テーマ:最近の話
今日のスタートは、豫園(よえん)です。
象とは、全く関係ありません。

昔の豪商が作った庭園建築です。
入り口に、江沢民の書を彫った石碑がありました。

現地の人が、江沢民は、何のコネもなく、上海から中央のトップの座まで上り詰めた。中国の歴史では、稀有な存在だ、と言っていました。
しかし、一族はみな大金持ちになり、共産党の指導者がブルジョアになった。とも言っていました。公然と江沢民の批判ができる位の、言論の自由はあるようです。
Dr.Morita’s Blog


上海の建物の門とか入り口には、たいてい左右にライオンが置かれています。
神社の狛犬、沖縄のシーサー、シンガポールのマーライオンも、みんな起源は同じで、ライオンです。
子供をあやしているのがメスで、玉とじゃれているのが雄ライオンだそうです。

これがオスで、
Dr.Morita’s Blog


これがメスです。
Dr.Morita’s Blog


奇妙な形の石です。太湖石、どっかで聞いたことありませんか?
それにしても、中国人は、本当に石が大好きですね。
Dr.Morita’s Blog


田子坊という、若者ファッションの発信地みたいな地区に行きました。

道端で売っているTシャツに目が止まりました。
このTシャツ。オバマをもじって、ObaMao。毛沢東の毛はMaoと書きます。
中国には、著作権がないみたいなので、勝手にアップしました。

Dr.Morita’s Blog

こんな細い路地の町並みは、もう日本でも、めったに目にしません。
Dr.Morita’s Blog


上海シリーズ、まだまだ続きます。
2012年02月18日(土) japanbiyouの投稿

上海紀行・その6上海博物館

テーマ:最近の話
中国では、いたるところで命令されます。
ここに並べ、そこに入るな、鞄の中を見せろ、ライターをよこせ、などと。

この、博物館や、パビリオンみたいなところでは、必ず入り口でボディチェックを受けます。
ペットボトルは、中身が危険物でないことを証明するため、目の前で一口飲め、と命令されます。
ライターも、有無を言わせず、その場で没収されます。高額なライターを持って行ったら、泣きを見ます。気をつけましょう。

一階の青銅器の展示コーナーが、一番価値があると思います。残念ながら、当たり前のように、撮影禁止だと思い込んでいたので、このコーナーの写真はありません。
二階以上の展示室では、写真を撮りました。警備のおじさんも、何にもいいません。

貨幣、紙幣を含め、お金と呼ばれる物の起源は、中国であることは、まず間違いないでしょう。
中国人の、最大の発明品です。

貨幣を鋳造するのに使われた鋳型です。

Dr.Morita’s Blog


Dr.Morita’s Blog


Dr.Morita’s Blog


最初は、武器や農機具の形をした貨幣が使われたようです。

Dr.Morita’s Blog


景徳鎮。何か聞いたことがあるような名前ですが、陶器で有名な地域の名前らしいです。

Dr.Morita’s Blog


Dr.Morita’s Blog


兵馬俑の比較的新しい時代の物のようです。

Dr.Morita’s Blog


私は、国内、海外を問わず、旅行先では、必ず博物館に立ち寄ります。現地の人が、何を考えているかが、最も端的に理解できるからです。
皆さんにも、是非おすすめします。

今日はこの辺で。
2012年02月17日(金) japanbiyouの投稿

上海紀行・その5バンド外灘

テーマ:最近の話
上海の、最先端の開発地区は浦東です。
この光景は、皆さんよくご存知でしょう。
テレビ等と、森ビルが見えます。
このあたりの超高層マンションは、坪単価¥10,000,000だそうです。
Dr.Morita’s Blog


川を挟んだ対岸が、最も早くから開発された外灘地区です。バンドと読みます。
Dr.Morita’s Blog


19世紀から、欧米列強が作った街です。
Dr.Morita’s Blog


釣り同好会の皆さん。
これが、正に、HSBC初代本店です。
今でも使われています。ちょっと感激しました。意味もなく。

Dr.Morita’s Blog


このあたりを散策していると、中国人が、中国語で話しかけてきます。
何を言っているのか、全く分かりません。
うるさいから、あっちへ行けと言っても、しつこく付きまとって話しかけてきます。
目的が分からないので、かなり不気味です。

それではまた。
2012年02月16日(木) japanbiyouの投稿

上海紀行・その4食事

テーマ:最近の話
中国はもはや先進国。都市部に限っては、そう言っても過言ではないでしょう。上海は、ミラノよりも洗練されていて裕福だと感じます。トイレもミラノよりずっときれいです。まあ、トイレがミラノほど汚い国は、私が行ったアジアにはありません。
上海は、期待通り、料理は美味く、価格もリーズナブルです。といっても、日本と同じくらいはしますが。

