晴れのち曇り時々Ameブロ

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晴れのち曇り時々Ameブロ-最上義光騎馬像

“山形”というと皆さんはどんなイメージを持っているのでしょうか?
さくらんぼ、温泉、スキー、蔵王や山寺を代表とする観光地などなど・・・
今回は、そういった観光地への拠点でもあり、東北の中心に位置する山形市を散策してみたいと思います。

皆さんは、山形の市内観光をしたこはありますか?
わたくしも20代前半の頃、蔵王にスキーへ行くため通り過ぎた場所で、あまり観光をするというイメージは無かったのですが、今回あるテーマを決めて歩いてみると歴史や暮らしなど知られざるもうひとつの山形が見えてきたので、ほんの触りではありますがここで紹介したいと思います。
テーマは、市内に残る歴史的建造物を探すということで。

晴れのち曇り時々Ameブロ-二の丸東大手門

まず最初に向かったのが、山形市を代表する景勝地「霞城公園」です。
残念ながら桜は散ってしまいましたが、見事な石垣の東大手門が迎えてくれました。
大手門を抜けて5分ほど歩くと、最初の目的地でもある重要文化財「旧済生館本館」が見えてきます。

晴れのち曇り時々Ameブロ-山形市郷土館(旧済生館本館)

この建物は、擬洋風建築と呼ばれているもので、当時の県令(県知事)の三島通庸の命により、文明開化の象徴として明治11年9月に県立病院として完成しました。
複数の角面からなる円形楼閣風の見事な造りで、昭和30年代に入ると老朽化等の理由で解体の危機に陥りましたが、市民団体からの強い要望もあり昭和41年に現在の霞城内に移築保存され、今も市の郷土資料館として活躍しています。
龍の背中を思わせるような2階へと続く長い階段、格子窓から差し込む柔らかい光、文明開化に思いを馳せて久しぶりにゆっくりとした時間を過ごすことができました。

【山形市郷土館】
場所: 霞城公園
入館料: 無料
開館時間: 9時~16時半
休館日: 年末年始

晴れのち曇り時々Ameブロ-文翔館(旧県庁舎)

さて、旧済生館本館を後にして次の歴史的建造物を訪ねてみることにしました。
霞城公園から10分ほど歩くと、まるで国会議事堂でも思わせるような重厚な建物が見えてきます。
こちらの建物は「文翔館」といって、旧県庁舎と県会議事堂になります。
完成したのは大正5年6月のことで、昭和50年まで県庁舎として活躍していました。
その後、昭和59年に国の重要文化財に指定され、修理工事を経て現在は一般に開放されています。

晴れのち曇り時々Ameブロ-旧県庁舎(正面階段)

さっそく館内に入ってみると、まるで国賓でも迎え入れるような大きな階段が目の前に立ちはだかります。
「本当にこんなところに普通に入っちゃっていいのかな?」と思わされてしまうほどに重厚な造りになっていました。
こちらの旧県庁舎、かなりの部屋数があるので、代表的なところから順を追って紹介していきたいと思います。

晴れのち曇り時々Ameブロ-旧県庁舎(正庁)

先ほどの階段を上ると、まず正面にあるのが正庁という部屋です。
大理石と漆喰による白を基調とした会議室で、飾りが彫られた天井はかなり豪華な造りになっていました。
こちらの部屋では、訓示や辞令交付などの重要な会議が行なわれていたとのこと。

晴れのち曇り時々Ameブロ-旧県庁舎(貴賓室)

正庁の隣にあるのが、こちらの貴賓室と呼ばれている部屋です。
写真の暖炉や寄木細工は、当時のものが残っていたそうです。
豪華な中にも落ち着ける雰囲気のある部屋でした。

晴れのち曇り時々Ameブロ-旧県庁舎(知事室)

こちらは、角部屋にあたる知事室です。
暖炉・寄木貼り・カーテンボックスは当時のままで、じゅうたんは昭和35年に織られたものをそのまま使用しているとのこと。
壁紙の模様など、庁舎の中では一番大正ロマンを感じる部屋でした。

晴れのち曇り時々Ameブロ-旧県庁舎内

わたくしが特に気に入ったのが、床面や壁の施された寄木の技術、日本の伝統美が要所に活かされていました。

晴れのち曇り時々Ameブロ-旧県庁舎(警察部長室)

こちらの部屋は、警察部長室です。
明るい間取りで、会議をするのには適した配置になっていました。
いかにも、そんな感じがしますよね。(^_^)
庁舎内には幾つもの部屋があるのですが、其々が其々に適した造りになっていて、その違いをみるだけでも、ちょっと勉強になりました。

晴れのち曇り時々Ameブロ-旧県庁舎(2階廊下)

