教室レシピ 干し椎茸とふきのとうのほろ苦ペペロンチーノ
これは先週末の料理教室でご紹介したうちの一品です。
ふきのとうを散らしたペペロンチーノが大好きなのですが、このレシピでは干し椎茸を合わせるのでうまみもたっぷり。干し椎茸の風味がギューッと詰まったフジッリがたまりません。
美味しすぎてモリモリいける一品です。
ふきのとうはそろそろ終わりかもしれませんが……。もしも見かけたらぜひお試しを。うっとりするほどおいしいですよ。
作り方はごくごく簡単、ほろ苦ペペロンレシピをどうぞ。
☆材料:1~2人分☆
干し椎茸(スライス) 15g
にんにく 1片(薄切り)
オリーブオイル 小さじ1
フジッリ 70g
a 塩 小さじ1/4
a 水 大さじ4
ふきのとう 2個(24g・粗みじん切り)
1 フライパンに干し椎茸とにんにく、水180ml(分量外)、オリーブオイルを入れて弱火から温度を上げながら煮立て、煮立ったら弱火で3~4分、干ししいたけが柔らかく戻るまで煮込みます。
2 フジッリは1ℓの水に塩大さじ1(分量外)を加え、袋の茹で時間の半分より1分多めに茹でたところでザルにあけ、aとともに1の鍋に入れます。
3 煮汁がほぼなくなり、フジッリが茹で上がったらふきのとうを混ぜ込み、火を止めます。好みでオリーブオイル適量(分量外)を回しかけてどうぞ。
出来ました。
1~2人分と書きましたが……。ワンプレート盛りで少なめならば2人分。これだけをしっかり食べるなら1人でもいける分量です。
干し椎茸の戻し汁で煮込むやり方なので、フジッリが本当においしいのです! うまみたっぷり、ここにふきのとうの苦みが加わると最強です。
春が終わるその前に、ぜひぜひお試しくださいね。
このところ撮影が続いているので、料理教室今週はありませんが……。次回の精進料理レッスンでは胡麻豆腐などもご紹介する予定。
ベジ餃子レッスンとともに予約が多く、締め切り間近です。お早めにお申し込みくださいね。スケジュールや内容はこちらでどうぞ。
スタジオでのレッスン情報やメディアでの掲載、出演情報、プロデュース商品のお知らせなどは随時こちらでご紹介しています。
最新刊の発売です!
今度の本は”作り置きできるサラダ”がテーマ。タイトルは野菜のマリネとおかずサラダ。
マリネやピクルス、数日たって味が馴染んだほうがおいしいおかずサラダ、なます、サラダ感覚のあっさり浅漬けなど。たっぷり作って数日間、ものによっては1、2週間くらいも楽しめるレシピばかりを集めました。
毎日食べても飽きが来ず、おかずによし、お弁当によし、お酒のつまみにももちろんよし。さらにちょっとアレンジするだけで主菜や主食、スープなどがパッと整う魔法のアレンジ術も紹介しています。
時間のあるとき、この本のレシピで仕込んでおけば、ラクしておいしく、毎日楽しく、野菜をたくさんとることができますよ。
アマゾンで予約も始まっています。ぜひこちらでチェックなさってくださいね。
新刊本が発売になりました。
新刊本が発売になりました。タイトルは『作る人のための ベジタリアン・パーフェクト・ブック』。
タイトルに『作る人のための』とありますが、作る人とは飲食店や給食事業、中食など、食を提供する側の方のことを差しています。
そう。今度の本は食を提供する側の方、つまりプロに向けての本なのです。
ベジタリアン・パーフェクト・ブックとあるように、これ一冊あればベジタリアンの食事のことがすべてわかり、お店にベジタリアンのお客様がきたときにもスムーズに対応でき、また、ベジタリアンメニューを導入しようとしたときもメニュー開発の助けになる──。いわばベジタリアンレシピの教科書とも言うべき一冊です。
具体的な内容は、モノクロページではベジタリアンの食事についての説明やベジタリアンの種類の説明、ケーススタディとしてベジタリアンメニューを導入している店舗の方へのインタビューなどを掲載。
カラーページでは実際に提供するときの役に立つよう、大豆ミートやテンペ、豆乳など、ベジタリアンメニューを作るのに助かる素材の扱い方や、それらを使ったレシピをしっかりと紹介しています。もちろん豆腐、豆製品、そして野菜、身近で手に入りやすい素材で構成するベジタリアンメニューも取り上げています。
そのほか、現在お店などで展開しているメニューをちょっとアレンジすることで、簡単にベジタリアン対応できるアイディアやテクニック集、ベジタリアン食材の購入先や情報の収集先のイエローページなど、食を提供する方に役立つ情報がギッシリと詰まっています。
オリンピックに向けて、たくさんの国の様々な食習慣を持った方が日本を訪れます。
ベジタリアン対応を考えておられるプロの方、ぜひぜひこの本を参考になさってくださいね。こちらで確認なさってくださいね。
このブログの7年半の集大成が一冊にまとまりました!
ブログを始めてからこれまでのベストレシピを集めた本が発売になりました。題して野菜のごはん ベストレシピ197。
ブログ初期の頃のつたないレシピが恥ずかしく、レシピは徹底的に見直し、作り直して味も確かめました。
ベスト197と銘打ってますが、判断基準は作ってくださった方の数。人気レシピはたくさんの“作ったよ”報告をいただいていますが、その多かった順にランキングを決めさせていただきました。
白菜の生姜焼きやとうふアイス、茄子バーグなどの懐かしレシピから、最近の私のお気に入りレシピまで。もうすぐ発売。みなさんからいただいたコメントも掲載させていただきました。書店で見かけたらぜひ手に取ってご覧くださいね。アマゾンはこちらです。
和食の本、おかげさまで好調です!
野菜を和で食べるレシピ発売中です。今回レシピもかなりがんばりました。よく売れていると聞き、ほっとしています。手にとってくださった皆さん、ありがとうございます!
わが家は大の和食党。家族全員ごはんと和風のおかずが大好きです。
すし、刺身、焼き魚など、魚料理が有名な和食ですが、考えてみると和食の基本は野菜料理。特に家庭でのおそうざいは煮っころがしやおひたし、野菜たっぷりの汁もの、精進揚げや野菜の炊き合わせなど、家庭料理は野菜なしには成り立ちません。
そこで今回のテーマは野菜の和食。紹介するレシピはだしを含めて植物性100%。かつおだしさえ使っていないので、精進料理とも言えるのかもしれませんが……。
私のレシピですから毎日チャチャッと作れる簡単なものばかり。
毎日のおかずに大活躍する定番レシピから、アボカドの和えものや豆乳だれの焼きなすなど居酒屋風、いま風の和食も。ちょっとしたひと手間で仕上がりがグーッとおいしくなる、野菜料理のコツもたくさん盛り込みました。ぜひぜひチェックなさってくださいね。
うちのあさごはん。
焼きがんもどき、茹でそら豆、きゅうりの浅漬け、炒めキャベツのスープ。
今日の渋谷は晴天です。今日もいい日になりますように。
これまでの出版物はこちらからごらんください
2008年3月~2009年10月
2009年10月~2012年1月
2012年2月~