晴れのち曇り時々Ameブロ

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☆ 伝統工芸品『八戸焼』

旅行記前編では、食彩をテーマに街歩きをしてきましたが、この後編では八戸焼をはじめとした「伝統工芸品」を幾つか紹介させていただきます。

晴れのち曇り時々Ameブロ-八戸焼の故郷

八戸駅から青い森鉄道に乗ると車窓には長閑な田園風景が広がります。
奥羽山脈も青森まで北上すると、なだらかな丘陵地帯に変わるんですね。

晴れのち曇り時々Ameブロ-青い森鉄道「北高岩駅」にて

そして、降りたのは八戸駅のお隣「北高岩駅」、駅員さんの居ない無人駅です。
こんな静かな風景の中で、八戸焼は生まれていました。

晴れのち曇り時々Ameブロ-八戸焼(一輪挿し)

八戸焼というのは、江戸の末期に八戸市内蟹沢山中で焼かれていた庶民のための焼物(民窯)でした。
佐渡無名異焼国三窯の四代目でもあった「渡辺昭山」氏が、幾つかの著書からその存在を知り、興味を持たれたそうです。
そして、数年に渡る情報収集からついに穴窯の跡を発見し、実に100年以上の時を経て現代の世に蘇りました。

晴れのち曇り時々Ameブロ-八戸焼(茶器)

八戸焼の色は、『三陸の荒波にもまれた海藻の色』『北の大地に育まれたブナの色』と称されるほど自然で美しい色合いを特徴としています。
現在は、他界された渡辺昭山氏の意思を引継ぎ、二代目でもある「渡辺真樹」氏が製作にあたっていました。
とりあえず、百聞は一見にしかず、窯元まで行き何枚か写真を撮って来ましたので、順を追って幾つか作品を見てみましょう。

晴れのち曇り時々Ameブロ-八戸焼(コーヒーカップ)

まずは、八戸焼の代表的な色調、緑を基本としたコーヒーカップから。
初代の作品は、拝見したことがないのですが、二代目の手がける作品は“繊細”の一言に尽きます。
色彩もそうなのですが、出来具合が均一で、轆轤を回している時の集中力がこちらにも伝わってくるような印象を受けました。
全体的に薄手なつくりで、使っている土の特徴なのか縁を撫でると「キーン!」という心地よい金属音を聴くことができます。
和食の後に、このカップで程度の良い珈琲を飲んだらどんなに美味しいことか。。。

晴れのち曇り時々Ameブロ-八戸焼(一輪挿し)

これ、なかなか素敵だと思いませんか?
実は、ハートの形をした一輪挿しだったりします。
女性には、かなり人気があるみたいですよ。

晴れのち曇り時々Ameブロ-八戸焼(色々)

こちらは、リンゴの形をした小鉢と、ちょっと洋風な趣の一輪挿し、左側に少し見えるのは壁掛け用のフラワーポットだそうです。
二代目の作品は、初代の伝統を受け継ぎながらも、現代の生活空間を豊かにする工夫が随所にあり、和風住宅のみならず洋風住宅にもマッチする色合いやデザインも多く見受けられました。

晴れのち曇り時々Ameブロ-八戸焼(茶碗)

同じ色柄でも、ひとつひとつ微妙に趣が異なる・・・
手作りならではの良さですよね!

晴れのち曇り時々Ameブロ-八戸焼(水差し)

こちらは、茶道で使う水差しです。
これ、欲しかったなー
わたくし、茶道には精通していなので、今回は潔く諦めることにしました。
てか、値段が。(^_^;)

晴れのち曇り時々Ameブロ-八戸焼の湯呑と花器

ということで、今回は“桜”を連想させるピンク色の花器を購入することにしました。
ピンクの釉薬(上薬)は、林檎の木の灰を混ぜて色を出しているというお話。
八戸焼の特徴は、伊万里焼や九谷焼のような華やかさはないものの、生活空間の中に自然に溶け込んでくるような“奥ゆかしさ”を感じさせてくれます。
以前、盛岡を旅行した際、たまたま出会った八戸焼、今回は窯元にまでお邪魔することになったのですが、本当に来てよかったなと思いました。
青森の自然に育まれ、時を越えて今に蘇った幻の焼物、素敵な出会いに感謝。

今回購入した花器、わたくし桜の花が大好きなものですから、家宝として一生大切にしたいと思います。
それと真樹先生、帰りに街中までわざわざ送っていただき、ありがとうございました。
いつかまた、お会いできる日を楽しみにしています。


