公務員試験応援ブログ by 喜治塾・五十嵐

公務員試験合格を目指して頑張っているすべての方が、やる気を最後まで維持できるよう、応援します。公務員試験に役立つ有益な情報も、随時公開します。


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都庁ⅠBの課題式論文は3年前より、資料分析型問題に変わりました。

現場で資料を分析して課題を抽出しなければならないため、

課題をあらかじめ呈示してある従来の問題よりも難易度が高く、

導入当初は受験生もだいぶ戸惑いました。

 

しかし、出題形式が定着するにつれ、

対処方法も編み出されて来ました。

資料型では出題テーマの範囲が限定されやすく、

資料をヒントに自由に課題を設定できるという点も、

かえって特別区の問題より書きやすい面があります。

 

私は、合理的な対処方法、小問形式にふさわしい答案構成法を確立し、

現在はこのノウハウを都庁論文道場で教えているので、

塾生であればそれほど不安がらずに対処できるようになっています。

独学で合格ラインを探るのはなかなか難しいですが、

道場では、基本的な文章技術と、都庁の政策に関する最低限の知識をおさえたうえで、

過去問や予想問題を使用した演習を何度も繰り返し時間内に書けるように訓練します。

 

課題式論文対策だけで12回実施するのは喜治塾しかありません。

開塾以来、合格者から圧倒的な支持を得て来た名物講座で、

論文では受験界最高の講座と自信を持って言えます。

現在も受講生を随時募集中です。終了した講義はDVDでフォローできます。

 

次回(第2回)は11月20日(日)13時からです。

内容は、文章技術の基本について1時間の基礎講義を行った後、

受講生の現在の文章レベルを把握するため、簡単なテーマでの演習を実施します。

添削だけでなく、答案をもとにした個別指導も今後実施していきます。

また、この日は講義終了後、現職公務員や合格者を招いた交流会を開催します。

 

詳しくはこちらをご覧ください。

 

 

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課題式論文の書き方を超短期でマスターできるテンプレート、

政策に関する必要最小限の知識が得られる論証フォームが大好評!

 

詳しくはこちら Dの講座です。

 

昨日、特別区経験者採用試験の論文予想講義を実施しました。

私は課題式論文を担当しましたが、大好評を得ました。

 

特別区経験者採用試験は、択一は足切りにしか使われず、

論文で決まります!

 

中でも抽象的な1行問題で、政策知識が要求される課題式論文が、

1次合格の最大のカギを握っています。

 

そこで、今年の講座で初めて、

課題式論文の書き方を超短期でマスターできるテンプレートと、

政策に関する必要最小限の知識が得られる論証フォーム集を公開しました!

 

テンプレートは、オーソドックスな3段構成の型にのっとり、

序論の1行目から最終行までの文章のパターン、

本論で必ず使える2パターンの展開方法、

結論にそのまま丸写しで使える文章例など、

これさえマスターすれば迷わず書ける!という内容です。

 

論証フォームは、どのようなテーマであっても共通で使える文例を10パターンほど作成しました。これは便利です!

さらに、2問中1問は必ず出る高度な抽象題については、そのまま暗記して使える長文文例を示し、全過去問を対象にどのように使えるかを解説しました。

抽象題を解くときに必要になるいくつかの視点についても、

これ以上なくシンプルに解説しています!

 

昨日は教室は満席でしたが、

「これでようやく合格への道筋が見えた」

「すぐに使えるツール満載でありがたい」

「もっと早くやってくれれば余裕で合格できた」

など多くのお褒めの言葉をいただきました。

 

この講義DVD及びテキストを通信講座で販売します!

 

詳しくはこちら Dの講座です。

 

「予想講座」とありますが、実質、これさえやればパーフェクト!

と自信をもってお勧めできる講座です!

 

論文に自身がない方、まだ対策をしていない方は、ぜひご利用ください!

