1 | 2 | 3 |最初 次ページ >> ▼ /
2006-05-29 13:32:41

さよならなんかは言わせない

テーマ:コンビニ物語

356


お客様各位

いつもご利用ありがとうございます。

この度サ●クス●●店は、

5月8日朝10時をもちまして、

閉店することになりました。

なお、5月30日午前7時より、

サ●クス●●駅東口店がオープン

いたします。(住所:●●●-●●-●)

今後ともご愛顧賜りますよう、

宜しくお願い致します。

             サ●クス●●店 一同」


言っておきますが、毎度のことながらトイレの中です。

そしてボカシが多くてごめんなさいね、場所を特定したくないもので。


何の因果か、よく閉店の坂道を転がってる真っ最中のコンビニと出くわす。

以前に閉店へのレクイエムを奏でている店をレポートした。


歩こうの会「何も売ってないコンビニ」



別にこれは現代の日本では特別なことではない。

近頃のコンビニは細胞分裂&減数分裂の如く、二人っきりでじゃんけん、もしくは二人でババ抜きでもしているかのような、うだつの上がらない店舗の増加&淘汰傾向にある。


ホームランボールはかみなりさん家の窓ガラスか盆栽に突っ込むように、ボールを投げればコンビニにぶつかるような状況だ。

讃岐こと香川県内のうどん屋率、ご当地ラーメンの現地のラーメン屋率、どちらも「元祖!」「うまい!」の旗が織り成していそうだが、都心部のコンビニ事情も似たようなもの。はっきり言ってそれほど各店舗は区別化がされているわけでなし、結局は場所勝負か、サービスの質勝負になる。

同じような店が並べば、ダメな店はより目立つ故に淘汰されることになるわけだ。その後は駐車場か?

それでも「ここに隙間あるじゃん!」とばかりに、新たなコンビニが毎日店を構えていく。


いつからか日本の名産は、コンビニ、自動販売機、長生き婆ーさん、少子化、子供一人で歩かせれない登下校路、団塊の世代を"だんこん"と読む人、家に帰ると即PCの電源をつける人、伯爵も貴族もいないのにメイド、生産率ゼロでもそれ自体は増え続けているニートとなって来ている。最後のニートはどちらかと言うとミートの方がいいな。外国産と比べて段違いに和牛は美味しゅうございますしね。



元酒屋で場所的な理由から大手コンビニに目を付けられ、配下に入ってコンビニ化したものの、元からあった「酒販売」の特権はどこ吹く風、昔気風の接客の仕方と毎月のノルマが達成出来なかった末、閉店なんかに追い込まれた場合どうするんだろう。年老いた元・酒屋夫婦の行く先は?

考えるととても笑顔で話が出来なくなるので、この話はおしまいにしたい。


近年はそれこそオーナーが年老いて来ているフランチャイズ店のコンビニが多いために、24時間営業が難しくなっている店舗もあるようだ。まあ疲労感を前面に出してる顔の店員さんがレジに立っておられても困るところ。こんなところにも長寿大国の余波が。


普通に10時オープンで8時閉店とかでもいいんですよ。

セブンイレブンの店名も7時開店、11時閉店から来ているんだし。



しかしそんなことだと、近所のスーパーに普通に負けるよね。

もちろん他のコンビニにも差をつけられてしまう。


すわっ、抜けれないコンビニ輪廻地獄。

接客商売前線に余裕なし。



それでなくても主要大手コンビニチェーンの売り上げは21ヶ月連続で減少傾向にあるらしい(2006/5現在)。




conbini

<クリックで拡大されます>


ここでコンビニ事情を語っても仕方ないし、考えようと思えばアホなコンビニ企画ならいくらでも浮かぶために、話がまとまらなくなっちゃいそうなので、ここで貼り紙に話を戻します。





上記の貼り紙によれば、5月8日の朝10時付けでここのサ●クス●●店は閉店してしまうらしい。正確には移転という話だ。

そしてこのコンビニにたまたま来てしまったのは、5月4日のことだった。


そんな閉店カウントダウン真っ最中のコンビニは、普通の既存店にない最後の大花火こと自由価格設定が施されており、雑誌・弁当・飲み物は定価だったが、その他の物が全て半額となっていた。



