ジャニヲタおじさんの日常雑感

ジャニヲタのおじさんが思うままに綴る日常のあれこれです。


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海賊船KAT-TUN号の海路は、いつだって荒く激しい。いや、激しく荒れ狂う海にこそ、KAT-TUNは必ず現れる。そして、荒れ狂う海に立ち向かうKAT-TUNはいつだって、力強く、美しい。

昨年末、KAT-TUNをもっと知りたくて購入したライブDVD「quarter」「Break the Records」「Queen of Pirates」「海賊帆」。正直「quarter」を観て、やっぱり今の4人のKAT-TUNが好きだという気持ちを確認した僕は、別に過去を遡るまでもなく今の彼らと前を向けばいい、とも思いました。それでも、KAT-TUNのど真ん中にいると思っていた田口くんが船を降りるという決断をした今、船を降りた他のメンバーがKAT-TUNだった時代を知りたい、今のKAT-TUNと何が違い、何が同じなのかを知りたい、その同じ部分に、将来のKAT-TUNの核があるような気がしました。そうして僕は、彼らの歴史を遡るべく、過去のDVDを順に観ていきました。

「Break the Records」と「Queen of Pirates」この2つのライブで観た6人のKAT-TUNは、あまりに圧倒的でした。すべての敵をその豪腕で沈めてしまうような、強大な攻撃力がみなぎっていました。ある意味、世間が知ってるKAT-TUNに近い、美しく、激しく、強く、そして危険な香り。その危険な香りの元を辿ってみると、そこで血なまぐさい豪腕を振るっていたのは、赤西仁と田中聖でした。誰よりも先頭に立ち、ラップ、歌、そして身体能力を駆使し、暴れまわり、狂気を放つ田中聖。そして、6人の中央で力強く妖艶なオーラを放ちながら歌い、踊り、微笑み、そのすべてを支配するように佇む赤西仁。他の4人が、ジャニーズとしての力を保ちつつ暴れているのに対して、赤西くんと聖くんは、ある種、異次元のモンスターのようでした。ともすれば、別の方向を向いているようにも見える6人。それは違う見方をすれば、小さくまとまるつもりなど毛頭ない、KAT-TUNを巨大化する原動力、少なくともこのときの彼らを肯定的に捉えれば、そのはずでした。

そして「Live海賊帆」。まだ真新しい帆船で躍動する6人のKAT-TUNは、とてつもなく大きなジュエルの原石のようでした。原石、にもかかわらず既に光を放っていて、この6つの原石がさらに研ぎ澄まされて、6色の眩い宝石になったら、この海賊船KAT-TUN号の上でいったいどんな眩い光が放たれるのだろう、きっと誰もがそんなかつてない期待を抱いたであろうステージでした。何より、このときの彼らは紛れもなくジャニーズであり、それでいてジャニーズに捉われない、他の誰にもできないようなことを6人で成し遂げようという強い意欲を、既に感じました。デビュー前のコンサートだなんて、到底考えられない。エンターテイナーとしての高い意識と、それを実現しうる高い実力、そしてそれを堂々とやってのける強さ。今、これだけのコンサートを、CDデビュー前にやりきるだけの力と意志を持ったグループが、本当にいるのだろうか、そんな気に否が応でもさせられました。そして、ここでもつい思ってしまったのは、中心となりうる赤西くんの歌とダンス、そして先陣を切れる聖くんの煽りとラップ、その存在感でした。

惜しい。あまりにも惜しい。これだけの才能がもし1つにまとまっていたら。そう思うと、本当に悔しい。4つのライブ映像を見終わって、率直にそう思いました。

「quarter」から「Live海賊帆」まで遡って、僕は思いました。4人のKAT-TUNも、6人のKAT-TUNも、どの時代のKAT-TUNも、間違いなくその時点で最高のKAT-TUNでした。ただ、赤西仁はあまりに圧倒的で、田中聖はあまりに強烈、そう認めざるをえませんでした。赤西くんが持ち合わせていた高い音楽性は、本来KAT-TUNを支えるべきものでした。聖くんはKAT-TUNの危うさを象徴する存在でした。聖くんの退場は、単にラップ担当を失っただけじゃなく、KAT-TUNが持ち合わせていたオルタナティブ性、奔放性と危険性、そうした個性も失いました。赤西仁と田中聖の欠落は、本来KAT-TUNが放つべき光を思うと、あまりにも大きな損失でした。