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きょうは国家総合職の1次発表の日でした。

1次合格できた人は、2次の論文対策に向け余念がないでしょう。
法律などの専門論文対策は十分練っていると思いますが、
政策論文のほうは、参考書もなく、予備校でも扱っている講座がないため、
不安に思っている方も多いのではないでしょうか。

政策論文は有効な対策を採りにくいため軽視されがちですが、
専門記述の1科目分よりも配点は高いので、侮れません。
そこで、多くの受験生から支持を集めている、毎年恒例の、
政策論文直前対策講義を6月8日(水)14:00~16:00に、喜治塾で実施します。

講義内容は、過去問の出題分析+3人の試験委員の研究内容分析です。
近時の出題傾向を把握しつつ、予想テーマ毎に論じるべき内容を解説します。
入手しにくい過去問集や、試験委員の著作紹介、用語集などのレジュメを使用します。
本講座を受講することで、政策論文に対する不安がなくなり、
官庁訪問でも使える視点が得られるでしょう。

毎年当講座から多くの合格者が出ています。
以下は過去の講座受講者の感想です。

「過去問をやってみましたが、全くどう取り組んでいいかわかりませんでした。しかし、きょうの講義を聴いて論文を書く前提が分かり、頭の中が秩序だってクリアになりました。講義内容も私でもついていける説明でしたし、こんなに体系化された形で講義してくださって、本当にありがたいです。1日で独学の不安も払拭されました。」

「まず、過去問の内容、出題者のプロフィールをまとめ、傾向を分析していたので、どういったテーマが出やすいかなどが良く分かった。また、行政官を目指す上で、どういったことを考えていかなければならないかなど、今後の官庁訪問でも役立つ話を聞けたので、もう一度、自分で考えてみようと思いました。」

「政策論文試験において、何をどのように書いたらよいのかまったく分からない状態でしたが、講義を通して、自分の考えをまとめる手がかりをつかむことができた。とくに、公務員に求められるものなどは、まったく情報がない状態で何を書いてよいのか分かりませんでしたが、今、市民が、行政に対して求めているものは何かという視点を得ることで、考えるきっかけとなりました。」

皆様の受講をお待ちしております。

お申し込み方法などはこちらです。



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前回の続きです。
今週末にⅠBを受ける人に注意して欲しい点を付け加えます。

既にご存じの方も多いでしょうが、今年のⅠAの教養論文で若干気になる傾向変化がありました。
以下の2点です。

1 資料が5点に増えた

2 問題文に「都が実施している施策に言及した上で」が加わった。


1について

これまで資料は通常3点、多くても4点でした。
今回は、グラフが3点、かなり長い新聞記事が2点というのは、明らかに多い印象です。
本番、慌てた受験生が多かったことと思います。

出題者の意図はおそらくこうです。
そもそも資料型問題を出すようになったのは、現場思考力を試すためです。
しかし、この方式もすっかり定着し、受験生も合理的対処方法を確立して慣れてしまった。
私も塾で答案添削をしていて、みなさん要領よくまとめられる人が年々増えています。
本番の答案もドングリの背比べで評価しにくいでしょう。

そこで、ハードルを上げるとすれば、
出題テーマを難しくするか、資料の情報量を増やすか、いずれかです。
ところが、テーマを難しくすると、大半の受験生が対応できずに、
全体のレベルががた落ちしてしまいます。
そこで資料を増やす方を選んだのだと思います。
資料が増えても、「読む・考える・書く」スピードが速い人は対処できます。
深く考えると言うよりも、事務処理能力で決まるような問題になっています。

では、これはⅠBの今年の試験にも及ぶでしょうか。
ⅠAの試験もⅠBと同じ1時間半なので、ⅠBでも資料が増える可能性があります。
ですが、従来からⅠAはⅠBより資料が多い傾向にあったので、
ⅠBが急にⅠA並になることはないと思います。

それでも、事前に心構えをしましょう。
本番で資料が多かったとき、パニックにならないことです。
今回のⅠAの問題も、資料はそんなに複雑なものではありません。
ただ、2~5の資料がいずれも高齢者介護に関する資料なのに対して、
1のみ待機児童に関する新聞記事を取り上げている点が厄介なくらいです。

