2007-03-12 03:00:12

万能の黄色いテープ

テーマ:前進あるのみ

今回の厠の場所もちょっと特殊な場所です。

大正末期に建てられ、一昔の実業家が所有していたが今は一般解放され、建造物としての価値もさることながら茶室などの利用、そして優雅な日本庭園を供えている観光地としても名高い場所です。いつもより敷居がちょっと高めとなっている。




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このトイレを表す木製の看板だけでもどういった場所か想像に容易いと思う。「WC」とアルファベットが記載されているのが、なんだか違和感を感じる。



ではそこのトイレを拝見させてもらう。

真正面からこの建物に入ると入館料を払わなければならないのだが、館内のトイレのみの利用も優しいかな、ちゃんと裏口の通路から入館出来るようになっている。そこの裏口については後ほど。


そこの凛とした静かなトイレ内の個室に入れば、ここの建物とそぐ合う和式便器がお出迎え。そうだよね、和式便器がとても似合っている。そして和式便器の先の壁に目をやれば、このような文章の貼り紙が、






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「トイレを

きれいに使用しましょう

(黄色のラインまでお進み下さい)」


最初の一言はよくあるものだ。しかしその後のかっこ・かっこ閉じの間に挟まれている一文はなんだろう?


「白線の内側までお下がり下さい」と来れば、もうすぐ普通だか準急だかの電車が来るんだろうと思うところだが、「黄色のラインまでお進み下さい」とは?






629


こういうことだ。



「お客さんらなんだかんだ言ってこぼすから、もう。

突き降ろした丸いお尻が便器の直径を超えて、便器の外枠をまたいで、もしくは完璧に便器外にDB(大便)しちゃうから、ほら、もう指示してあげるから、どこらで足をホールドオンして腰を降ろしたら具合が好都合か、ほら、指示したげるからここまで進みなさいよ。

この線を越えるでもなく、この線よりも後ろに足をホールドオンしたら許しませんよ。ともかく指示してあげますら、ゆっくり用を足して下さいね。汚さないでね。便器の外に糞しないでね。 」



という黄色のライン。

例の「幸福の黄色いハンカチ」とは全然違う。DB(大便)のためのDB(大便)による足位置の指示ですから。



一種の目に見える規律こと、広い場所で迷いがちな私たちを整理するために存在するライン。

舞台・テレビなどCASTの立ち位置を示すために床にあったり、駅にて猛スピードで入ってくる電車に力自慢を挑む奴を近づかせないためにあったり、もっと身近なもので言えば道路にはラインだらけだ。線がなければ「なんとなく左車線」で車を走らせ、「なんとなく停車線」で停まり、歩行者は「なんとななく横断歩道」を渡ることとなる。狭い県道などたった一本のラインで「ここからこっちは歩道」と、いかに線一本が強い力を持っているか知らしめされる。

駐車場もラインがなければ真ん中に停める奴もいるかもしれない。


私たちが普段生活している地面は建物や柵がなければ、海上にただ浮かぶ一艘の小船にいるのと同じ。そこへ灯台の灯りの如し、道しるべとなる秩序と整理を示すのがたくさんのライン。もっと大きなことを言えば国境だってある。


・・・まあそれは、ただっ広い場所でのことだ。




しかしここは個室。トイレの個室。起きて半畳、寝て一畳、和式便器にまたがるのもこれまた半畳。寝っころがるなんて到底不可能な、そんなオーガナイズされるほどの広さなどどこにもない個室。

排水の際の水と共に我が身を流すことが可能であれば広大な海も待っていてくれようが、そんなの到底無理。行けてもまず下水処理場でとっ捕まること請け合い。正に処理されるだろう。

ラインのあるところ規律あり、こんな小さな個室にもラインが必要なほどここのトイレも汚されているのだろう。



「♪綺麗な指して●んだね 知らなかったよ♪」by"J歩き方" に該当するような淑女の方々には分かりかねると思うが、和式便器に座った際にあまりに前に座ってしまうと、「TOTO」とかが書かれた便器の淵と、自分のナニことJrとが「初めまして!よろしくね!前の学校では吹奏楽部でした!」とコンタクトを取ってしまうことがあるので、あまり前方に座るのは危険だ。かといってあまり後方にかがんでしまうと、これまた先ほどから言っている「糞の場外ホームラン!」となってしまう。


