2012年02月22日(水)
japanbiyouの投稿
豊尻術の術式
テーマ:美容整形
豊尻術は、日本でも、やっと市民権を得てきそうな雰囲気にまでなってきました。
興味はあるが、どうやって始めたら良いのか、分からない、という先生方の声をよく耳にします。
実はとても簡単なのです。豊胸をやっている先生では、まずどなたでもできるでしょう。
今回は、術式のエッセンスを公開します。
まず、インプラントですが、ユーロシリコン社製がフォークリニックより提供されています。PRSS Japan さんのアメリカ製の物より、価格も安く、納期も短いです。
インプラントには、ラウンドと、アナトミカルがありますが、この写真の方のように、大まかに言って、骨盤が、正方形か、縦長の長方形の方は、アナトミカルタイプ。横長の長方形の方には、ラウンドタイプが適しています。
。
麻酔は、私は、硬膜外麻酔(お尻の脂肪吸引と同じレベル)・チューメセント液・プロポフォールの併用で行っています。局麻は大臀筋膜下に注入します。
皮切は、尾骨より上の仙骨中央部に縦に6cmの正中切開をします。このまま真下に向かい、仙骨骨膜の繊維束に達し、この層をキープしながら仙骨辺縁まで鋭的に剥離します。仙骨辺縁から、大臀筋の起始部があり、指で触れると分かりますので、この位置で大臀筋の筋膜を仙骨辺縁に沿って切開し、筋を露出させます。
後は、筋膜を筋から丁寧に剥離して、ポケットを作ります。今までの経験では、この剥離範囲には、太いパーフォレーターはありません。神経は何本かありますが、全て皮膚に行く知覚神経なので、切ってしまっても、QOLに支障は来たしません。
インプラントの挿入には、もはやKeller Funnelは必需品です。アナトミカルの場合は、上下に気をつけましょう。
閉創は、細めの吸収糸で筋膜を閉鎖し、皮下は、太めの吸収糸で、右の脂肪とfascia、仙骨膜繊維束、左のfasciaと脂肪の順にすくっていき、結紮します。こうすることで、皮下のデッドスペースをなくし、インプラントの偏移を防げます。
真皮は白ナイロンで、埋没縫合をします。外縫いは不要です。
ドレーンも不要です。
術後の圧迫は、豊胸に準じてやればいいと思います。術後1週間は、お尻への圧が極力かからないように生活してもらいますが、当日、新幹線や飛行機で帰宅した方でも、偏移は起こっていないので、それほど過敏にならなくても大丈夫そうです。
拘縮はやはり、術中の出血と、筋膜下ではなく、皮下にポケットが形成された場合に、起こると考えられます。心配性の患者さんには、リザベンを処方しときましょう。
以上です。
是非、トライしてみて下さい。
興味はあるが、どうやって始めたら良いのか、分からない、という先生方の声をよく耳にします。
実はとても簡単なのです。豊胸をやっている先生では、まずどなたでもできるでしょう。
今回は、術式のエッセンスを公開します。
まず、インプラントですが、ユーロシリコン社製がフォークリニックより提供されています。PRSS Japan さんのアメリカ製の物より、価格も安く、納期も短いです。
インプラントには、ラウンドと、アナトミカルがありますが、この写真の方のように、大まかに言って、骨盤が、正方形か、縦長の長方形の方は、アナトミカルタイプ。横長の長方形の方には、ラウンドタイプが適しています。
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麻酔は、私は、硬膜外麻酔(お尻の脂肪吸引と同じレベル)・チューメセント液・プロポフォールの併用で行っています。局麻は大臀筋膜下に注入します。
皮切は、尾骨より上の仙骨中央部に縦に6cmの正中切開をします。このまま真下に向かい、仙骨骨膜の繊維束に達し、この層をキープしながら仙骨辺縁まで鋭的に剥離します。仙骨辺縁から、大臀筋の起始部があり、指で触れると分かりますので、この位置で大臀筋の筋膜を仙骨辺縁に沿って切開し、筋を露出させます。
後は、筋膜を筋から丁寧に剥離して、ポケットを作ります。今までの経験では、この剥離範囲には、太いパーフォレーターはありません。神経は何本かありますが、全て皮膚に行く知覚神経なので、切ってしまっても、QOLに支障は来たしません。
インプラントの挿入には、もはやKeller Funnelは必需品です。アナトミカルの場合は、上下に気をつけましょう。
閉創は、細めの吸収糸で筋膜を閉鎖し、皮下は、太めの吸収糸で、右の脂肪とfascia、仙骨膜繊維束、左のfasciaと脂肪の順にすくっていき、結紮します。こうすることで、皮下のデッドスペースをなくし、インプラントの偏移を防げます。
真皮は白ナイロンで、埋没縫合をします。外縫いは不要です。
ドレーンも不要です。
術後の圧迫は、豊胸に準じてやればいいと思います。術後1週間は、お尻への圧が極力かからないように生活してもらいますが、当日、新幹線や飛行機で帰宅した方でも、偏移は起こっていないので、それほど過敏にならなくても大丈夫そうです。
拘縮はやはり、術中の出血と、筋膜下ではなく、皮下にポケットが形成された場合に、起こると考えられます。心配性の患者さんには、リザベンを処方しときましょう。
以上です。
是非、トライしてみて下さい。



