廊下は、こんな感じです。
大きな窓から日差しが沢山入ってきて、とても明るい感じがしました。
床は、当時よく使われていたリノリウムというシートを復元したそうです。
エコな天然素材で、最近また見直されてきているみたいですね。
憶えてません?昔小学校の床とかにも使われていたやつ。

晴れのち曇り時々Ameブロ-旧県庁舎(中庭)

廊下の窓から覗き込むと、建物に囲まれた大きな中庭が下に見えます。
以前は、演奏会等にも使われたようなのですが、ちょっと壁に注目してみてください。
この庁舎、表側は石造りなのですが、中庭から見ると煉瓦貼りだったりします。
なんだか、ちょっと不思議な感じがしました。

晴れのち曇り時々Ameブロ-文翔館(県議事堂)

そして、こちらは旧県庁舎と隣接して建っている県議事堂です。
表側から見た感じは、県庁舎と対照的な煉瓦造りになっていました。
重厚というよりかは、ちょっとモダンな雰囲気の建物です。

晴れのち曇り時々Ameブロ-県議事堂(ホール)

ホールは、かまぼこ型のヴォールト天井と採光のための明り窓が特徴です。
昔は、電気を一切使わず自然光だけで使用されていたとのこと。
現在は蛍光灯を使うようになりましたが、演奏会や結婚式などの多目的ホールとして今なお現役で活躍しています。

晴れのち曇り時々Ameブロ-文翔館(旧県庁舎)

以上、文翔館を紹介しましたが、かなり大きな建物で見応えは十分あります。
市内散策の際には、ぜひコースの中に入れておいていただければと思います。
また、ボランティアガイドが常駐しているようなので、ガイドさんの説明を受けながら見学するのが絶対にオススメです!

【文翔館】
入館料: 無料
開館時間: 9時~16時半
休館日: 第1第3月曜日・年末年始

晴れのち曇り時々Ameブロ-教育資料館(旧山形師範学校本館)

次に紹介するのは、文翔館から10分ほど歩いた場所にある国指定の重要文化財「旧山形師範学校本館」です。
学校の創立自体は明治11年なのですが、建物は現在地に移転した明治34年に新築されたものだそうです。
外壁は、竪瓦型レンガにモルタルを吹き付けたもので、当時の技術としては画期的な耐火構造的手法を用いているとのことでした。
それでは、さっそく校舎内に入ってみることにします。

晴れのち曇り時々Ameブロ-旧山形師範学校本館(1階廊下)

わ~、学校の匂いがしますよ。
この匂いは何なのでしょうね?
木製の机や教壇などからする、あの懐かしい匂いです。

晴れのち曇り時々Ameブロ-旧山形師範学校本館(階段)

そして、1階の廊下を抜けると、例によって急な階段が待ち構えていました。
昔の学校って、何でこんなに階段が急なんだろう?
現代人よりも足腰が丈夫な理由が、こんなところにも見て取れます。
“上がる”というよりかは“這い上がる”といった感じです。(笑

晴れのち曇り時々Ameブロ-旧山形師範学校本館(2階廊下)

2階の廊下は、こんな感じになっています。
注目すべき点は、廊下と天井の板張りが斜めになっている部分、今の筋交いと似たような役割を果たしていて、耐震的にも優れているとのことでした。
壁や床など建物全体で強化するという点では、ツーバイフォー住宅っぽいといえばぽいのですが・・・

晴れのち曇り時々Ameブロ-旧山形師範学校本館(音楽室)

幾つかある教室は、教育資料館としての展示室になっているのですが、その中でも一際大きな入口があったので覗いてみると、そこは音楽室になっていました。

晴れのち曇り時々Ameブロ-旧山形師範学校本館(木製オルガン)

木製のオルガンですよ。
小学校の時も、教室の中にオルガンとかありましたけど、ここまで古いものは初めて見ました!
因みに、小学校の教室で使っているのがピアノではなくオルガンの理由は、軽量で安価だからみたいですよ。

晴れのち曇り時々Ameブロ-旧山形師範学校(別棟)

この師範学校、実は山形北高校の敷地内にあり、外から元気な学生さんたちの声や吹奏楽部の演奏なんかも聴こえてきたりして、久しぶりに学校に戻ってきたなという気がしました。
何だか、ちょっと学生時代を思い出して嬉しかったです。(^_^)

山形市内の散策は、まだまだ続きます。
旅行後編では、今も残る明治大正時代の店舗や蔵を探して、街中を歩いてみたいと思います。

【教育資料館】
入館料: 大人150円 小人70円 (学生・団体割引あり)
開館時間: 9時~16時半
休館日: 毎週月曜日・祝日・年末年始

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