そこで貼られたこの黄色のライン。きっとこのラインを貼られたここのトイレを管理しておられる方が、「もうOUT OF THE 便器の所業は許さず!」と一大決心をして、テープ片手に和式便器に立ったり座ったりと何度か試行錯誤の末に、「この位置がジャストポジション!!」と平均的な男性の尻が便器からはみ出さず、尚且つ前方での便器とナニとのコンタクトの心配もない位置を見付けてくれたのだろう。それがここ。




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足を置いてみれば、このような感じとなる。

なにか「よーい・・・」、その後に「ドン!」と言われたら前へ駆け出したい気分になる。しかし既に写真に写っているように目の前の壁まで50cmも隙間はない、駆け出したが頭を打って意識の最後だろう。

ちなみにここのトイレは土足禁止なので素敵な便所スリッパを履いている。



いろいろと選択幅が多くて迷いがちな現代人、ちょっと道しるべを示してもらえると踏み出せなかった一歩を踏み出せたり、道を踏み外すところで留まることも出来る。

そう考えると、黄色いハンカチではないが、これも幸せの黄色いラインと言えなくないかもしれない。


ちなみに幸福の黄色いハンカチは、2009年にハリウッドにて「The Yellow handkerchief」という直球タイトルでリメイクされる。なぜ、今?30年前の映画だぞ。本当にネタがなくなって来ているようだ。





振り返れば後ろの壁には、




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「全館 禁煙

ご協力をお願い致します。

              ●●亭 」


「全館」というところがそこらの建物と違うな。ここに貼られているということはもちろんトイレも含まれている。







そして小便器の方に本当に用を足しに向かえば、足元に、





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つい先ほどか、どこか見覚えのある黄色のテープのラインがここにも・・・。

そして小便器の壁の上に目をやれば・・・。







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出た!

ここにも出た!


小窓から斜光が漏れる小便器の壁にも黄色のライン宣言のお出まし。


よくある「一歩前へ」とかそういう漠然としたことではなく、ここからこの位置で放尿して下さいと指示が出ている。

尿も足もこの線から踏み出さないで下さいねということだ。



線に沿って足をホールドしてみる。




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近い!
コートの裾が小便器と触れてしまうほど足が前方設定だ。


そこまで便器の外にこぼさせたくなかったのか?これはちょっと近過ぎるぞ。前髪を短く切られ過ぎた人が一生懸命に前髪を引っ張るかの如し、背を伸ばして後ろに仰け反り気味に立たなくてはコートが便器とコンタクトを取ってしまうどころか、これで尿の放出を解放してしまうと、便器から跳ね返った尿がコートに「おかえりなさいませ、だんな様」といったことになってしまう。

小便器の前に立つと言うよりも、小便器を足で挟むといった立ち位置だ。


管理者の人が実際に立って試されたか疑いたくなるほどの、実にギリギリの設定となっている。



「♪こんなに素敵なレディが俺 待って●くれたのに♪」by"J歩き方" にこれまた該当する淑女の方々には天界の話だと思うが、小便器と尿の放出との間合いの取り方は実に微妙なものとなっている。


あまり近づき過ぎると服に跳ね返りが来る。かといって遠のき過ぎると左右に立つ他に用を足している方々から、己のJrが「見ちゃいやん!」と露呈してしまう。また醤油刺しから醤油を使った後の如し、Jrという名の注ぎ口から尿を垂れこぼす率1000%。


そこでここを管理しておられる方は確実な方を優先させた方だ。確実にこぼさせない方を。

ちょっとこの黄色のラインはギリギリ過ぎて苦しいです。



ラインを貼られた方には悪いが、ここは黄色のラインからちょっと足を引いて用を済まさせてもらった。




そして手を洗い、洗面台の横の機械に目をやれば、、、







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「ご使用できません」




あっ、そうですか、すいません、失礼しました。

大丈夫です、私ハンカチ持っているんで、いや、本当すみませんでした。





ところでこのブログではトイレにある印刷物を取り上げている。

ここのトイレまで入ってきた裏口付近にもあったのだが、あえてそれを最後に取っておいた。

一見するとなんでもない。実になんでもない。パッと見では分からないかもしれない。

でも私ぁ気付いただよ。



裏口の様子を見てほしい。





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冒頭にも書いたが横の正面から入ると入館料が必要なのだが、トイレのみの利用ならばここからどうぞと心優しい配慮で裏口こと別の入り口がある。






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「土足厳禁」


先ほど私が便所スリッパを履いていた通り、靴はここで抜いで履き換えるようになっている。別にこの文字には全く問題はない。




それはこっちだ。





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「厠」


ここのブログのタイトルにもある「厠」の文字。

でもなんかおかしいぞ。





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「厠」の文字の上にも黄色のテープが!!