高齢者介護の問題を中心に据えつつ、待機児童問題をどう絡ませるかで悩んだ人が多かったでしょう。
そこで時間が足りなくなった受験生、あるいはそれを恐れて資料1を無視した受験生が多かったと推測されます。
まさにそこが出題側の狙いですから、
①時間厳守で必ず1000字を突破すること
②資料1に少しでも触れること
が必須です。

良い内容を書くことよりも、最低限、指示を守れているか、途中で終わっていないか、
を優先しましょう。


2について

問題文は以下の通りでした。

(1)別添の資料から、東京を福祉先進都市とするために、あなたが重要だと考える課題を200字程度で簡潔に述べよ。
(2)(1)で述べたことに対して、都は具体的にどのような取組を進めるべきか、都が実施している施策に言及した上で、あなたの考えを述べよ。



「都が実施している施策に言及した上で」という部分が、読み落としてはならない点です。
受験生は「東京都長期ビジョン」等を読んでいますから、
だれもが都の政策については知っているでしょう。
ただ、自分はしっかり問題文に応えているという姿勢を示すため、書き方に注意しましょう。

オーソドックスな書き方の例は、以下のようになります。

「第1に、○○の取り組みを進めるべきである。
この点、都は、△△を実施している。
今後は、この事業を推進するとともに、
さらに××も導入すべきと考える。」


「都が実施している施策に言及した上で」とあるので、
都の政策紹介だけで終わると良くないです。
そのあとで必ず「+α」の提案を書くべきです。

これは今まで喜治塾で指導してきたとおりなので、塾生さんは焦らなくても大丈夫です。

では、ご健闘をお祈りします!


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直前になりましたが、確認の意味で、都庁の資料分析型問題への対処法をまとめておきます。

注意点1:資料に沿って考えよう

資料分析型問題は、現場での思考力・問題解決能力を試すために出題されます。
ですから、あらかじめ用意しておいた答案を安易に流用するのではなく、
資料を熟読し、資料から離れずに検討することが大切です。
資料がヒントを与えてくれますから、その解読に時間をかけ、
あくまで資料から抽出できる事実を元に論述を進めることです。
手順は以下の通りです。

①資料の内容を検討し、何故このような資料が出されたのか、社会的背景を考慮しつつ出題意図を推測する。
②資料から判明した事実を元に、課題を2、3抽出する。
③抽出した各々の課題について、原因を分析し対策を考える。
④課題の指摘、原因分析、対策の順に論述を進める。

注意点2:問題文の指示を守ろう

都庁の問題文は、下記のような出題形式です。

(1)以下の図表から、あなたが都にとって重要であると考える課題を200字程度で簡潔に述べなさい。

(2)(1)で述べた行政課題に対して、都は具体的にどのような取組を進めるべきかあなたの考えを述べなさい。

 なお、解答に当たっては、解答用紙に(1)、(2)を明記すること。

まず、(1)(2)と必ず解答用紙に明示してください。
あとは各小問の指示に従って素直に論述すればよいのです。
序論・本論・結論などの構成をいちいち考えなくても構いません。

(1)では、「図表」から、「都にとって重要であると考える課題」について「簡潔に」述べなさいとあるのですから、
「…が重要な課題である」と必ず明示し、極力200字程度にし、前置きや背景説明などをだらだらと書かないようにします。

「図表から、…が分かる。よって、都にとっては、…が重要な課題である。」
というような端的な記述を心がけてください。

(2)では、問いに「都は具体的にどのような取組を進めるべきか」とあるので、あくまで具体的な政策を中心に書くべきです。
政策に入る前に前置きで課題の原因分析や背景説明をするのであれば、せいぜい200字程度で切り上げてください。
それ以上、原因分析や背景分析をやりたいときは、具体的な政策を示すときに理由付けとして書く方がよいです。
問題文の指示にある「取組」から離れたところで1ページも2ページも書き連ねるのはよくないです。
問題文の指示に忠実に従うことが大切な理由は、
①出題者の問いにきちんと答える姿勢を示す、
②採点者にとっての読みやすさ、採点のし易さに配慮する、
という点でとても重要です。これができていない人の方が多いです。

