公務員試験応援ブログ by 喜治塾・五十嵐

公務員試験合格を目指して頑張っているすべての方が、やる気を最後まで維持できるよう、応援します。公務員試験に役立つ有益な情報も、随時公開します。


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論文特訓ゼミの準備で忙しく、また体調もずっと悪かったので、
更新をさぼっていました。どうもすみません。

さて、春生の民法の講義がようやく終わりました。
講義回数が26回もあり、しかも毎回当てられるという緊張感の中で、
皆さんよく最後まで頑張りました。立派です。

「こんなに苦労して民法をやって何の役に立つのか?」と思った人もいるかもしれません。
そこで、ちょうどOBのNさんから良いメールをいただいたので紹介させていただきます。
ある政令指定都市に入庁し、最前線の知的障害者施設で1年間働いた後、本庁に異動した方です。
少し長いですが、これを読めばきっとモチベーションが高まると思います。



「今、私は○○市役所の障害福祉課で働いています。
今年の4月に異動になり、思いがけずも本庁勤務になることができました。
これは、私にとってうれしくもあり、まだ自分には早すぎるような気もあり複雑です。


障害福祉課では、知的障害支援係にいます。
自分は主に療育手帳制度と扶養共済年金制度を担当しています。
今私にとって一番楽しいことは、扶養共済制度に制度改正があり、
その関係で条例改正をメイン担当でやらせてもらえていることです。


私は、喜治塾で講義を受けている頃から、おぼろげに公務員になったときは
いつかは法制度に関する業務をやってみたい、と思っていました。
私はその原点が、五十嵐先生の民法の授業を受けたからであると思っています。

大学で日本文学を専攻した私は、それまでまったく法令に興味がありませんでした。
そのような自分でしたが、先生の民法の講義はとても楽しかったです。
楽しいというだけではなく法令というものに対する興味が非常に沸いていたのだと思います。

前の会社を辞めることになってから、このハードな社会で生きていくには
あまりにも自分が無知であり、自分を守る術すらもないことを痛感しておりました。
そんな折でしたから、法という社会のルールのひとつを知ることが
自分の生きていくための術の一つになるのでは、と思えたからなのかもしれません。


そういう個人的な思いとは別に、
条例改正の作業は自分にとっては非常に面白いものでした。
局内局外を問わず、いろいろな人に会うことができるし、いろいろな人の考えに触れることができました。
土日出勤をするはめにはなりましたが、静かな職場で国の法令や政令を調べるのも
普段の業務とは違い、学問の延長線上にあるようで意外と面白いものです。
何より係長が私のことを信頼して、あれこれ言わず私に多くを任せてもらえたことがうれしかったです。
(ただ大きな判断、他部署との折衝はすべて係長に頼ってしまいました…
いや、係長の指示のもと自分が細かいところを好きにやらせてもらった、というほうが正しいのかも…)


条例案は、法制課の審査も終わり今月末には議会に上程される予定です。
まだ、現在もパブリックコメントの報告や、委員会説明、
電算処理の委託業者との打ち合わせなど残っていることは、もう少しあります。
いや、今回の改正は掛金の増額など、加入者の方にはマイナスに動く内容なので
加入者の方への説明対応など、これからがさらにハードになっていくのかも知れません…


でも、今はかなり達成感でいっぱいです。
今日は研修所で法務研修を受けてきたので早く帰れました。
議案の審査が終わった後で、法務研修を受けているというタイミングの悪さが
ある意味私らしい気もします…


私の今の目標は、
定年までに一本でいいので、改正ではなくまったくの新規で条例を作ってみたいです。
そして、その条例が弱い立場にある人のためのものになれば、なおうれしいと思います。」





淡々とした文面からNさんの仕事にかける誠意、熱意が伝わってきます。
最初に勤務した施設ではGパンとTシャツで仕事をし、「公務員になった気がしない」と言っていたのですが、今はネクタイを締めて役所の机に向かっている姿が目に浮かびます。
福祉に思い入れのある方ですが、どのような分野であれ、自分の思い入れを達成するための手段として、条例(法律)を手がける仕事は避けて通れないのです。その際、要件に遺漏がないか、表現が誤解を招かないか、他の法令との抵触がないか等、細心の注意を払って条文の文言をチェックしなければなりません。ここに書かれているように、現場での仕事とはまた違った、知的刺激に満ちた作業です。

現場で福祉の実態を経験しつつ、本庁では一般的・抽象的な法規範を策定する。役所の中で条文とにらみ合っているときでも、自分が触れあってきたひとり一人の障害者の方の顔が目に浮かぶこともあるでしょう。こういうフィードバックができるのが自治体の仕事の醍醐味ではないでしょうか。

民法も、行政法も、喜治塾で学んだことは役所に入ってから必ず役立ちます。
将来、あなたを待っているだれかのために、身につけた技術を生かしてください。
そのための修行と思って、受験生の方は頑張ってください!




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