つまりこういうことだろう。






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・・・書いてしまったようだ。



いらぬ一筆を書いてしまったようだ。



木製の土台に墨で書いてしまった新漢字の「厠らしき字、厠だったはずの字」は、鉛筆でノートに字を間違えたように簡単に消しゴムのようなものでは消せない。木に染み込んでしまった墨は掃除機で吸おうが、濡れたティッシュで擦ろうが取り返しがつかない。まだ白いシャツにつけた跳ねたカレーうどんの汁、同じくナポリタンぐらいなら漂白剤も可能だが、木だものねえ。


これも演出と力強く木の板に力強く書いたら、ここの皆さんが、「あれ?なんかおかしくない?"かわや"ってこういう字だったっけ?何か多くない?横棒かな?あそこ入るの”り”じゃなくて、”い”じゃない?あれ~?」と気付いたが遅し。

「結構立派な板に書いちゃったぞ~、どうする?、やっぱ分かる人には分かるよね。突起物が飛び出てるものね。」、そして苦肉の策がここでも出ました黄色のテープ。隠してしまえと。



どんだけ万能なんだ、ここでの黄色のテープ。




踏み超えても踏み届かなくても、そして飛び出した場合にも使える黄色いテープ。

ご家庭に一本は欲しい逸品。


どうやら「幸福の黄色いハンカチ」ではなくて、「万能の黄色いテープ」だったようだ。




なんでもなかったことにしてくれそうです。







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2006-08-01 23:38:29

●歩前進をして下さいね

テーマ:前進あるのみ

たまには短いのをスパッと挙げてみようと思う。

しかも変則的なものを。





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女性には馴染みがないかもしれないが、オスにとっては自然とズボンのチャックを開けてしまいそうになるほど見飽きた景色。


気が付けば、チャック全開。なんなら口も全開。




小便器の上に貼ってあるお札のような貼り紙。長いことここのブログを見てきた人なら、もう簡単にどういった種の貼り紙かは察しがつくことだろう。


決して時世の俳句などではない。


「古池や ヘドロ噴出す 糞詰まり」


なんて書かれていたら、ここのトイレに入ったことを悔やむぐらいだ。




では拡大してみよう。






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「二歩前進をして下さいね」



小便便器が並ぶ壁の上に、ちょうど便器の前に立った男の目線の位置に来るように、「一歩前」を促す貼り紙はよく見かける。


その多くが便器と股間の先っぽの距離の差から生じる「垂れこぼし」を苦言しているものだ。

後一歩前に出ていれば、例え尿の雫を垂れこぼしたとしても便器の中。


しかしその距離が足りない故に、そう、便器と股間の先っぽが遠いために、垂れ流したものが小便器の周りの床にぽたりぽたりと雨どいの雫のように跡ととなる。便器の周りに溶けだしたロウソクの蝋の雫のように垂れた小便。まるで魚の形の醤油入れから搾り出したみたいだが、それは一滴、二滴とかそういうレベルではない。


そして余計に生まれる次の人からの便器と股間の先っぽの距離。あんまり近づくと他人のしずくを踏んでしまうし、距離を置いておこうと、代わる代わる立つ人々の先っぽと便器の間に取り返しのつかない距離が生まれてしまう。それ故にまたもや拡がる「垂れこぼし」の跡たるや、まるで便器の周りが小便雫の地雷地帯。


下向けて出しているのではないかと思うほどびしょ濡れ。

例えそれを「天使の涙」なんて称したとしても汚いものは汚い、踏みたくないものは踏みたくない。



もはや国連軍の力が必要とされるか?