一方、「quarter」で4人のKAT-TUNに感じたジャニーズとしての高いエンタテイメント性、美しさ、激しさ、そして楽しさ、それらはすべて「Live海賊帆」の頃には既に持ち合わせていたものでした。今の4人のKAT-TUNは間違いなく「Live海賊帆」から成長を遂げた姿でした。6人のKAT-TUNの頃はさまざまな香りが充満していてわかりにくかった中心部、それが、形が変わり、核の部分が剥き出しになってあらわになった、そうして存在するのが今のKAT-TUN。どんなに荒波に揉まれても、どんなに船が傷ついても、海賊船KAT-TUN号の旗を掲げ続ける残りし者たちは、持てるすべての力を使って、その船の核を維持してきました。きっとこれからもそうするつもりなのでしょう。4人のときも、5人のときも、6人のときも、そして、きっと3人になっても。

だからこそ、つい思ってしまいます。赤西くんが、聖くんが、そして田口くんが、この核を守り続けていたら、どんなKAT-TUNになってたのだろう。いったいどんなとんでもない存在になってたんだろう。4人のKAT-TUNに限りない魅力を感じていてもなお、6人のKAT-TUNには強大な力、個性、存在感がありました。4人のKAT-TUNを否定するつもりなんて毛頭ありません。3人になっても変わりません。ただ、6人のKAT-TUNは、何かを塗り替えるべき存在、何かを壊す存在だったように思います。彼らは型にはまらず、型を壊し続けてきました。一番荒れ狂う海域に行き、あらゆる敵を駆逐する。そうして培ってきた強大な力を、海ではない場所で使いたくなってきた、彼らが戦いを挑みたいと思う場所が、海に止まらなくなってきた、そしてある者は船を去り、ある者はそれでも船を守る、それが、今のKAT-TUNだと、僕は思いました。

そして、こうも思うのです。KAT-TUNは結局、何人であっても、6人なんじゃないかと。KAT-TUNという名前に刻まれた6人の海賊の名前、そのKAT-TUNの残りし者たちは、今でもその6人が帆を上げたそのときの輝きを、KAT-TUNの核として守っているんじゃないかと。形を変えてもKAT-TUNであり続ける残りし者たちは、去っていった彼らの残り香を身に纏って、船を降りた彼らの影をずっと背負って、6人が作り出したKAT-TUNの核を抱えて、海路を進んでいるのではないかと。だからKAT-TUNは、3人であれ、4人であれ、5人であれ、結局は6人なのではないか、と。

船からひとたび降りたら、船は別の海へと旅立ってしまいます。陸に降りた彼らと交わることは、おそらくもうありません。でも、海賊船の核を知っている人たちは、心のどこかで願っているのかもしれません。またどこかの港で、陸に上がった彼らと出会うんじゃないか。もしかしたら、淡い期待を抱くようなことも起きるんじゃないか。おそらくありえない奇跡をつい思ってしまうのは、この名前に刻まれた6人の影を、今でもKAT-TUNは背負っているから、そんなことを、つい思ってしまいます。

海賊船KAT-TUN号の3人の残りし者も、まもなく、一度船を降りようとしています。彼らが再びKAT-TUN号で出航するには、同じ港に戻って来ないといけません。戻って来る保証なんて、どこにもありません。戻ってこなければ、それが答えなのです。でももし彼らが地上で英気を養って、海賊船KAT-TUN号が停泊するこの港に再び帰ってきたら、いつかまた荒れ狂う海を制圧し、ジュエルは光り輝き、そしてあるいは、出会うはずのない奇跡に出会うかもしれない。今はそれをひたすら信じて、残りし者の背中をしっかり押してあげる、そして同じ港でひたすら待つ、僕たちができることは、それしかないように思います。僕が歴史を遡って知り得たKAT-TUNの核は、僕たちがKAT-TUNを信じて待つための希望だったのかもしれません。

海賊船KAT-TUN号の海路は、いつだって荒く激しい。いや、激しく荒れ狂う海にこそ、KAT-TUNは必ず現れる。そして、荒れ狂う海に立ち向かうKAT-TUNはいつだって、力強く、美しい。これまでも、そして、これからも、そう信じて。

{F2725AE6-74C5-4893-B20B-556A139BF947:01}

※訂正
元々のタイトルは「海賊船KAT-TUN号とその残党」でしたが、変更致しました。「残党」という言葉に否定的な意味が含まれており、それは私の意図するものではないためです。偏に、私の国語能力の問題であります。お詫びして訂正致します。申し訳ありませんでした。
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