東京都家具厚生年金基金(板橋区)が所有する会館の管理委託を巡る贈収賄事件で、同基金元常務理事、三枝正久容疑者(69)=収賄容疑で逮捕=が09年12月の退職後もビル管理会社「塚田美研」社長、塚田康子容疑者(69)=贈賄容疑で逮捕=に「これからも会社の面倒をみてやる」と現金を要求し、毎月18万円を受け取っていたことが警視庁捜査2課の調べで分かった。

 三枝容疑者は常務理事だった05年8月から、夏冬の2回に分けて毎年計40万円を受け取り、07年6月の常任顧問就任後も「給料が下がるから」と毎月18万円を指定口座に振り込ませたとして逮捕された。捜査関係者によると、退職後も今年2月まで月18万円を振り込ませていたという。同社は塚田容疑者の夫が設立し、01年に死亡後経営を継いでいた。

 塚田容疑者は「夫の代から現金を渡していた」と供述しているという。

 捜査2課は、同社への業務委託が始まった96年当時から、三枝容疑者が見返りを要求していた可能性が高いとみて捜査。9日、同基金や三枝容疑者の自宅などを家宅捜索しており、全容解明を進めている。【酒井祥宏、川崎桂吾、伊澤拓也】

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