俗に言うパラダイスだ。



そして店員たちの接客も打ち上げ花火気風に煽られてか、とても元気よくハキハキしたものだった。

B●●K OFFなどのただの掛け声化としている「いらっしゃいませ」なんかより、よっぽど気持ちが籠もっており購買意欲を駆られた。



このメンツなら新しい場所に移転してもイけると確信が持てた程だ。



前回の貼り紙も工事期間中限定という期間限定トイレ貼り紙だったが、今回のはもっと短い。この日(5月4日撮影)を含めば、残り4日の命の貼り紙なのだ。

店の外・中にも同じ物が貼られており、移転アピール満点なのだが、8日の朝10時に閉店した時点でここのトイレにはもう入れない。いくら店先には貼り紙を残そうとも、ここのトイレでこの貼り紙はもう見れない。この場所が一ヶ月後にはメ●ネスーパーなど新しい店舗になった際に、ここのトイレを利用してみてもこの貼り紙の姿はない。ここのトイレでこの貼り紙で見れるのは残り4日の命だったのだ。

かなり期間限定の貼り紙だったわけだ。



そんな貼り紙の下は?





357


「お願い


トイレ内での喫煙はご遠慮下

さいます様、お客様のご理解

とご協力をお願い致します。


          サ●クス●●店」



この時点で、お客様のご理解を求めているのは喫煙問題だけはなく、移転問題にも掛かるわけだ。この貼り紙を作った頃には、まさかこの場所から離れることになるとは思ってもいなかったことだろう。

いいじゃないか、移転と言っても今回のは栄転のようなものだし(きっと)。


しかし「サンクス●●店」という店舗名が入った、この貼り紙は次の店舗には連れて行かれることもなく破棄されるだろう。「サンクス●●店」は後4日程で「元・サンクス●●店跡地」になってしまうことだし。




以上の二点が便器真正面の壁に貼られていたもの。


どうやらここの店のオーナーは本当に自分のところの店を愛していたらしく、トイレの貼り紙はこれだけでは収まらない。続きまして、便器の背に当たる壁にもあるでよ、貼り紙がよ。






358


アルコールスプレーをご用意しております


トイレットペーパーに2~3回

スプレーし、便座の除菌にご利用下さい」



まあ、この気遣い。

なかなかないよ、この客への気遣い。

しかもコンビニで。


だいたいコンビニのトイレというものは、表向きは「一声かけてくれたら存分にお使い下さい」とは言っているものの、勝手気ままに使わしたくない雰囲気を醸し出しているものである。

なのにここのトイレと来たら、「存分に除菌して下さい、なんならその手も!」とばかりにサイダー色の除菌スプレーが水洗タンクの上に常置仕様。


一応、コンビニのトイレを利用(主に貼り紙探索)する際には、礼儀として店員さんに声を掛けるようにしているんだが、この店の際に、少し年増の女性店員さんに声を掛けたときの店員さんの笑顔ったら、もう写真に撮ってここに乗せたいくらいスマイリーだった。多分閉店レクイエムから来るハイな気分もあったのだろう。

まるでトイレごと私にくれるかのようなシャイニーな笑顔。


そんな笑顔がトイレの中にも貼り紙にも溢れてる。


わざわざコルクボードのような背景加工の一工夫も大いに買いじゃないか。





そしてその上には、





359


ご利用のお客様へ


当店のトイレを

きれいにご利用いただき

誠にありがとうございます。

またご利用下さい。


なお、このトイレは従業員も利用させていただきます。       店主



ここできれいにご利用いただき誠にありがとうございます。と、イヤミ一発来たものの、またご利用下さい。またが後4日しかないという点を考えると、なんとでもおっしゃって下さいという気持ちになって来る。


多分移転してからも、「サンクス●●店」の店舗名が入った他の貼り紙と違い、その先のトイレでこの貼り紙は再利用されるかもしれない。

しかし、ここサ●クス●●店で適用されるまたは後4日しかないのだ。ああ、無駄に感傷深いものを感じてしまう。


そう考えると、ここでのありがとうございます。にも、頭に今までと勝手に付けてしまいそうになる。


だがこの日見た限り、ここの店舗のメンツなら新しい店舗になっても上手く行きそうな気がする。





木が枝に花を咲かせ実をつけるように今日もコンビニは増えている、又その逆も然り。どこに行っても大学生のバイトの兄ちゃんがレジをしている似たり片寄ったりの店ばかりに見えるけど、各店舗にオーナーがいて、ちゃんと生活がかかっていたりする。