これは、飲茶って言うんでしょうか?ショウロンポウがメインのコースです。
中国では、箸を縦に置くんですね。
スープがちょっと、辛すぎでした。
Dr.Morita’s Blog


北京ダックって、あひるの皮しか食べないの?
よくある質問です。
肉は食べないで捨てているそうです。という答えもあれば、肉もちゃんと食べてるようですよ。という人もいます。

しかし、正しい答えはこうでした。

あひるは水かきまで食べる。
Dr.Morita’s Blog-あひるの水掻き.jpg


味はどうかって?美味いわけない。ちゃんと食べましたけど。

帰りの機内での、純和食です。
一気に、異国ムードが消え去りました。

Dr.Morita’s Blog

上海ですと、食事には、全く不自由しません。
おすすめは、なんと言ってもお粥です。朝からおかわりしました。

上海シリーズ、まだまだ続きます。
2012年02月15日(水) japanbiyouの投稿

上海紀行・その3上海雑技団。

テーマ:最近の話
上海には、雑技団の劇場がいくつか集まったエリアがあります。
この入場料も高いのですよ。200元。約2600円です。よくこんな高い料金を、中国人や韓国人が払えるなあと、感心します。日本人だから、ぼられてるんですかね。

まず、驚いたことは、撮影自由!
だからなんですよ。中国人が、日本の学会で、発表中に写真やビデオを撮りまくっているのは。やつらは、注意されても、いったい何が悪いのか、分かっていないのです。きっと。
なので、私も写真撮っちゃいました。

Dr.Morita’s Blog


いたいけな少女たちが、こんな危険な目に合わされています。
きっと、農村から身売り同然でこの一団に連れてこられたんだなあ。などと考えると、切なくなって、拍手をする気にもなれません。
Dr.Morita’s Blog


これは、日本のサーカスでもおなじみのパフォーマンスですね。
でも、よく見てください。
バイクが、5台ですよ!
これは、さすがにすごいぞ、って思いました。
Dr.Morita’s Blog


上海紀行。まだまだ続きます。今日はこの辺で。
2012年02月13日(月) japanbiyouの投稿

上海紀行・その2上海到着

テーマ:最近の話
2月1日、上海に到着しました。
海外の新しい空港は、最初からハブ機能を前提に作られているため、どこも広大です。上海浦東(プートンと読みます。プートンと入力したら、ちゃんとこの漢字に変換されますよ)空港も、滑走路がいったい何本あるのかと思うほど広大です。

まず、寒いのなんの。東京も、今年は例年になく、空気が乾燥して寒く感じますが、その比ではありません。体の芯から熱が奪われていくみたいです。東京に帰ったときは、まず、温かいと感じたほどです。行く前に、知人に上海に行くと伝えると、寒いですよ~とのこと。北京とか大連とかと勘違いしてんじゃないの?と思っていました。でも本当。上海は、粉雪が舞っていました。

街並みは、一本表通りから入ると、古くて汚い建物が目立ちます。この辺は、まだ、昔の中国そのままです。
車の運転は、信じられないほど荒く、身の危険を感じます。横断歩道を、青信号で渡っているときに、信号無視の車にクラクションを鳴らされます。
町中いたるところで、口論になっているけれど、暴力沙汰になることは、全くないようで、警官も、無視しています。

車道を自転車が逆送しています。
Dr.Morita’s Blog


トイレは大体どこも清潔です。なぜか、灰皿完備。ウォシュレット普及率も、かなり高いです。
Dr.Morita’s Blog



ホテルの部屋からの景色です。足元の町並みは、古い中国の風景そのままです。
Dr.Morita’s Blog



ふと、視線を上に向けると、もう超高層マンションが、ウジャウジャ建っています。
上海の裕福層の収入は、もう東京の市民と同等か、それ以上です。
買い物や食事をしても、物価は東京と変わりません。森ビルの展望台の入場料も180元します。約¥2400。東京タワーでも、そんなにしないのではないかな?
Dr.Morita’s Blog


ちなみに、中国でも、金額の前に¥をつけます。日本の¥は円(Yen)マークで、中国の¥は元(Yuen) マークです。ユエンと発音します。
寒いから手袋を買おうとして、¥200という値札を見つけ、これは安い!と思ったら、実は200元(約2600円)。ちっとも安くありません。こんなことがよくありました。

今日はこの辺で。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>
アメーバに会員登録して、ブログをつくろう! powered by Ameba (アメーバ)|ブログを中心とした登録無料サイト