Go / Jonsi あんたは宝 | ジャミラ!  

Go / Jonsi あんたは宝

$ジャミラ!  

遂に聴いちゃった全曲

前回書いた記事のGo DoとBoy Lilikoiはもう言わずもがな素晴らしい

さてどうだろう他の収録曲は。


うぎゃぎふぇごぷーーーーーーーー


Animal Arithmetic
Go Doで幕を開けて二曲目これ。かなりアップテンポでこう、陽の気を全体から
感じずにいられない前のめりな曲です。ヨンシーはいつものように透き通ったしなやかな歌声であー癒されるわー
なのですが、それでいて一筋縄じゃいかねんだ打ち込みとドラムの音が臓器を揺さぶるんです。
走り出したくなる。ただ、今走り出すと牛糞やら野良犬を踏んじまうので注意が必要。

Tornado
Animal~で一気に一揆に一騎に臓器を揺さぶったところで間髪おかずに攻め
ではなくて、「あれ?なんかものっそ興奮したのに今、え今やめる?」みたいな
そんなおあずけ感が、これはこれでたまらないといった風情。
トルネード・・・ブタのちんちんもトルネード型だったのを思い出してしまいました。(豚小屋勤務経験有)

そしてBoy Lilikoiをはさんで

Sinking Friendship
ヨー、ヨーと妖精が森で何やら井戸端会議しているようなイントロを経て、ピアノが入り
そしてヨー、ンシー。夜、満天の星空の下、静かな湖畔だか砂漠だか屋上だか路上だか山頂だかで
質の良いヘッドホンをすっこり被って聴きたい。まあこれはヨンシーの造る音全てに共通してますが。
だってだってもう僕鉄琴の音が世界一好きなんやもん楽器の中でー。

Kolnidur
ここへきて若干低めの、こうアイスランドの間欠泉の、噴き上がるまで土や岩の間を
じわじわと上ってくるような、このオレの押さえ込んだ感情、みたいな音。(あくまで私感)

Around Us
なんとポップな、キレイな音なんだしょう。Go Doに近いかな。
あー文字って何故こうももどかしいんだろう、そもそも音を文字で表現しようとする行為自体
浅はかというか無理があるというか、文字で表現や理解できたらそんな音なんていらないじゃないか。
と勝手に始めたレポを勝手に投げ出したくなるほど美しい音色です。
今回は英語詞前面プッシュですがヨンシーの英語聞き取れない・・・もはや言葉じゃない音だ

Grow Til Tall
2012年、生き残った清い魂の持ち主達の耳元に届けられそうな曲。
映画のエンディング、焼け野が原で立ちすくむ戦士の映像のバックに流れそうな曲。
想像が安易でごめんちゃい。

Hengil
ラストはこれで。何が今回のこのソロたまらないって全曲を通してメロディが美しいのは勿論のこと
曲がヨンシーにしては短いことです。大概ラストの曲ともなると壮大で8分とか平気で収録するのに
今回は一番長い曲でもGrow Til Tallで5分21秒。
ipodの早送りボタンを押しすぎて陥没させてしまう身としては何ともありがたい事なのです。



ヨンシー・・・あなたは宝だ。こんな音を作り上げるなんて

そして改めましてかっこいい。

ずっと以前からゲイであることを公言して堂々としていて

来日時のインタビューでカトゥーンの写真を見せられ、可愛いねと微笑んだり

祖国アイスランドのスタジオにPixiesが来訪した時には若干緊張気味だったり

レコーディング中毛糸の靴下はいたり

そんな風でありながらもステージ立った途端神掛かったようなパフォーマンスだもん

この人かっこいいです。

そもそも北欧サウンドに耳を傾けるようになったきっかけの人。

寒いと嘔吐しそうになるのを重々承知しつつもアイスランドにどうしても行きたい

と思いはじめたきっかけの人。

確かにゲイのほうが繊細で才能に溢れているのかもしれないと思ったきっかけの人

そして今年のサマソニにどうしても行きたいと思ってしまったきっかけの人。


http://jonsi.com/


さてwell、私はwhat am Iどうしましょうかgonna do。

困りました。Pixiesにスマパンも来るんだって。