いいや、勇気ある一歩を一人一人が踏み出せば、そんな悪循環にSTOPをかけることが出来るのだ。



誰だって何かに踏み出すときに、ポンッと誰かに背中を押してもらいたいものだ。例えそれが生理的行動に基づいた排泄行為の一環だとしてもだ。

こういうときに「一歩前へ」と目の前の貼り紙が背中を押してくれるんだが(半強要です)・・・。





しかし、それがここは「二歩」






いくら日本人男性の股間の長さが欧米人と比べて、わりとショーターだとしてもさすがに二歩も前に出てしまうと便器のフチにズボンが付いてしまう恐れがある。なんなら便器の奥の壁と股間の先っぽがファーストコンタクトをしてしまうかもしれない。



orya



あってはならないタッチング。



未だ人類はUFO(Unidentified Flying Object)とコンタクトをしたことがないのに、先に男性自身が便器とコンタクト。

股間のUFO(Unique Furuchin Object)が便器と遭遇だ。



もう己のUFOが平均日本人男性サイズのものと比べて長くて長くてしょうがない、セイヘロー!と出てくるので夏場は半ズボンすら履けないという類稀なる人ならしょうがないが、男として出来れば便器との接触は避けたいところ。

なんなら先っぽの穴からバイキンが、「おお、迎えが来た!」と己のUFOに搭乗してこないとは言いかねない。

夜中にこちらの意思とは関係なく、赤黒く腫れてもらっても困るのだ。



便器と股間のUFOは、近からず・遠からずの知人程度の関係を保たなければいけない。

貸したCDは返ってこないと思っておいた方がいいぐらいの関係だ。あんまり仲良くないので後で返却の催促も出来ないし・・・。





しかしだよ、先ほどの貼り紙をよくよく見ればだよ、








385



落書き跡あり。



トイレ内の個室の壁などには人間のダークサイド、月の裏側のような落書きをよく見かける。

個室内に入って自分を解放してしまうと、眠っていたもう一人の幼稚園生のような自分が出てきてしまうのか、やけに頭の悪いものばかりが意味も無く書かれている。


見ていてとても辛酸を舐めさせられているような気分になる。

ああ、みんな内面では何を考えているか分からない・・・。




しかしこのブログでは落書きは扱わない。

例え数多くのトイレ周りをしていると、どうしても落書きと遭遇してしまう環境下にいても載せない。

過去に一度載せたことはあるけど、痛いので載せない方針で行きたい。


http://ameblo.jp/iyami-toilet/archive-200511.html


トイレ管理者の悲鳴の代弁はするけども、落書きした側の代弁はしない。

すごく痛いし、マナー知らずの輩の書いたものはこのブログでは扱わない。



でも貼り紙に書かれていては避けようがない。




元はよくある通り「一歩」だったようだ。

そりゃそうだ、二歩も前に出てしまえば、なんなら便器の方が後ろに下がるだろう。




そしてこの落書きをした輩はご丁寧にも、壁に二枚しかない貼り紙の両方に同じような落書きをしていたようだ。






386


「二歩前進をして下さいね」



先ほどのものとは違う貼り紙だ。




その証拠に、







388



「はい.」




アホだ・・・。




「二歩前進をして下さいね はい.」




と、貼り紙に落書きで返事をしている。



こちらとしては、「はいはい、良かったね」といった感じだ。

トイレを管理している方としては、掃除の面などから考えるところがあって貼り紙をしているんだから、あまり貼り紙に落書きはしない方がいいと思うよ。当然個室内の壁も然り。


このトイレがある場所は、とある地域の小さな施設なために、ここを管理している方々も毎日このトイレを利用しているはず。なのにこの貼り紙の落書きに対して何かしらの対処をしていないということは、管理側も「これくらい特に問題なし」ぐらいにしか捕らえてないんだろう。


相手すれば次が生まれる。

しないでほっておいても次が生まれてしまうと、落書きとは本当にやっかい極まりない。





これが修正液まで使って、




「一歩後退をして下さいね」




「前」「後」に書き換えてあったら、書いた奴が小便をしているときに後ろから膝カックンをしてやりたい。





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次回の「厠イヤミ百景」の貼り紙はめちゃくちゃ文章長いです。