注意点3:対策は羅列にならないように

「東京都長期ビジョン」は必読ですが、
ここから拾った政策をただ羅列するだけの答案は書かないようにしましょう。
もちろん、1時間30分という制限時間の中で、自分の頭で考えたことだけで書くのは不可能ですから、資料から流用するのは構いません。
しかしそれを書くときには、適当に並べるのではなく、自分なりに視点を立てて分類したうえで並べてください。

並列関係にないものを並列していたり、時系列などの順序や優先順位がちぐはぐだったりすると、ただ暗記した知識を吐き出しているだけに見え、論理的でない文章になってしまいます。
また、なぜその対策が課題の解決に効果的なのか、きちんと根拠が述べられていなければ論理的とは言えません。
そのためにも対策を導き出すプロセス(原因分析)を重視してください。

目安としては、200字程度で課題の背景(原因)分析をしたうえで、それに対応した取組(対策)を論じていくというのがよいでしょう。
書き方のパターンとしては以下のような型が考えられます。

パターンA:背景(原因)分析を冒頭に前出しする書き方
「(1)で述べた課題に対して、都は具体的にどのような取組を進めるべきかを論じる前に、まず課題の背景について分析する。……(200字程度で背景分析)…。以上より、○○という課題に対しては、第1に、××という観点からの取組、第2に△△という観点からの取組が必要となる。以下順に論じていく。」

パターンB:背景(原因)分析を取組の中で論じる書き方
「(1)で述べた○○という課題に対して、まず第1に、××という観点からの取組が必要となる。なぜなら、…(背景分析)…。具体的には、…(個別具体的対策を2,3呈示)。第2に、△△という観点からの取組が必要となる。なぜなら、…(背景分析)…。具体的には、…(個別具体的対策を2,3呈示)。」

もちろん、問題の内容に応じて型通りには行かないケースも出てきます。
ですが、作業量の多い資料型問題を1時間30分で完結させるには、事前に自分なりの処理手順やスタイルを確立しておくことが重要です。

以上述べた3つのポイントは意識しておいて欲しいのですが、必ずしも全部守られなくても合格はできます。本番は時間との勝負ですから、試験開始後30分が過ぎたら、とりあえず書き始めましょう。いくら立派な分析や構成ができても、規定字数の1000字に到達しなければ終わりです。くれぐれも時間配分に気をつけてください。

☆予想しなかった論点が出された場合の対処法
この場合は、慌ててはいけません。パニックになって頭が混乱し、混乱したまま訳の分からないことを書いてしまうのが一番まずいです。落ち着いて問題文を読み、自分の分かること、分からないことをハッキリとさせ、分かることだけでシンプルに書きましょう。資料の分析が不十分でも、触れてさえあれば最低限大丈夫です。また、課題も取組も、一つしか浮かばなければ、無理にでっち上げずに、それでまとめてください。ただし、1000字以上書かなければならないので、資料の分析を丁寧にしたり、背景分析を長めに書いたり、具体例を丁寧に説明したりして引き延ばしてください。そうすれば最低限の守りの答案は書けます。

では、頑張ってください!
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ポイント3:政策の羅列にならないように、構成をしっかり

課題式論文は知識を問う試験ではなく、問題解決能力を問う試験です。
政策を羅列しただけだと知識を披露しただけになってしまい、
論理的思考力や問題解決能力をアピールできません。
逆を言えば、考えている姿勢さえ示せれば、政策をたくさん並べても構いません。
では、考えている姿勢が出ているか否かはどこで分かるのでしょうか。

まずは政策が整理されているかどうかです。
きちんと項目分けがなされ、しかもその項目分けが合理的であることです。
項目分けの基準としては以下のような分類が使えます。

・マクロな政策とミクロな政策
・ハード面の政策とソフト面の政策
・事前の対策と事後の対策
・短期的な政策と長期的な政策
・行政が単独で取り組む政策と住民等と協働で取り組む政策
・優先順位が高い順に並べる
・時系列で並べる