☆ 伝統工芸品『八幡馬』

晴れのち曇り時々Ameブロ-八幡馬

八戸市を代表する郷土玩具で、約700年前に櫛引八幡宮の祭礼に訪れた参拝者のお土産として売られるようになりました。
八幡馬(やわたうま)は、福島県の美春駒、宮城県の木下駒とともに日本三大駒のひとつに数えられています。
華やかな色合いは、嫁入りをする際の盛装とも伝えられ、昔は子供用の玩具として売られていたのですが、現在は結婚・出産など祝い事の記念品に用いられることが多いようです。

晴れのち曇り時々Ameブロ-八幡馬

八幡馬が作られるようになった背景には、やはり南部馬の存在は欠かせません。
南部馬の歴史を遡ると、奈良・平安時代ということになるのですが、歴史上表舞台に出てくるのは源平合戦の時代、南部氏が源頼朝側に就いていた頃の話。
学生時代、平家物語の授業で誰もが必ず耳にするその名馬、宇治川の合戦で先陣争いをした生咬(いけづき)と磨墨(するすみ)の二頭は、いずれも八戸近隣から出て行った南部馬です。
一ノ谷の合戦で、怒涛のごとく急な崖を駆け下りたのも南部馬でした。

当時は、気性が良く姿形が大きく美しい南部馬が軍馬として多く起用され、ここ南部地方には牧場が多く、一戸から始まり九戸まで続く地名の由来も、馬の木戸に番号を振ったことから名づけられたという説が有力視されています。
源平の時代、縁の下の力持ち的存在で地味な活動に従事していた南部氏に比べ、派手な活躍をしていた南部馬のほうが歴史上名声を残しているという、これもちょっと興味深い話ですよね。
そして時を経た現在、南部馬の純血は絶たれてしまい、その姿は一部残された古い写真と、この八幡馬からしか見て取ることができません。

晴れのち曇り時々Ameブロ-八戸博物館

そんな、ちょっとした歴史のエピソードを知りたい方は、八戸博物館もお薦めです。
国の重要文化財でもある「合掌する土偶」や出土した縄文土器の数々、南部氏が統治していた頃の八戸の歴史など、貴重な資料が展示されていました。
八戸博物館の隣にある根城跡には、ボランティアガイドさんが常駐していて、南部氏の歴史や南部馬の話など詳しく教えてもらえるので、そちらもお薦めですよ!

■ 八戸博物館
営業時間: 9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日: 月曜日(祝日の場合はその翌日・第1月曜日は除く)
      祝日の翌日(但し土・日にあたる場合は開館)
      年末年始(12月27日~1月4日)
入館料: 個人 一般250円 高・大学生150円 小・中学生50円
      団体(20名以上) 一般130円 高・大学生80円 小中学生30円
      ※根城の広場・博物館との共通券有


☆ お土産を買うならココ!

晴れのち曇り時々Ameブロ-八戸ポータルミュージアム「はっち」

市内中心街にある地域観光交流施設、八戸ポータルミュージアム「はっち」。
こちらの1Fにあるミュージアムショップで、八戸焼や八幡馬も販売されています。

晴れのち曇り時々Ameブロ-展示されていた作品

こちらの施設では、地元の作家が手がける工芸品やアクセサリー類も展示販売されている上、各種イベントも定期的に開催されているようでした。

晴れのち曇り時々Ameブロ-八戸駅前のユートリー

うっかり、お土産を買い忘れてしまった方のための最後の砦が、ここJR八戸駅前に建つ「ユートリー」です。
地酒やお菓子・水産加工品などの地場産品が、品数多く取り揃えられていました。
もちろん、八戸焼や八幡馬をはじめとする伝統工芸品も販売されています。

晴れのち曇り時々Ameブロ-販売されていた八戸焼

青森県には、八戸焼以外にも「津軽金山焼」「津軽焼」「鳥城焼」などありますので、焼物を訪ねて色々な場所を巡ってみるのも楽しいかもしれませんね。


【関連リンク】
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八戸観光コンベンション協会
八食センター
八戸「みろく横丁」
八戸焼昭山窯
八幡馬のホームページ
八戸前沖さば|サバの駅
青森の地鶏|シャモロックホームズ
八戸ポータルミュージアム「はっち」
ユートリー
八戸市博物館
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