公務員試験応援ブログ by 喜治塾・五十嵐

公務員試験合格を目指して頑張っているすべての方が、やる気を最後まで維持できるよう、応援します。公務員試験に役立つ有益な情報も、随時公開します。


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国Ⅱの官庁訪問を続けていたOさんから、

内定が出たと報告がありました。

本当におめでとう。

これまでのOさんの苦労を知っているだけに、

格別嬉しかったです。

 

Oさんは2年前、裁判所の筆記にパスしましたが、面接で失敗。

学力はあるのですが、コミュニケーションが苦手なほうです。

大学時代に留年したこともあって、20代後半に入り、

職務経験もないため、面接では苦労していました。

 

ことし国Ⅱで回ったところは20カ所だったそうです。

疲労が重なって入院し、退院して、また訪問を再開しようとした矢先、

内定が出たそうです。

 

報告に来てくれたOさんは、とても晴れ晴れとした表情をしていました。

「自分にとって厳しい環境であるということと、不可能であるということとは、違うことなんだと思いました」と、しみじみ語っていました。

「誇れるような内定先でもないんですが…」と謙遜していましたが、

逆風の中、最後まであきらめずに勝ち得た成果です。

胸を張って、誇りにしていいと思います。

試験のレベルがどうの、内定先がどうのという問題よりも、

ずっと大きな成果がそこにはあると思います。

 

こうした感動に触れられて、とても嬉しいです。

公務員試験はリベンジの機会を十分に与えてくれる。

最後まで頑張った人に、必ず運も向いてくる。

「希望格差社会」などと言うものの、

だまだ捨てた世の中ではないと思いました。

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まず、試しに以下の項目をチェックしてみてください。

 

□年収が年齢の10倍未満だ

□その日その日を気楽に生きたいと思う

□自分らしく生きるのがよいと思う

□好きなことだけして生きたい

□面倒くさがり、だらしない、出不精

□一人でいるのが好きだ

□地味で目立たない性格だ

□ファッションは自分流である

□食べることが面倒くさいと思うことがある

□お菓子やファーストフードをよく食べる

□一日中家でテレビゲームやインターネットをして過ごすことがよくある

□未婚である(男性で33歳以上、女性で30歳以上の方)

 

今年9月に出版されて以来、話題を呼んでいる、

『下流社会』のはしがきから抜粋しました。

筆者によると、半分以上あてはまるものがあれば、

「あなたはかなり『下流的』である」そうです。

                  

この本は、先に紹介した『希望格差社会』の現実を、

さらに日常の生活意識のレベルまで敷衍して分析した内容です。

日本社会において階層格差が拡大し、二極化へ向かう中、これまでの中流が転落し、下流社会を形成しつつあるといいます。

筆者は学者ではなく、在野の研究者なため、内容はかなり主観的で、その分思い切った論を展開しています。

その内容の一端を紹介しましょう。

                  

まず、下流とは、単に所得の低さを意味するのではなく、

コミュニケーション能力や、人生に対する意欲の低さを意味し、その結果所得が上がらず、「自分らしさ」という殻の中に閉じこもって、だらだらと成り行き任せに生きる人のことだと定義しています。

 

下流化する若者の特徴は、統計上、

男の場合はオタク系引きこもり型となり、

女の場合はラテン系歌って踊る型になるのだそうです。

 

消費生活の点では、下流はお菓子やファーストフードをよく食べる、郊外の安穏とした「村」に定住しすべての用事を済ませる、などと指摘しています。

さらに、下流の若者ほど勉強をしていないのに自己全能感が強いとか、

階層格差が広がったために自由恋愛が成り立ちにくくなっているとも言います。

                  ◆

ニートや少子化の分析など、なるほどと思わせる視点が随所にあり、公務員試験の論文にも役立つ内容です。

意識調査のデータから、想像以上にこれまでの社会が変質していることが分かり、改めて驚異を覚えます。

 

しかし、全体を通して、筆者の姿勢に対する疑問も抱きました。

というのも、消費社会論に重点を置いているためでしょうが、

あまりにも労働と消費による生活向上を至上視しすぎていると思います。

また、上流や下流というステレオタイプの言葉で安易なレッテルを貼ることにより、画一化された価値観を読者に押しつけているのではないか、と感じました。

バブルの頃にはやった「マル金、マルビ」と大差ないと思われる記述が、あちこちにありました。

一言で言うと、えげつないのです。

                  

社会学では「階層」という概念を重視しますが、

一個人としての人生全体を考えたとき、

そもそもそれほど重視するに値することなのか、

疑問を感じます。

もちろん、多くの人が気にすることだからこそ関心を呼ぶのでしょうが、

古今東西の哲学・宗教・芸術の営みと比較したとき、

近視眼的な視野の狭さを感じます。

 

もちろん、すべての社会学がこうしたレベルというのではありません。中には、狭い視野を切り開いてくれるような素晴らしい本もあります。

 

現実の社会環境の厳しさを直視することはもちろん大切ですが、それに振り回されて、社会の要求する型に合わせるような強迫的な生き方しかできないのでは、淋しい感じがします。

今はやりの「ドラゴン桜」も、結局は旧来の価値観の焼き直しに過ぎないように思えます。

 

そこでやはり、難しい時代だからこそ、

現代社会の現象面をとらえた本だけでなく、

優れた古典や文学作品を読むことが大切だと思いました。

 

三浦 展
下流社会 新たな階層集団の出現
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