そう考えると●●商店という名の小売店もコンビニもたいして差はない。

いくら本部からのアドバイザーがいようが、生き残る鍵は店主の手腕にかかっている。



日本には今や、シャッター商店街という新たな名産が出来てしまった。



私の思い出の商店街は昼でも閉まり切ったシャッター群で灰色に染まっている。

昔ながらのやり方では大型店舗には到底敵うわけもなく、小さい頃に通った店は思い出に残るばかり。



親しみや人々の想いだけでは小さな店は生き残れない時代なんだろう。

小売店だって、コンビニだって生き残るのに必死なんだ。



かと言って、あえて「昭和風」を売りにした店舗は好きじゃない。

給食を食べさせてくれる飲食店もあるようだけど、昔から給食なんか大嫌いだった。




次の世代の子供たちにとっては、「思い出の店」も「思い出のコンビニ」となってしまうかもしれない。




時代によって移り変わるものもあるんだし、それが悪いとも思わない。

思い出を大切にするのはいいけど、ノスタルジックに浸るのはダサ過ぎる。


おたまじゃくしの頃の尻尾を惜しむ蛙かよ。


蛙には蛙のいいところが無きにしも非ず。

もちろん、おたまじゃくしにもね。








konbini
末田 雄一郎, 人見 恵史
コンビニアドバイザー瀬尾航太郎陳列のナゾ!?

人気ブログランキングに参加中!記事が面白かったら、クリックで応援をお願いします。

ranQ

都内、とあるコンビニ内にて
http://www.leolio.com/index/



ランキングオンライン blog blogou
らんきゅ~ __________________________________________________ranQ

-------------------------------------------------------

明日の更新

am11:59の深呼吸

歩こうの会おざな




楽天トラベル
AD
いいね!した人  |  コメント(1)  |  リブログ(0)
2006-05-24 16:30:30

限定品

テーマ:ご協力下さい

世の中「限定品」という言葉がある。


簡単に言えば、作り手側の諸事情か、はたまた単なるイジワルか、生産数が限定されていたり、手に入る場所が限定されていたりするものだ。


関心のない人にとっては手に入らなくても別に桶屋も儲からないし、二階から目薬も入らない。


しかしこれが己のコレクションとしてるものなんかだと、話がガラリと青天の霹靂よろしく変ってくる。



一言「欲し~~い!」と。



限定というからには、当然ながらゲット出来る輪の中に入れる人数は限られてくる。たぎる闘争心、燃える独占欲、見せびらかせたい誇示心。ともかく限られた物を自分が所有することを誇らしく思いがちな人が多いのだ。そこにはあるはずのなかった希少価値が生まれてしまう。



日本中に溢れる重要文化財だって、誰かにとっては重要ではないし、一体どれが一番重要なのかも人(県)によって違ってくるじゃないか。いくら戦国武将が日本統一を狙おうとも、価値観の統一は誰にも果たせない。

ブランド品だろうと、産地直送Mr.完熟りんごだろうと、一定人数の価値観のヘルツが同調してしまえば、「限定」という響きはとても甘露に人を惑わせがちだ。それは思わぬあの娘のウインクとも似ている。

さらに近年、わざと「限定」と付くものが増えて来ている気もかなりする。あざとい策略の匂いがする。
なんだ「初回限定盤」って?再販ものも同じもの作っちゃいなよ。


基本的に単位が「万」を超えてるものは「限定」と言って欲しくない。




さて、そんな希少価値の出産こと限定品。


だいたいトイレの貼り紙に関してはそれぞれのトイレ一点もの。

場所も変れば貼り紙も変わる。同じような文章でもちょっとニュアンスが変わっていたり、イラストが付いていたりと多種多様。しかも繰り返して言うけど、そのトイレだけの一点ものばかり。


