模擬面接真っ最中

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更新をさぼって申し訳ありません。

決してネタ切れしたわけではありませんのでご心配なく。

ただ、模擬面接でエネルギーを使い果たしているだけです。


30分1ラウンド、火花が散る思いです。

質問者の立場からすれば、人を問う分、

自分の人間力が問われる思いです。


だんだんカミソリのようになって行きます。

切られた人、私もその分、傷ついているのです。

どうか奮起してください!!

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裁判所、都庁・特別区と発表が続き、
来週以降、模擬面接で忙しくなります。
長いつきあいの塾生さんはもちろん、

一期一会で縁のあった外部生の方にも、

ぜひとも合格してもらいたい、と思うから、
ついつい制限時間をオーバーして、
1時間以上話し込むこともあります。
一生がかかっているから、受ける方も真剣です。

面接を甘く見ていると、失敗します。
模擬面接をしていて感じるのは、
半分ぐらいの人は運に左右されますが、
残り半分は運に左右されないと言うことです。
その中には「必ず受かる」という人もいるし、
逆に、「まず落ちる」という人もいます。

ですが、1回目の模擬面接の印象で、
「このままだとまず落ちる」という印象の人が、
4回、5回と練習するうちに受かっていくケースがあります。
「可もなく不可もない」という中間集団の人たちに比べ、
弱点がハッキリしており、本人も自覚している分だけ、
改善される可能性も高いのです。

例えば…
昨年県庁に受かったMさんは、口下手で、おどおどして、自信のない態度でした。
大学時代のアピール材料にも乏しく、どう考えても不利だったのですが、
繰り返し練習するうちに、きっぱりと自信を持って話せるようになりました。

また、一昨年都庁に受かったSさんは、逆に自信家で、

自己中心的な態度が見て取られ、印象が良くありませんでした。
面接後、その旨指摘をすると、かえって睨み返してくるような具合でした。
ですが、自分のその短所を自覚して、何度も何度も塾に通い、
次第に素直で謙虚な態度に変わって行きました。

こういう人たちから合格の知らせを聞くと、
自分のことのようにうれしく感じます。
2人とも本当に偉かったと思います。

どうしても受かりたいという執念があったのです。


「最終合格する人は、だれもが真剣である」
ということを忘れずに、十分な準備をしてください。

ご健闘をお祈りします。


※喜治塾の面接対策講座、受付中です。
←詳しくはブックマークからホームページをご覧下さい。

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いよいよ国Ⅱ試験

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今週末はいよいよ国Ⅱ試験ですね。

国Ⅱは何と言っても専門が勝負です。

勉強した人だけがうかる、公平な試験です。

教養はヤマだけ見直しておきましょう。

残された時間は専門の最終確認に充ててください。

 

教養論文が不安な人もいると思いますが、

落ちない答案を書ければ十分です。

問題文を良く読み、題意を取り違えないように注意してください。


国Ⅱの問題は近年、行政系科目で思考力を試す方向に来ていますから、

一問一問、一生懸命に頭を使って解くようにしてください。

知らないからと言って絶対にあきらめないこと。

自分が知らないことは他の受験生も知らない。

肢が長ければ長いほど、ヒントが隠されています。

国語と常識、プラス若干のセンスで十分解けます。


では、ご健闘をお祈りいたします!


<今年の要注意分野>

民法…代理、担保、連帯・保証債務、売買、賃貸借、親子

政治学…政治権力、選挙、マスコミ、政治意識、近代政治思想、戦後日本政治史

行政学…行政組織、人事・財務、行政改革、地方自治



宣伝です。直前の土壇場ではありますが、

喜治塾・都先生が、16日午後6時半から2時間、

「経済事情」の予想講義をします。

経済の勉強をしていない人でも、

暗記で十分乗り切れる科目ですから、

この2時間だけで合格点を狙ってください。

県庁等を受ける人にもお勧めです。

詳しくは喜治塾http://www.kijijuku.com/ まで

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最近、靖国神社参拝問題から議論が発展して、

そもそもA級戦犯は本当に有罪だったのか、

極東国際軍事裁判が国際法上有効なのか、

などと裁判の正当性に関する議論が国会や自民党内で蒸し返されています。


時事系のブログを巡回してみても、

そういった論法で靖国参拝を擁護する意見があちこちに出ています。

何という愚かなことでしょうか。

かりに法的議論でA級戦犯らを正当化できたとしても、

日本の中国や朝鮮への侵略が正当化されるはずありません。

A級戦犯とされた人たちが法的に無罪だから、靖国参拝は間違えていないなどと、

今更中国や韓国に説明できるとでも思っているのでしょうか?

