お散歩日記

路地裏、バラック、長屋、昭和の香りがする飲食街、遊郭赤線跡地、廃墟、古い町並み、山奥・・・・そんな場所を訪れては下手糞な写真を撮っております。


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不肖私花町太郎、駿河国の民になり二ヶ月余り。未だ確固たる駿河乃国への郷土愛が芽生えておらぬばかりか、駿河乃国に於ける右や左や東や西の地理さえ覚束ない有様。

嘗て私が新潟に対して抱いた強烈な程の地元意識と郷土愛の正体を検証してみますれば、拙ブログにくどゝと書き散らかしてきた新潟県内の遊廓史が一つのトリガーとなっているのは言うまでもありますまい。







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斯様な私を駿河乃国の郷土愛へと目覚めさせてくれることとなろう一冊、「八木富美夫著 静岡県の赤線を歩く」であります。題の通り、静岡県内の遊廓跡地を隈なく巡った記録を自費出版したもの。平成二十二年に世に出た比較的新しい記録であります。








著者の八木富美夫氏は大正十一年生まれ(遊廓・赤線をリアルタイムで知る世代ですね)。所属経歴は日本石仏協会員・遠州石仏懇話会会長、静岡県生涯大学葵学苑講師、静岡新聞SBS学苑講師。この経歴が物語っているように石仏や郷土史を主たる研究材料としている方。


平成三年に静岡県内の遊廓を調査してから、暫くは石仏の研究に没頭しており遊廓のことを忘れていたそうでありますが、静岡県内の遊廓を再調査し、本に纏めて欲しいと言う浜松中央図書館の職員やご友人の強い勧めが後押しし、自費出版に至ったそうです。



昭和の末期に遠州相良から信州に通じる道を踏査して「私が歩いた信州街道」の本を作ったことがあった。踏査中に多くの石仏に接することになった。このため私は石仏にとりつかれ、これに関係する何冊かの本を作った。

信州街道を踏査中、相良・掛川・森などに遊廓跡があった。遊廓も石仏もやがては消滅するであろうと思い、これらを後世に残しておくことが私に課せられた使命ではなかろうかと、自分勝手に思い二十数年にもなった。(はじめに、より一部引用)







越後新潟が「八百八孀(後家)、はっぴゃくやごけ」の遊女史を持つ遊里ならば、駿河静岡は東海道五十三次飯盛旅籠の歴史有する遊里。日本海と太平洋、地理的にも縦に長く、まるでポジとネガのような新潟と静岡(おや?少しばかり強引でしたな)。この一冊をコンパスにし乍、静岡県内の遊里跡地巡りを始めてみようかと考えております。

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