「限定品」と言っても過言じゃないな。


では同じ限定品でも、「恥ずかしながら、冷やし中華始めました。」の如く期間限定の方の貼り紙をどうぞ。






353


お知らせ


駅改良工事で

一時男子トイレが

小さくなります。

期間

5月中旬から7月下旬


ご迷惑をおかけしますが

ご協力おねがいします。


●●●●駅長

●●工事区長      」



その文面通りになぞれば駅の工事で一定期間男子トイレが縮小されるそうだ。

つまりこの貼り紙は工事期間の5月中旬から7月下旬の限定品の貼り紙ということになる。


誰かにとっては本屋の袋の中に入っている結婚相談所の広告のチラシ以下だろうけど、トイレの貼り紙を写し集めている私にとっては、立派な限定もの。


この縮小工事期間中しか見ることの出来ない貼り紙なのだ。なのだよ。




しかも、




355



「●●●●駅長

●●工事区長」  


と名指しで、ここの駅、工事区間限定!

ただでさえ、期間限定なのに重ねて場所限定。限定に次ぐ限定の二重箱なのだ。


一応繰り返して言っておくが、ここのブログでは場所を特定する語句はモザイク処理をしておく。「●●」の中には地名・駅名が入ると思ってくれて間違いない。写真を撮って、文章を書いてる私が言っているので100%そうだ。


イラストもわざわざ駅長と工事区長らしき人物まで描かれている手の施しよう。

駅長は両手を揃えて、工事区長は片手にヘルメット抱えてと、この二人のおじぎの仕方まで本当に芸が細かい。一度ご本人にお会いしたいくらいだ。




「ご迷惑をおかけしますが

 ご協力おねがいします。」


と一瞬「早口言葉?」と、見間違うかのお願いも快く引き受けたい気分になる。





ただし・・・、




関係ないと言えばそうだけど、




こないだ山手線全線と、埼京線と湘南新宿ラインが半日ほど停まったしまった事件 を覚えておられるだろうか?高架下の道路拡幅工事の際にレールが盛り上がってしまい電車の運行が不可になってしまったあの事件 だ。

そして乗客たちは、異例も異例、ぞろぞろとJRへの怨み節を唱えながら、お遍路さんの如く線路上を最寄駅まで歩く羽目になった様子は今でも鮮明に思い出せる。



その最寄駅はここだ。



何を隠そう、ここだ。



ここの駅には直接関係ないが、2000人近くの乗客が目指した駅はここなのだ。



これ以上は場所を特定することになるので書かないけども、おじぎの仕方が足りないんとちゃいまっかぁ・・・?

なんで薄ら笑いしながら頭(こうべ)垂れとんのか分からんわぁ・・・。

詫びる気持ちなんてありゃしませんのやろ・・・。



思わず卑屈な文章になってしまった。




ポスターの期間は5月中旬からなので全くこの工事とあの工事は関係はないのだが、それにしても頭と地面がやけに遠いんとちゃいますかぁ~~~?もっと地面スレスレに下げてもええんちゃいますか~~~?




おおっと、これまた卑屈な文面になってしまった。気をつけねば。





ともかくトイレなんかはどうでもいいけど、人命を扱うような乗り物の事故などは後で「ごめんなさい!」ではすまないものがある。そこんとこはよろしくやってもらわないと困るんだから。






それとだ、





「一時男子トイレが

小さくなります。 」



という表現はどうだろう?


「ウナギ」「梅干し」の食い合わせが悪いように、「男子」「小さくなります」もとい、「男」「小さい」という文字はあまり同じ文章に入れない方が・・・・・・、何かいいかなと思っちゃうんだな、しかし。


ましてや股間を「オープン・ザ・プライス!!」と出しちゃうような場所なんだし。



小さくなりますはない気がするぞ。




縮小されます、・・・・・・・う~ん。




狭くなりますにしておいてはどうだろう?







いや、狭くはなりますが、小さくはなりません!ご安心を!!、・・・・・・もはや禅問答のようだな。






限定品の貼り紙ばかり追っていて忘れていたが、トイレ内にはちゃんと、






354


トイレはきれいに

お使い下さい   



とベタな貼り紙もちゃんとあります。

一行目のトイレは・・・には文の列にアーチ処理をかけておいて、二行目はまっすぐにしてる工夫が少し空回り気味。が位置的に苦しそうだ。

うっすら見えるんだが、貼り紙の上に貼り紙を貼っているようで「PLEASE KEEP IT CLEAN」の文字が下から見える。




一度でも見てみたい。

トイレが綺麗過ぎて、蝶々(てふてふ)が飛んでくるところ・・・。








話はまた「限定」に戻るが、普通に公衆トイレの入り口にて男子・女子と別れている時点で、「男子限定」「女子限定」という「限定品」に触れていることになるよね。




女子トイレの方は小さくならないのだろうか?