そういう態度こそ、無反省と言われるゆえんではないでしょうか。

たとえ裁判に正当性がなくても、戦争を起こした以上、東条は悪いに決まっている。
いや、広島・長崎に原爆を落としたトルーマンだって悪い。
もっと言えば、日清戦争を起こした伊藤博文も悪いし、イラク戦争を起こしたブッシュも悪い。
たとえ法的に正当化できても、道徳的に正しい戦争などあるはずないのです。
日本の行った戦争で唯一正当化されるものがあるとしたら、元寇ぐらいではないでしょうか。

極論だと思われるかも知れませんが、何やかやと理屈を付けて戦争を美化したり擁護する人たちに、

胸を張って筋を通そうと思ったらそう言う以外ありません。
「日清・日露戦争は別に悪くないだろう」などという理屈は成り立ちません。「戦争はすべて悪」なのです。

戦勝国のイギリス、フランス、アメリカは、帝国主義時代の侵略に対して日本以上に反省が足りません。

しかし、だからといって、日本の中国・朝鮮に対する責任が免責されるはずありません。

先人達の外交を「土下座外交」と罵る人たちがいますが、私はそうは思いません。
あれだけ迷惑をかけた国々と、よく短期間に国交回復まで持ち直してくれたと思います。
それを、上野にパンダが来た30年前よりも日中関係が冷え込むなんて、

小泉首相は責任を自覚しているのでしょうか?

やれ国家の威信だ、9条改正だと、タカ派的な発言をする日本版ネオコンこそ、
戦争の恐ろしさを忘れた「平和ボケ」グループだと思います。

裁判所の1次試験の合格発表がありました。

受かった人も、まだ終わったわけではありません。

面接が厳しいですから、早めに塾に来て対策をしてください。


落ちた人へ。

以前、二年目に合格した人から、こんな話を聞いたことがあります。


一年目に不合格だった時、世話になったゼミの教授に報告に行ったそうです。

報告を聞き終わると教授は、「それで君は、絶望したのかね」と一言。

「いえ、絶望と言うほどでは…」と返事をすると、

「だから君は落ちたんだ。本当に真剣にやって来たなら、絶望するはずだ」と一喝されたそうです。

すごく厳しいですが、落ちたのはすべて自分の甘さだと言いたかったのでしょう。


もちろん、試験の結果でその人の価値や人格がそこなわれる事はありません。

この受験生が偉かったのは、教授の一言で目が覚めて、次の年は合格したこと。

失敗は失敗として、自分の甘さを分析して、次の試験に臨んでください。


悩んで放心していてはだめです。

次は国Ⅱ、市役所、というように、自分を追い込んで勉強を続けてください。

他の試験に合格してみたら、裁判所よりも魅力を感じた、と言うことだって十分あり得ます。

可能性を捨てずに、頑張ってください。


本当に絶望した人は、塾へ来てください。

話し合えば、活路は必ず見つかります。





政治家に倫理は不要か?

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まずはこの記事を見てください。

http://reportage.ameblo.jp/entry-6c93a22b1e4022b1be469ec4e5924e51.html#tbox


横山ノックの時も驚いたけれど、この人は桁違いですね。

ウェーバーのいうように、政治家は責任倫理(結果責任)を果たせばよいのかもしれないけれど、

この人の品性のなさは度を超しています。


権力を笠に着た人間ほど卑劣な存在は居ません。

こんな人が公務員の不祥事を監督できますか?

政治家として女性の権利を向上できるとでも?


日本人は性道徳の点でたしかに退廃しており、

異常性癖に対しても寛容すぎます。

こんな政治家を選ぶようでは、

少女監禁事件など、後を絶たないはずです。

「国民の代表者」が似たようなことをやっているのですから。


恐ろしい倫理崩壊です。

この人を迎え入れた選挙区や自民党を見ていると、

日本の民主主義もこれまでかと思います。




国税専門官試験もいよいよ間近ですね。

国税専門官試験と国家Ⅱ種試験は、あらゆる公務員試験の中でも良問がそろっており、

きちんと勉強した人は努力が必ず報われる試験です。

逆を言えば、運で受かる可能性はきわめて少ない試験。

難問も出ますが、自分の頭を信じて、あきらめずに考えることです。

ヒントは必ず問題文にあります。


力が入りすぎると前日眠れなくなったりしますが、

気にしないでください。

一睡もせず受けた人でも、高熱があって受けた人でも、

実力のある人は毎年合格しています。


1次が終わったら、面接対策も大変重要なのでお忘れなく。

国税の面接はとても厳しく、精神力が試されます。


ご健闘をお祈りします。

戦争は誰のためのものか?

古今東西、正義のための戦争などあったためしはないし、

戦争のたびにいかに国民が巧妙にだまされるか、

イラク戦争の虚実を暴いた問題作です。

昨年、カンヌ映画祭でパルムドール(最高賞)を受賞しました。


マイケル・ムーアは、ドキュメンタリーを独自の娯楽的センスで脚色するのが得意な作家です。

軽妙なトーンとは裏腹に、政治の悪の恐ろしさと、それにだまされる国民の愚かさが、

やり場のない怒りとともに告発されています。


ブッシュ家は政治の傍ら実業で財をなした大富豪で、

とくにサウジのビン・ラディン家から多額の資金を供与されています。

両家とも、石油産業・兵器産業と深いつながりがあり、

戦争をすればするほど儲かる仕組みを

父親の代からつくっていました。

 

こんなにデタラメな大統領が許されていいのか。

それを許している国民はいったい何を考えているのか?

