本日は木ノ下歌舞伎の東海道四谷怪談を観に行った。

 

今回は通しでやるということで6時間の超大作。

 

2013年アサヒアートスクエアで木ノ下さんの

歌舞伎講座を聞いて以来、いつの日か通しの東海道四谷怪談を

観てみたいと思っていたところの上演だった。

 

※下記は2013年の歌舞伎講座時の日誌。

http://ameblo.jp/j8304631/entry-11571662426.html

 

印象に残った点を3点記載する。

 

(1)演出のチカラ

 木ノ下歌舞伎の演出は観客を飽きさせない。

 杉原さんの演出はとても好きだ。

 鶴屋南北の奇想天外な世界観が丁寧に、時に大胆に演出されていた。

 場面が変わる際、暗転は多用せず、

 むしろ『魅せている』ところがとても良いと感じた。

  ※舞台が斜めっていた感じも個人的に衝撃だった。

 

(2)関係性と想い

  人と人との関係性が丁寧に描かれていた。

  また、個々人の想い、その想いの交換。

  恋、恋愛、家族愛、忠義、欲望、復讐。。。

  想いが錯綜する状況が描かれていた。

 

(3)セリフのチカラと身振り手振り

 『これが私の顔かいな』、『悔しかいのう』、『うらめしや』。。。

 お岩さんのセリフ。

 髪をとかすシーンで髪が抜け落ちていく様。

 ゾクッとしました。言葉とそれ以外のチカラを感じた。

 

今回の歌舞伎を観て、何かできることはないかと考えてみた。

 

(1)ストーリーを(で)語る、ストーリーを訊く

 どのお芝居にも通じることですが、ストーリーを語る、

 ストーリーで語ることって実生活でも大切かなと思いました。

 あるセリフだけをフォーカスするのではなく、その前後、裏側に

 ある想いというのかな?それを大切にしていきたいと思いました。

 自分理解にも、他者理解にも繋がるんじゃないかな。

 

(2)関係性を大切にする

 人は一人では生きることはできない。

 関係性の中でいきている。

 独りよがりになるのではなく、関係性を大切にしていきたいなと。

 丁寧に関係性を見つめ、積み重ねられたらと思います。

 

以上

AD

本日は椿組の『始まりのアンティゴネ』を観劇してきました。
 

http://www.tubakigumi.com/recentstage/index.html

 

本お芝居は作・演出が瀬戸山美咲さんです。

岸田國士戯曲賞にノミネートされている注目の劇作家さんです^^

 

ギリシア悲劇の代表作である『アンティゴネ』

名前は聞いた事があったのですが、

お話の内容は知らないでお芝居を観ました。

 

今回はその『アンティゴネ』を

現代の小さな食品工場の家族の物語として描いています。

 

今回、中心人物を担う方が急遽、体調不良でお休み。

代役を立ててのお芝居でした。

代役とは思えないほどの素晴らしい演技でした!

 

印象に残った事を書きます。

 

(1)人と人との関係性について

 

 人と人との関係性(特に家族)について考えさせられました。

 お芝居を見ていて、みんな何かに縛られているんだと思いました。

 身内の死がキッカケで、各々が内に潜めていた想いを

 共有することになり、みんなの関係が狂ってくる様が

 人間らしさを表していました。

 その家族関係の中に、まだ家族でない恋人が一石を

 投じ、話の流れを転換させている演出がすごいなと思いました。

 お芝居を見ている間、何にみんな縛られているんだろうと考えていました。

 やはり良くも悪くも家族という関係に縛られているのかなと。

 近い関係、近すぎる関係だからこそ難しい。

 身内の死の公表の仕方について家族で意見の相違があり、

 対立関係が生まれてくるのですが、みんな何かから逃げている。

 みんな何か拠り所となるところが欲しいんだろうなと思いました。

 人間関係には正解はないですが、本お芝居を見て、

 より良い人間関係を育むにはやはり、対話が必要なんだと改めて思った次第です。

 

(2)対話について

 

 『話を訊く』ということについて考えていました。

 本当に自分は人の話を訊いているのだろうか。

 相手と向き合っているのだろうか。

 人と人との関係性って本当難しいなと。

 うまく結びつけばハッピーな気持ちになりけど、

 もしかしたらうまくいかないかもしれない。

 人と関わるには勇気がいる。

 人と関わるには自分自身と向き合うことにもつながると思う。

 本お芝居で亡くなった方は孤立を感じるようになってからおかしく

 なってきたのかもしれない。やはり生きるためには個では難しく、

 関係性を育むことが大切なことなんだなと。

 人と人との関係性は社会的な、心情的な豊かさにつながるなと。

 本お芝居は不寛容な社会に対し、人と人との関係性の大切さについて

 問いを投げかけているのかなとも思いました。

 人生何がキッカケでどうなるかはわからないですが、

 関係性を育むこと、大切にしていきたいと思いました。

 最後のシーンでの言葉、心に残りました。

 『私はまだわからないって言える』

 私としては、何事も決めつけは良くない、

 自分にとっての当たり前、世間にとっての当たり前に

 とらわれてはいけないのかなと。

 相手の話を訊く姿勢が大切なんじゃないかなと。

 なかなか難しいことだけど、自分に言い聞かせたいと思います。

 

(3)舞台・演出について

 

 死者を出演させるところ、一幕もので暗転なし、

 舞台の奥と手前をうまく使い分けているところが

 工夫されていて良いなと思いました。

 

最後に、椿組、はじめて観ましたが、大所帯で素敵な劇団ですね!

特に主宰の外波山さんが素敵でした!

 

これからも応援しています!

 

以上。

AD
昨日、青☆組の俳優である土屋杏文さん(とるてぃ)が出演する
お芝居を見に行きました。
 
 
青☆組のお芝居の中で見るとるてぃとは違った雰囲気がありました。
落ち着いた大人っぽい感じがとても新鮮でした。
 
場、関係性はその人の表現に影響を及ぼすということを感じました。
 
3人の劇作家が脚本/演出をする形の朗読劇。
1つの物語。3つの場面で構成されていました。
 
過去と現在、変わるものと変わらないもの。
 
人との関係性は時間と共に変わっていくのかなと。
人は生きて行く上で様々な人と関わっていきます。
その中で、いろいろな影響を受け、自分も変化していきます。
 
人と人との関係性は生き物みたいです。
 
目の前の相手との関係性を日々大切にしていきたいと思えたお芝居でした。
AD