そこは女子限定なので、私にはノータッチの世界だ。







ナンシー小関
ナンシー小関の顔面スタンプ

人気ブログランキングに参加中!記事が面白かったら、クリックで応援をお願いします。

ranQ

都内、とある駅構内にて
http://www.leolio.com/index/



ランキングオンライン blog blogou
らんきゅ~ __________________________________________________ranQ

-------------------------------------------------------

本日の更新

am11:59の深呼吸

歩こうの会おざな




AD
いいね!した人  |  コメント(3)  |  リブログ(0)
2006-05-19 22:38:06

君はパズルを見たか? (続き)

テーマ:トイレはミュージアム

前回の続きです。



便器に座った場合に真正面に来るのは、






344



蒸気機関車、よーポッポ!!



決して忘れないで欲しい、ここはトイレだということを。

別にオモチャ好きの誰かさんのプライベートルームなどではないのだ、トイレなのだ。


便器に座ったら真正面にデカデカと、雄々しく煙を噴き上げ、勇ましく且つ荒々しい躍動感まる出しのSLのパズルがこれでもかとアピールしていたならばら、あなたならどうする?



トイレの中で行う行動はどちらかと言うと、それは「静」だ。


しかし目の前にあるのは鉄の車輪をきしませながら、黒く力強い、粗暴とも言えるフォルムを持った塊。新幹線たちを最近の若い兄ちゃんたちとすると、こちらは厳つい風貌に短い足と、農耕に適した本来の日本人の体系。そりゃあ田園風景・森の合間を走るのが様になっているはずだ。


パズルとは言え、絵は明らかに「動」のもの。

しかもかなり目の前。近し!


便器に座って寡黙に自分のするべきことをしている目の前で汽車 汽車 シュッポ シュッポ シュッポ シュッポ シュッポッポッ!



正直落ち着かないはずだ。





例え、貼ったおもちゃ屋側に、


「この機関車のように勇敢に力強く踏んばって下さい」




等の応援の意図があったとしても(多分無い)、これが狭い個室で目の前に迫られている状況というのは如何なものだろう。




しかも申し合わせたようにその上に、



「禁煙」の貼り紙。



パズルの上に貼り紙。

普通のご家庭のお部屋に飾られているパズルでは絶対見かけないものだ。


ご家族に痴呆気味の爺ちゃんなどがおられて、パズルを食い入るように見つめながら、「まさ子さん、この電車は次に何時に来るんかのう?」と、常日頃から素敵な発言をかましておられる場合なら、「これはパズルです」と、パズルの上に貼り紙が貼ってあってもまだ分かる。

家族間で必要以上にストレスがあってはいけない。


パズルとは無駄と言えば無駄な(贅沢な)時間をわざわざかけて作り上げて、そこからまた輪廻の如く崩すなり、のり等でコーティングして固めて額に入れて飾るのが常。


わざわざバラバラになった物を買わなくてもポスターにすれば一発なのだが、砂浜で穴を掘ってはまた埋めるという行為が好きな方もおられる。だんだんと形作られていく過程にゾクゾク来ちゃうわ、苦心して完成した物を飾ったときの晴れ晴れしさと言ったら、まるで「良く出来たで賞」の賞状のよう。決して「象印賞」ではない。


頑張った自分の成果を絵画として飾れるなんて、なんて気持ちがいい。

忍耐力と組み上げていく観察眼のある自分を、ダバダ~とコーヒー片手に誉めて上げたい。


そんな「良く出来たで賞」に貼り紙をするような人など滅多にない。


ついでに言うと、私はもうパズルをする忍耐力がない。時間もない。




しかしここってば、そのパズルの上にさらに貼り紙。


ああ、トイレたる所以か。







ここでお気づきの方もおられると思うが、「禁煙」ね・・・。



「禁じる煙」ね・・・。







352


思いっきり黒煙を噴き上げている絵の上に「禁煙」の文字。


近所でこれだけの煙を排気口から出しているウナギ屋があれば、ご近所一致団結してそこを潰しにかかることだろう。商工会・町内会、普段はそんなに他人様に感心のない現代人も、共通の敵が出現した場合には固く手を握り合うはずだ。


そんなボルケーノ大爆発の如く煙モクモクの絵に「禁煙」って、反面教師の意味合いなんだろうか?

