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五十嵐淳

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面接カードの記入方法 ①志望理由の書き方 

テーマ:公務員試験・面接対策
2014-06-09 22:10:02
きょうは都庁面接再現分析講座がありました。
今後は一刻も早く面接カードを作成し、模擬面接に入っていく段階です。
面接カードでは志望理由を書くのが一番難しいといわれます。
そこで、何回かに分け、困っている人のためにアドバイスします。

まず、こんな書き方はどう思いますか?

「ワークライフバランスの推進や中小企業の支援に力を入れている都庁に大変共感を覚え、志望させていただきました。」

「日本を代表する東京都は、常に最先端の政策を実行する実行力と発信力があります。このような東京を舞台に仕事をする事で、日本全体に影響を与えることができる点で魅力を感じています。」

「都庁の説明会で、仕事に情熱を燃やしている職員の方々の真摯さに打たれ、私もチームに加えてもらいたいと感じ、志望いたしました。」

いずれも「消費者目線」で理由を述べています。
もちろん、間違えたことは何も書いていませんが、これでは自己をアピールできません。
いくら書いてもポイントにならない「無益的記載事項」になっています。

2番目の例は良く見るのですが「日本全体に影響を与えることができる点で魅力」という表現に違和感を覚えます。日本全体に影響を与えたいなら中央省庁に入ればよいし、それは都庁にとってはあくまでオマケのような効果で、都庁職員にとって本来は都民のために貢献するのが責務なはずです。功名心や自己実現が前面に出るのは奉仕者たる公務員にふさわしくないでしょう。

3番目の例に似ているものに「公務員である父親の背中を見て育ち…」というのがありますが、これは使い方次第ではOKです。説明会という一過性のものではなく、時間や血の重みを感じるからです。

また、自分のことを書けば何でもいいというわけではありません。

「横浜市には友人が住んでおり、遊びに訪れるたびに異国情緒ある街並みやバラエティに富んだお店に魅力を感じていつかは暮らしたいと思っていました。」

友達が住んでいようがいまいが面接官には関係ないです。その後も消費者目線そのもの。もちろん自分の出身地なら郷土愛を強調するのは良いです。

「わたしはこれまで大勢の人のお世話になって成長してこれたので、これからは社会に恩返しをしたいと思い、公務員を志しました。」

素直で好感は持てるのですが、稚拙に見えます。この程度で良い印象を与えられるのであれば、だれだって真似して書けます。自己表現にはなっていません。

では、こんなのはどうでしょうか。

「東京都は災害に弱く、犯罪も多く、自殺者やお年りの孤独死、児童虐待も多く、たくさんの問題を抱えた都市です。そこでさまざまな課題に取り組むのはやりがいがあると感じ志望しました。」

これは「生産者目線」っぽいですが、読んでいてなんとなく嫌な感じになるのは、東京都を貶るような書き方だからです。こういうフレーズを使う場合には、この後に「いかに自分がこれらの問題に貢献できるか」を具体的に示さない限りマイナスな印象が残ってしまします。

以上に示した例は「使ってはいけないフレーズ」(有害的記載事項)というわけではありません。自分の良さをアピールできる他のフレーズとセットで用いるのであればOKです。
ただ、このような無益的記載事項で志望動機欄を埋めるのはもったいないことです。
安易なフレーズに逃げようとする心を抑え、自分にしか書けないオリジナルな志望理由を書けるように追求してください。

では、次のようなのはどうでしょうか。

「都庁には充実した研修制度が用意されており、自身のキャリアアップを図って自己成長できる場だと思い、魅力を感じました」

「女性にとって、ワークライフバランスを確保し、子育てと両立させながら生涯にわたって働ける職業は公務員しかないと思い、志望させていただきました。」

以上のようなことは都庁のPRパンフに書かれており、一見、良さそうにも思えます。
しかし、面接カードに転載すべき内容ではありません。
いずれも自己都合優先の消費者目線です。
選ぶのは皆さん方ではありません、面接官、役所の側です。面接官に対して役立つ人材かの判断材料を提供するべき場でこの書き方はないでしょう。こういう書き方は下手をすると有害的記載事項になる可能性があります。
何度も言いますが、消費者目線ではなく、自分が志望先にどう貢献できるのかという「生産者目線」に軸を置いて展開してください。

まずは自分で悩んで考えてほしいので、良い例に関しては載せません。
ですが、ヒントとして書き方の一例を示しておきます。



<志望理由の型の例>

第1段
「私は○○という活動(出来事)を通じ、○○という思い(問題意識)を抱いてきました。この思いを実現するために○○に取り組むことができる公務員の仕事に魅力を感じました。」

過去の振り返りの視点…まず自分の経験を踏まえてなぜ公務員を目指そうと思ったのかを述べる。自分の経験により形成された自己の職業観を示すのがポイント

第2段
「とりわけ○○(志望先)は××という点で私の考える△△を実行するのにふさわしい場所だと思います。」

現在の状況分析の視点…公務員の中でもなぜ○○を選んだのかを現状分析とともに述べる。

第3段
「○○という経験を通して培った××という強みを△△に生かして、□□や■■に貢献させていただきたく志望いたしました。」

未来へのビジョン…自分の能力・長所をどのような分野でどのように用いて貢献できると思うのか具体的に述べる。


ポイントは自分をアピールすることです。
自分と関係ない一般論をいくら書いても点は稼げません。
上の型にのっとれば、資料から抜き書きしたような無個性な志望理由にはならない筈です。



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