例えば、
「まずは、ハード面の対策を考える。」
「次に、ソフト面の対策を考える。」
といった大項目を立てます。

次に、いきなり政策を出すのではなく、プロセスを踏まえて政策が出されていることです。
なぜその政策が課題の解決に効果的なのか、根拠が述べられていなければ論理的とは言えません。そのためにも政策を導き出すプロセス(原因分析)を踏まえて論じます。

<答案の書き方の例>
第1に、××という取組が必要となる。
なぜなら、…(背景分析)…。具体的には、…(具体的政策を2~3呈示)。
第2に、△△という取組が必要となる。
なぜなら、…(背景分析)…。具体的には、…(具体的政策を2~3呈示)。

答案の「型」についての詳しい説明と、すぐに使えるテンプレートを入手したい方は、ぜひ下記の無料講座をご覧になって下さい。








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特別区の行政課題論文は、「特別区における行政課題」について解決策を論じさせるものです。
ですから、どんなテーマであれ、なるべく特別区を意識して、その実情に即した論じ方をしなければなりません。

たとえば、環境問題がテーマとなったとき、特別区ではとりわけ何が大きな問題かを考えます。
都市ならではのヒートアイランド現象や、利便性・快適性を追求することから来るエネルギーの浪費、人口過密によるゴミ問題や、車が多いことによる大気汚染などが浮かぶでしょう。
災害対策ならどうでしょうか。これも東京ならではの帰宅困難者対策や、人口が多いことによるライフラインや避難場所の確保、交通の混乱を防ぐ方法、病院の受け入れ体制の確保、独居老人や一人暮らしの女性など災害弱者の救援方法などが思い当たるはずです。

では、「地域社会の活性化」「住民との協働」を論じる場合はどうでしょうか。
これは少し難しいかもしれません。
区にもよりますが、地方に比べて概して住民同士のつながりが薄いのが東京の特徴です。
とすれば、隣の人の顔も名も知らない状況下で、「地域社会の活性化」や「住民との協働」を実現することはいかに困難かという現状をまず認識する必要があります。

「自治会でお祭りなどのイベントを盛んにすればよい」とか「自治会を中心に話し合いを進めるべき」などと当然のごとくに書いてしまうと、特別区の実情からずれた答案になってしまいます。
自由で個人主義的な生き方をよしとする都市の若い世代が自治会活動に参加するとは考えにくい。
そこで、SNSサービスを活用したネット上でのつながりづくりや、専門分野に特化した趣味のサークルやNPO活動の振興など、新たな手法が考えられなければなりません。
「まちづくり」が聞かれた場合も同じです。どの自治体にもあてはまるようなまちづくりの一般論を述べても出題意図に応えたことにはなりません。自分なりの視点で特別区ならではの問題点は何なのかを考えながら論述しましょう。

別な観点では、国や都、民間企業との役割分担についても考えなければなりません。
答案を読むと、国にしかできない法改正を論じていたり、民間がやるべき事を区の取り組みとして論じている場合がよくあります。
とりわけ問題文に「特別区職員として」と明記されている場合には注意が必要です。
市区町村と都道府県、国の仕事の違いを確認しておきましょう。

以上をまとめると、大都市で、なおかつ基礎的自治体であるという特別区の特性を踏まえ、取り組みを論じることです。

「特別区に強い」喜治塾では、以上の観点から、特別区対策に特化した対策講義を行い、特別区にマッチした答案例を配布しています。
下記動画をご覧になり、ぜひご利用下さい。


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特別区の行政課題式論文について、
直前期に確認しておきたいポイントをシリーズで講義します。

ポイント1:出題意図をとらえる

下記は昨年の問題文です。
この問題文、何がテーマで、どこに着眼すべきでしょうか。
読みながら線を引くのはどこですか?

