ICI石井スキー試乗会 @ 丸沼高原 | いっくん◎ no メモリー

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好きなスキーやライブ関係を中心に、楽しかったことの記録です。

3月26日(日)は、丸沼高原スキー場で行われた、ICI石井2018-2019スキー試乗会に日帰りで参加してきた スキー
 
 
 
 
この日は早朝4:30に家を出て、7:45にスキー場到着 OK
 
今年から積極的に圏央道を使う様にしているので、横浜からのスキードライブは体力的にはかなり助かっている ルンルン
 
 
 
 
 
人もまばらな8:30の試乗会開始時間からスタートという気合の入り具合 てへ
 
 

 
 
 
この日はハードパックの上に軽い雪がずっと降り続けるという、真冬並みのかなーりGOODなコンディション アップ
 
 
 
気になっていたいろんな板を15:00まで試乗しまくってきたので、自分で感じた主観的な感想を書いてみます。
 
(注:競技はしないので板の走りに関しては評価対象外です。。)
 
 
 
 
ATOMIC  REDSTER S9i Pro
 

 

 
ATOMICはなぜか昔から一番相性が悪いメーカー。
正直今まで一度も良いと感じたことが無かったけど、今回は大きく変わったと聞いて乗ってみました。
 
確かにかなり変わりました。良い感じです。
 
板に今までのATOMICでは感じなかった、しっとりした粘り感があります。
落ち着いた反応で、操作には多少重さを感じますが、しっかり乗るには良い感じです。
 
ただし軽くて操作性やグリップのある板が多く出ている中で、この板ならではのメリットは、もう少し色々なシチュエーションで乗らないと分からないかな。。
 
 
 
 
ATOMIC  REDSTER S9i
 

 

 
操作性はかなり軽快で、とても快適なスキーが出来る感じ。
PROとは全くの別物。
 
操作性を軽くするために板のハリを強めた様にも感じられ、その結果雪面からの振動をそのまま伝えるようなラフさも見え隠れするような気がしました。
 
 
 
 
BLiZZARD  QUATTRO RS
 

 

 
この板は衝撃的です。

・重量も操作性も非常に軽い。
・ガシガシには主張はしないが、非常にしっかりとしたエッジグリップ。
・軽いのに極めて高い直進安定性。
・荒れた雪面にも吸い付くような安定性。
・操作性は簡単でオートマチック。
 
あんまり何事もなくこなすので板から求められる事は少ないが、逆にどんな場面でも最高のサポートしますよ、という最高おもてなしスキーです。
 
現在BLiZZARDを履いているのでTECNICA系とは相性が良いのかもしてないけど、それにしても画期的な板であることは確かだと思います。
 
 
 

FISCHER  RC4 THE CURV GT
 

 

 
フィッシャーもいつも今一つ相性が悪いメーカーです。
ATOMIC同様に板のハリ感が、個人的には強すぎるのかも。
 
しかしこの板は、もうぜんぜん違いました。
 
こんなに滑らかに滑る板って知りません。
荒れた斜面も、白磁の壺をなでる様に滑らかに滑っていきます。
 
基本的には操作性重視の軽い板なので、雪面の外乱であおられることも有りますが、そんな時もしっとり滑らかにあおられてくれます。
超高級車のサスペンションのように(想像ですが)、路面のアラを無かった事にしてくれるような。
 
デザインもカッコいい。乗っていて気分アガリます。
 
 
 
 
FISCHER  RC4 THE CURV (アルミ)
 

 

 
 
こちらは金属の板が入っているという事で、重量感がぐっと上がり外乱に対する安定感もバッチリです。
 
多分フィッシャー的には十分滑らかで、その上操作性・安定感も兼ね備え、完成度が高い板に感じました。
 
何かあと一つ圧倒的に優れているポイントが有れば言う事が無い感じ。
 
ゲレンデで1日滑るにはとてもまとまりのある板だと思いました。
 
 

 
NORDICA  DOBERMANN SPITFIRE RB EVO
 

 

 
須原スキー場での試乗会で印象が良かったこの板。
 
操作性・回転性はとても良かったです。
 
ただし、今回はホールド感がエッジ全体で弱めで、雪面の表面をかすめるような感覚が残りました。
 
 
 

NORDICA  DOBERMANN SLR RB EVO
 

 

 
SPITFIREに比べてこの板は、トップとテールでもシッカリと雪面を捉えている安心感がはっきりと伝わり良い感触でした。
 
滑走性も操作性も好みの方向だけど、持っても履いても重量感があり、そこが少し気になるところ。
 
 
 
 
NORDICA  GT 84 TI EVO
 

 

 
最初は板の幅広さに、あれっ!と思ったけど、すぐに慣れることが出来る程度の絶妙な幅です。
 
個人的には望んでいた諸々の好みが、パーフェクトに高いレベルで実現できているミラクルな板でした。
 
・ハリバリのエッジホールド感。
・外乱を蹴散らして進んでいく突破性
・新雪にも対応できるオールラウンド性
・雪面の様子が良い感じに伝わるダイレクト感
・簡単な操作性とバランス許容度の高さ
・経験したことが無いようなスムーズな弧が描けるフォルム
・コブの滑りやすさ
 
この板は人気が無いとのことで、見えないスキースタンド裏側に置かれていたという可愛そうな扱いでしたが、これは正直意味が解りません。
 
全くのノーマークでしたがひとめ惚れで、この板を来期からの相棒にすること決定しました!
 
 
 
 
オガサカ  KS-RX + FL585
 

 

 
ふだんあまりオガサカに乗ることがないので、久しぶりに乗ってみました。
 
まず滑り出した瞬間に、滑るような(滑ってんだけど。。)その操作感の軽さにびっくりしました。
 
斜度が増えても雪面が荒れてきても軽さはそのままに、しっかりと雪面を捉えスイスイと走ってくれます。
 
足元の感触は薄目だけど反対にトップテールでもシッカリと雪面を捉えて、全体の絶妙な圧バランスで板を一体化して滑っていくような感覚。
 
これは匠の技だわー、と正直驚きました。
 
個人的には足元のダイレクト感の程度と見た目の細さが気になりましたが、積極的に人に勧められる板だと思いました。
 
 
 
 
ROSSIGNOL  DEMO ALPHA R21 RACING
 

 

 
この前にDEMO ALPHA Softに乗って、軟い!と思ったので、今回はこちらに乗ってみました。
 
これは以前から大好きなDEMO ALPHAでした。
 
安定感・ホールド感・操作性申し分ありません。安定の・・ですね。
 
ただしこのR21 RACINGに付いてくるLOOKのR15バインディングが異様に硬い。
解放値7にしてもなかなか踏み込めません。
LOOKは以前DYNASTERで経験済みですが、これは一般人がゲレンデで使用するには厳しいのでは。。
膝が痛い時とか、雪がフカフカな時などに自分で履ける自信が有りません。。。
 
 
 
 
SALOMON  X-MAX X12
 

 

 
前回は170cmに乗ったので、今回は165cmをチェック。
 
やはり、非常に良い感触です。
 
強いエッジホールド・高い安定性・軽い操作感のオラオラ三要素が高レベルで揃い、170cmよりも明らかに扱いやすい印象です。
 
本当は剛性感がほんの少し低い方が好みに合う気もしますが、このド安定感には代えがたい魅力を感じます。
 
この板は家族用に予約決定です。
 
 
 
 
 
 
このほかにもいくつか乗って、15:00までフルフルで試乗させて頂きました ありがと
 
 
 
 
無事に来季からの相棒も見つかり大満足の試乗会でした OK