"政府主導で解体が進められているベルギー・フランス系の銀行デクシアは3日、1-6月期(上半期)決算が12億ユーロの赤字となったことを明らかにした。これに伴いブリュッセル市場に上場するデクシア株の売買は停止された。"

ひどいものです。
イタリアの大手金融機関もウニクレディトを筆頭に散々たる状態で、スペインのサンタデールも良くない。

ドラーギ発言の前に少し買えたけど、あれだけでどんどん買って上昇という気分にはなれません。

読売新聞 1月4日 18時1分配信
 日本銀行は4日、貸出期間が1週間のドル資金計32億8100万ドル(約2500億円)を、応札した金融機関すべてに全額融資すると発表した。

 今年初めてのドル供給で、6日に融資を実行する。

 日銀が年末越えのドル資金(2週間物)を供給した前回12月20日の応札額90億3500万ドル(約7000億円)を下回ったが、年明け後もドルに対する一部金融機関の需要が根強いことが示された。

 欧州危機に対応するため、日米欧の主要6中央銀行は11月末にドル資金の供給拡充策で合意している。今回の貸出金利は年0・59%と、6中銀による合意前より約0・5%低い水準となった。


個人の財布や企業の金庫の中などで年を越すお札の総額は、2年連続で過去最高を更新し、今の超低金利の影響で、銀行には預けず、手もとにお金を置いておく人が増えているとみられています。
日銀がまとめたお札の発行残高によりますと、個人の財布や企業の金庫の中などで年を越すお札の総額は、83兆9968億円に上りました。年を越すお札の総額は、過去最高だった1年前よりさらに2%増え、2年連続で過去最高を更新しました。日銀は、さまざまな金利を引き下げるため、去年10月に事実上のゼロ金利政策に踏み切り、ことしも3回にわたって追加の金融緩和を行うなど市場への資金の供給を増やしてきました。こうしたなかで年を越すお札が増えていることについて、日銀は「超低金利が長期化するなか、預金をしても利子がほとんどつかないので、手もとにお金を置いたままにする人が増えているのだろう」と話しています。