2012年10月25日(木) 10時02分25秒

負けられない戦いがある それを端から、みる

テーマ:レポートだしなさい
ジャミラ!  


停電も早朝4時頃には復旧し、8時すぎまでゆっくりと眠り、さあ今日は何をしてやろうか、バイクでも借りてぶいぶい言わせてやろうか。逸る気持ちをおさえこみカーテンを開けると

う、うぅーん。うーんむ。引き分け!ひき割り!

どう反応するのが良いのか、こちらの出方を問われているような、いわゆるにわか雨。太陽は照っているのに、安いドラマの放水車のような霧雨が降り注いでいる。

出方に困ったので、とりあえずホテルの前の屋台でフライドチキンとカプチーノシェイクを朝食にいただく。ジョエルも登場。「今日はバスケの試合があるんだ。マリンドゥケ内の町対抗戦なんだよ。ジャミもよかったら観に来る?」いくいく。

14時にマリンドゥケの中心地ボワックで行われるとのこと。バイクを借りてみにいこうかな。「そこのバイク屋で借りられると思うよ。」バイク屋までの距離約20m。みるみる、面白いほどに雨が強くなっていった。うん、バイクはやめとこうかなーちょっと気分じゃないかも。午後まではホテルくつろいでみることに。

雨、降るよね。

翌々日のマニラへの帰りは、手っ取り早く飛行機でかえっちゃおう、と普段の旅なら絶対になさない選択をする自分に驚く。船とバスを使う場合は1,000円程度なのに、7,000円、7倍もする飛行機を買うなんて。まさか自分が時間をお金で買うようになるなんて。前は、時間だけはいくらでももっていたのになあ。何にも縛られないでいたのになあ。とちょっぴしの切なさを交えて。

13時頃、チームメイトと共に車でボワックへ。到着すると会場となるコートではまだ子供達がうきゃうきゃとバスケをしており、大会の気配がまるでしない。「腹へったなあ。何か食おうか。」

ウォーミングアップも何もしないし着替えてすらいないジョエルのこの余裕。とりあえず促されるままに食堂で飯を食らう。食べて大丈夫なのか?「そろそろ止めとかなきゃ・・・」といって一旦フォークを置き、少ししゃべったらその流れでまたフォークを掴み、「あやべ、そろそろ止めとかなきゃ・・・」とフォークを置いて少ししゃべったらその流れでまたフォークを掴み食べるジョエル。とまんねえわこいつ。着替えねえわこいつ。

14時も14時、半近くになってにわかに全員お揃いの、黄色いユニフォームに着替えたと思ったら、あっという間にコートに躍り出て、あっという間に試合が始まった。えぇ

対するは隣町ブエナビスタの面々。相手は緑だ。うん、よくわかる仕組みだ。緑が敵で黄色が仲間。ネットにボールが入ったら手を叩けばいいんだ。



・・・


・・・・・。





球技不得意・・・




試合が始まって、選手の友達や彼女だかなんだかの女子達は、ことあるごとに一喜一憂、黄色い声援を送っているのだが、いまいち僕にはそのキャーのポイントがつかめない。座っている位置からはスコアも見えないので、優勢なのか劣勢なのかすら分からない。


都合2時間近く死闘(なのか)が繰り広げられ、最終的に僅差だったのか、アッチが入れたらコッチが入れてキャー、を何度か経て、試合終了となった。


勝っ・・・・た?のか?負けっ・・・・たの?か?


皆の表情は至って笑顔なので、分からない。どうお声がけすればよろしいのでしょうか。
汗にまみれたジョエルがやってきたので、とりあえずお疲れーと日本人的にまずはねぎらってみた。「疲れたー!あっちい。」

で。勝っ・・・・・たのか?

はははー汗まみれじゃんーとどうでもいい返しで様子を窺う。「ちっきしょー負けちゃったよー」

負けてた。



負けたんかい!



試合前のあの余裕っぷりからして相当な強者を思わせぶりだったが


負けたんかい!


「次出てくるチームとは、木曜に試合やるから、ちょっとみてから、帰ろうと思うよ」とのことなので、じゃあ俺は適当にぶらついて、ローカルバスにでも乗って帰るね。と離団。

ジャミラ!  

マリンドゥケの中心地を練り歩く。細い道を通り、坂を上がると教会があった。とくに面白みもなさそうなので素通りをし、そこかしこに散らばる猫の姿や、一輪車で遊ぶ子供を写真におさめ、市場へ。


あの、レイバンのサングラスを100円で購入。


最近のレイバンはつなぎ目にゴム入ってるんだあ



おきにのワンピをゲットした女子よろしくゴキゲンになり、夕焼けに染まりつつある町を歩く。道端ではピーナッツやバナナチップスをおばちゃんが売っていたり、子供がタイヤのチューブを棒で転がしていたり(世界共通)、のんびりとした時間を久々に体で味わっている。

橋の上で得意の自分撮りをしたら、ポーズの決め方が不気味この上なかったりもしたけれど、素敵な黄昏時を過ごすことができた。

薄暗くなってきたころ、フィリピンの最もポピュラーな乗り合いバス、名前を忘れたがデコトラの後部がダックスフンドのように伸びて乗客を乗せられるようになっているもの、に乗ってジョエルのホテルのあるガサンの町へ帰った。

夕暮れ時のローカルバスから、流れゆく風景をぼんやり眺めるこの瞬間。ずうっと忘れていた。


夜はジョエルのレストランで、どのようにこの先うまいこと金もうけをしていこうかという談義に花を咲かせた。野心に満ち溢れたシェフだよ。
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