エリートたちが戦争から多大な私益をあげる一方で、

職のない若者たちはやむなく戦場へと送られ、命を落とす。

ここにも階層社会の厳しい現実が投影されています。

 

ある母親は、「お国のため」と胸を張って、息子たちを軍隊に送り、

ついにイラク戦争で最愛の子を戦死させてしまいます。

ラスト近く、ホワイトハウスの前庭で泣き崩れながら母親が発する、

「私は無知だった」という悲痛な叫びが、

映画全体を通して作者が訴えたかったことだと思います。


タイトル: 華氏 911 コレクターズ・エディション

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ブログでは意見の違う人を挑発するような発言はしたくなかったのですが、

これを読むと黙っておれません。


 【ロンドン=飯塚恵子】東京都の石原慎太郎知事は1日付の英紙タイムズのインタビューで、「日本は2008年の北京五輪をボイコットすべきだ」と主張した。

 知事はその理由として、中国で昨夏開かれたサッカー・アジアカップでの反日騒ぎを取り上げるとともに、「中国にとって北京五輪は、ヒトラー時代の1936年ベルリン五輪と同じ意義を持つ。ヒトラーは軍事力を背景に示威行動をしたもので、北京も同じ構えを目指している」と述べた。

 知事はまた、日本の領有権に中国が異議を唱える尖閣諸島(沖縄県)を中国が占拠しようとすれば、1982年に英国がフォークランド諸島をめぐってアルゼンチンと戦ったように、中国との「小規模戦争」も検討するべきだと語った。
(読売新聞)

この知事が好きな人、受験生には大変多いようですが、

私は何十年も前から大嫌いです。


なぜかというと、言葉巧みにマスコミやエリートを挑発し、

大衆の心をくすぐるのが得意な典型的なポピュリズム型政治家で、

しかもタカ派だからです。

ヒトラーにこれ以上似た人がいるでしょうか?


やっかいなのは、何も知らずに「よくぞ言ってくれた」と拍手喝采する人が多いことです。

しかも、そういった人たちが年々勢力を増しており、若い世代にも意外に多い。

なぜでしょうか。

歪んだナショナリズムが蔓延しやすい土壌が、今の日本にあるからです。


「希望格差社会」で指摘されていたように、

とくに若い世代で、将来への不安や、社会へのやり場のない不満がたまってきています。

そうすると、鬱屈したエネルギーは出口を求めて、スケープゴートを探すようになります。

その時、扇動政治家が、「これぞ敵だ」とわかりやすい言葉で示してやる。

知事のいう、霞ヶ関の「亡国官僚」や、「中国」がそれなのです。


逆に今の中国もまったく同じ状況で、政治家によって、日本がスケープゴートにされているのです。

こうして互いが敵視し合えば、戦争だって絵空事ではなくなりますよ。


私の好きな言葉に、「分からないことの深さ」という言葉があります。

政治学者の佐々木毅教授が言っていました。

ソクラテスの「無知の知」と同じ事です。


わかりやすい言葉は、人を酔わせる魔力がある。

とくに現代社会は複雑怪奇でそれ自体、人々に大きなフラストレーションを与えますから、

わかりやすい言葉で話す人が出てくると、それに飛びつきやすくなるのです。

それは一言で言うと詐欺です。

商売の世界でも、政治の世界でも、こうした人の弱点をつく詐欺師がいかに多いことか。


少なくとも政治学を学んだ人は、

石原さんや小泉さんや阿部さんの単純明快な発言にだまされてはいけません。


安直に他人の判断に頼るのでなく、すべての物事をできるだけ自分の頭で考えることが出来るように、

たとえば日中関係なら、まず日本史や世界史から勉強すべきです。

本を読めば読むほど、分からなくなります。

それでいいのです。

それが現実世界なのですから。


ナショナリズムに利用されるから、

私はオリンピックもサッカーも嫌いです。

心に不安や孤独、満たされぬ思いを抱える人ほど、

試合の後に行われる国旗掲揚や国歌斉唱の際、

スタジアムの群衆と一体になりカタルシスを覚えるのです。

それが過去どれほど戦争の動機付けになったことか。


その意味でなら、北京オリンピックのボイコットは一理あるかもしれません。

でも、中国との小規模戦争なんて、とても正気とは思えません。

国民にどんなメリットがあると言うのでしょう?

戦争で得をするのは、常に一部の政治家と財界だけです。

もちろんそれ以前に、「すべての戦争は悪である」。

歴史を見れば明らかです。

そんなにやりたいなら、どうぞご自分とご子息とでやってください。


今、ナショナリズムとポピュリズムは、

政治学において、世界的に問題視されています。

エスノセントリズム(自民族中心主義)やマルチカルチュアリズム(多文化主義)、ファシズムとも関連します。

近時の公務員試験でも頻出なので、

ぜひ自分の問題として考えてみてください。


関連する本を紹介します。


著者: 山口 二郎
タイトル: 戦後政治の崩壊―デモクラシーはどこへゆくか
著者: 香山 リカ
タイトル: ぷちナショナリズム症候群―若者たちのニッポン主義
著者: 斎藤 貴男
タイトル: 安心のファシズム―支配されたがる人びと