尚、ここのブログでは落書きは取り挙げませんが、ここのトイレの近くにあった落書きがあまりにインパクト大だったため、日記ブログの方の「歩こうの会 おざな」 で記事にしておきます。


http://ameblo.jp/leolioxp/entry-10015367642.html


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ここのブログの過去の記事一覧こと、「厠イヤミ百景の一景」更新しました。


http://www.leolio.com/index/KAWAYA/KAWAYA_menu.html


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2006-02-12 17:29:54

殿のトイレ

テーマ:前進あるのみ


今回の「厠(かわや)イヤミ百景」は、当方のもう一つのブログ と連動してます。



239



近う寄れ もう一歩


寛大なのか命令なのか、ともかく有無を言わせない殿のお言葉だ。


というのも、今回はお城の厠です。


どんなに洒落た人がこの貼り紙を提案したのか、男子トイレの小水用の便器の上の壁に全て殿のお言葉が!お城ならではのこのセリフ。ベストマッチでございます。

別に便器=殿ではないが、もう一歩ほど近づいてよいとのこと。


御意。

御意。

御意。

つまらぬものをぶら下げながら、放尿中ではあるが、殿のお言葉は絶対。

チャック全開でもう一歩ほど前へすり足をさせて頂きます。

でもあまり見ないで下さい。



殿だからこそ、厠を使う者に命令形でものを申せるというもの。少しでも「おこぼし」なんてした不届きな輩には、バカ殿よろしくどこからか「カーッ」という音と共に、「手討ちにしれくれるわ!!」と殿のお裁きが!


「そのつまらぬものを叩っ切ってくれるわ!そこになおれ!!」と。




さて、そんな貼り紙はこれだけに留まらず、





240


「魔除招福」





241


「七転八起」





242


「一陽来福」



といった、要するにまとめると「くよくよすんなよ!」といった意の四字熟語が次々と貼られていた。もちろん個室内にもちょうど座ってロックオンした際に、目の前の位置にくる壁にも同じようなものが見受けられた。追筆すれば、このblog始まって初の和紙!





244



よほど殿はありがたいような言葉がお好きらしい。なんだか金持ちの家の居間の壁に額に入って飾っている言葉と同じ匂いがする。諸葛孔明が書いたのか?お釈迦さんが言ったのか?

「この言葉を胸にここまで来たんじゃ!」という押し付け迷惑なありがたい言葉と同じような匂い。

そういったものはあまり口にせず、座右の銘として墓場まで持って行ってもらいたものだ。


しかし披露したがる人というのはよくいる。

そういったものは人に押し付けず、肝に銘じるぐらいがちょうどいいんです。

whateverのLet it beでいいじゃない。何を成しても何が起きても自分のことは自分自身の匙加減が元となっているんだし。納得行かなければ「運命」というまとめるのに安易な言葉もあるし、どこかの歌のように「♪これもまた人生♪」。


小売店の「千客万来」ぐらいならまだかわいい。




でもこの貼り紙、お年寄り受けはいいだろうね。可愛らしいイラストとありがたいっぽいお言葉。もちろんここのお城の署名入り・・・。



どうしよう!?


ここの土産売り場で売られていたらどうしよう!?


ちゃっかりこれまた宣伝だったらどうしよう!?


土産売り場で「名物」とか書かれて売られていたらどうしよう!?




まあどうってことは無いんだけど、トイレ用だけのためにこんな手の込んだものを作ったとは思えない。ちゃんとしたイラスト描いて、それなりの書体で書いて、和紙まで使って、城の名前まで入れてと、貼り紙を超えた匂いがする。


ちなみに土産売り場には行ってないので正確なところは分かりません。



でも近う寄れ もう一歩」はちょっと欲しいかな。

男子トイレの小水用便器なんか設置されている普通の家なんか滅多にない。もちろん私の賃貸マンションにもないので、近所の公園のトイレなんかにさりげなく貼っておいたりして。

殿の絶対的な命令は効力があるのか?









そんな殿の息のかかった厠を出ると、こんなものが・・・・。







243


「お手洗い

天守閣にお手洗いはございません。



ええ、先ほどの厠は城の中庭にあったものです。

さすがに大名行列も飛行機使えば、全藩一日で江戸に集まることも可能な21世紀の世の中でも、天守閣に水洗トイレがあるのはどうもしっくりこないらしい。

つまり殿は用を足すときに、天守閣から降りてきてここまでこないと事が足せないご様子。


エレベーターもない天守閣から、あくせくと階段を降りてくれば観光地ならではの厠の汚され方。

そりゃあ殿も刀を抜くというもの。




殿!我慢でござる!













ところで、







245



中庭にいた猫が、もの凄い量の砂を相手に用を足していた。



猫にしてはリッチというか贅沢なトイレだ。





これもきっと殿の息がかかっているからに違いない。










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