「人々の働き方に関する意識や環境が社会経済構造の変化に必ず
しも適応しきれず、仕事と生活が両立しにくいという現実に直面
しています。誰もがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上
の責任を果たす一方で、子育て、介護の時間や、家庭、地域、自
己啓発等にかかる個人の時間を持てる健康で豊かな生活ができる
よう仕事と生活の調和が求められています。
このような現況を踏まえ、ワークライフバランスの実現に向け、
特別区の職員としてどのように取り組むべきか、あなたの考えを
論じなさい。」

本番では下記のように加工します。

人々の働き方に関する意識や環境が社会経済構造の変化に必ず
しも適応しきれず、仕事と生活が両立しにくいという現実に直面
しています。誰もがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上
の責任を果たす一方で、(子育て、介護の時間や、家庭、地域、自
己啓発等にかかる個人の時間を持てる健康で豊かな生活ができる
よう)仕事と生活の調和が求められています。
このような現況を踏まえ、ワークライフバランスの実現に向け、
特別区の職員としてどのように取り組むべきか、あなたの考えを
論じなさい。

本問は「ワークライフバランス」がテーマであって、子育て、介護などは「ライフ」の一例として述べてあるにすぎません。ですから「子育て」以降は惑わされぬよう()に入れてしまいます。

にもかかわらず、某予備校がyoutubeにアップしている動画では「子育てと仕事の両立」を論じればよいという解説がなされていて唖然としました。

本問は、ワークライフバランスを実現するにはどうすれば良いのかを正面から問う問題ですから、働きながら子育てするために保育所が必要である、などという論を展開すると出題意図から外れてしまいます。

特別区の問題は問題文が長いのが特徴です。
うっかりすると、何がテーマなのかを拾えずに失敗します。
「テーマ」と、それをかみ砕いて説明している「例」の部分とを区別することが大切です。


以下の問題は2年前の本試験問題です。
同じようによく読んで、何を書くべきか考えてみてください。

「東京都では、2020年頃を境に人口が減少に転じることが予測されています。一方、現在すでに20%を超えている高齢化率は、今後も更に上昇を続けることが見込まれています。特別区が、これまで経験をしたことのない人口減少社会、高齢社会を迎える中で、暮らしやすい地域とはどのようなものかを述べた上で、それをどのように実現していくか、あなたの考えを論じなさい。」

先ほどの問題よりもテーマを読み解くのは難しいです。
この問題は一般には「高齢化」について出題された問題とされています。
しかし、それでよいでしょうか。
線を引いてみます。

「東京都では、2020年頃を境に人口が減少に転じることが予測されています。一方、現在すでに20%を超えている高齢化率は、今後も更に上昇を続けることが見込まれています。特別区が、これまで経験をしたことのない人口減少社会高齢社会を迎える中で、暮らしやすい地域とはどのようなものかを述べた上で、それをどのように実現していくか、あなたの考えを論じなさい。」


「高齢化」というキーワードよりも先に、「人口減少」というキーワードが出てきています。
つまり「少子高齢化」がテーマとなっていますから、「高齢化対策」だけ論じるのでは出題意図に答えたことになりません。
高齢化社会への対策=人口減少社会への対策ではありません。
たとえば、高齢者プロパーの対策として「バリアフリーのまちづくり」や「独居老人宅への見回り」などを書いても、「人口減少社会における暮らしやすい地域」という文脈にはなじまない感じがしませんか?
これに対して、「コンパクトシティ」は「人口減少社会における暮らしやすい地域」という文脈に十分なじみます。また、人口減少=地域の活力低下という側面から、「高齢者の社会参加の促進」を論じることも十分題意に応えています。

題意の本質に迫ってみましょう。

人口減少社会は少子高齢化によりもたらされます。
それは言い換えると、税収の確保が困難な低成長社会、それゆえ行政サービスの低下が懸念される社会とも言えます。
また、人口減少=労働面でも地域活動面でも担い手が不足し、活力が低下しがちな社会と言えます。このような問題点に対応するためにどのような地域づくりをすべきかというのが本問の眼目です。

長い問題文から出題意図をとらえるには、読解力が大切です。
常に全体を読んで問題文のテーマをとらえてください。
一部のキーワードにだけ飛びついてしまいがちなのは、不注意というよりも、
「自分が用意しておいた答案例をなるべくそのまま使いたい」という受験生心理の表れだと思います。出意図を外す一番の原因になるので、くれぐれも注意しましょう。

さて、特別区論文直前予想講座のご案内です。
この講座では出題予想だけではなく、「論文の型」を教えます。
どうぞご覧になって下さい。


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