じゃがいもから離れられない母さん | おもいでのヤンゴ

じゃがいもから離れられない母さん


少し前、藤子・F・不二雄の「ポコニャン」の事を「じゃがいもたぬき」と言い放った母さん。
リンク1リンク2母の言う「じゃがいもたぬき」 さあ何のアニメでしょう?


その時は「ポ・コ・ニャ・ンだからね!」と何度も言い聞かせたので、さすがに覚えた事だろう。


そう思って、また母さんに聞いてみた。




じゃがいもから離れられない母さん じゃがメロ



「母さん。前に話した小さい頃僕がよくモノマネしてたってアニメ覚えてる?」


「あー。うー。
じゃが… じゃが…
たしか
じゃがミー


「あー惜し… くないからね全然」



でも4文字だということは合っているので、前よりも進歩したのかもしれない。


ポコニャンはたぬき(ポコ)とねこ(ニャン)が名前の由来。
前回はたぬきを入れてきたが、今回はねこ(ミー)をねじ込んできた。


そういった意味では、ある意味、半分は合っているのかもしれない。


それにしても、なぜじゃがいもから離れられないんだろう?



「んー。
じゃが… じゃが…
じゃがべー?じゃが吉?」


「どんどん遠ざかってるよ」


「じゃが…じゃが…
ああ!思い出した( ゚∀゚ )」


「そうだよ。
前にあれだけ教えてあげたん…」


「そうだそうだ。
じゃがメロだ!」



思い出してスッキリ!のような顔をする母だったが、もちろん違う。


それにしても、この間違え方はまさか…



「もしかして母さんさ、それってカリメロとごっちゃになってない?」


「え? あっ!」



$おもいでのヤンゴ-カリメロ

カリメロ。


イタリアの漫画家であるパゴット兄弟の作品。
アニメ放映は日本とイタリアの合作。


卵のカラをかぶったヒヨコという印象的なキャラクターである。



結局、母が“ポコニャン”にたどり着くことはなかった。


それもそのはず。


「じゃがいも」が名前に入っていると思い込んでいる時点で、どうやっても当たるはずがない。


そういえば、ポコニャンはたしか夕方6時くらいにやっていたはず。
6時といえば、主婦は夕飯の準備をしている時間。


僕がポコニャンを食い入るように見ていた後で、母は夕飯の準備でじゃがいもを調理していたに違いない。


だからあんなにかたくなにポコニャンをじゃがいもと言いたがるのだろう。



そう納得して、この話を終わらせることにしよう。







引用符 左

母さんに聞いてみました。

「母さん何の野菜が一番好きなの?」


「じゃがいもv(^v^)v」


母の息子歴20数年にして初めて知りました。
なるほど。どうりで食卓にじゃがいも料理が多いわけだ。


それを食べて育った僕はじゃがいもヤンg ゲフンゲフン…

引用符 右




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