煙をお札で封じている感もある。



「こんな風に吸うんじゃないよ、煙吐くなよ」と。





ちなみにこのパズルの上部に、




345


「トイレットペーパー意外は

流さないで下さい。     」


ここのトイレのマトモな面を垣間見た気がした。



ところで貼られているパズルって、自然にか故意にか、それぞれ端など数ピースづつ抜けていたりするんだけど、絶対トイレに流してみた人もいるだろうなあ。


まさか下水にパズルのピースが流れてくる日が来ようとは、下水界のお釈迦様でも予想だにしなかったことだろう。永遠に埋まらないパズルの出来上がりだ。








そしてユニコーン田園鯉の滝登り蒸気機関車といった統一感のないパズルミュージアムな個室を出て、洗面台にてこの一枚。





348


「こちらに当店おすすめの

おもちゃが24時間いつでも

お求め頂ける、自動販売機が

ございます。

是非ご利用下さい。         」


はっきり言って、トイレ内に関わる貼り紙じゃないです。

ここのオモチャ屋の保有するオモチャの自動販売機の宣伝となっている。


わざわざ英語訳まで付いてご丁寧なことだ。


別にこの店から何かしらの恩恵を受けているわけでもないので、店の宣伝を取り上げる必要もないんだが、ジュースの自動販売機の如く、どこにもかしこにもあるものでもないので一応見に行ってみた。

それにトイレ内に貼られていたことだし。


まんまとこの貼り紙の思う壺にハマったことになるな。










349


ペットショップなどで見かけるショーケース、畜生界で言う通称わんにゃんルームと見間違うかのケースに各々オモチャが鎮座していた。高さは2メートル以上あるし、幅も結構ある。

これが占めてるくらいの坪数で店を開いている花屋とか普通にあるぞ。








350


「商品用の袋と領収書が

入ってますのでお持ち下さい。」



たいそうな場所を占めているだけあって、中に入っている物にジュースの自動販売機と同等に小銭感覚で向かうと跳ね返されてしまう。




どういった方が購入されるんだろう。


当日に自分の子供の誕生日を忘れていた不届き父親が、オモチャ屋も普通に閉まってしまった時間に、24時間体制でオモチャを購入することの出来るこの自動販売機に辿り着いたりするんだろうか?


もしくは大人の関係のある未亡人から急なお誘いがあったりなんかした際に、ここでオモチャを購入して、その未亡人の幼い一人息子にはオモチャを、未亡人には自分をプレゼントなんか出来たりなんぞしちゃったりするのか?


「お父さんっていつか呼んでくれるかい?」



領収書もちゃんと出るらしいし経費扱いにでもしてしまえ。




また、





351



「電池付きです。」



電池も付いているらしいので、電池が必要な派手なオモチャを持って行っても安心だ。

クタクタになるほど、そこの子をオモチャでフィーバーさせといて、その後で未亡人とフィーバーだな。



そのときのオジ様は電池はなくても、「電池付き」のようなものです。





漏電するなよ。



余談ですが、大人のおもちゃの自動販売機ってあるよね。


ここのトイレはティッシュペーパーの自販機のように、パズルの自動販売機を入り口に設置すればいい。

しかもピース単位で販売。


利用者みんなで個室内の壁を一ピースづつ埋めてしまおう。

縁も所縁もない者同士が、トイレでパズル完成に向けて共同作業。・・・・・・泣けるやん?




でもたまにダブりあり。






林 晃, 松本 剛彦, 森田 和明
スーパーマンガデッサン―作画のための考えるデッサン

人気ブログランキングに参加中!記事が面白かったら、クリックで応援をお願いします。

ranQ

都内、とある玩具店にて
http://www.leolio.com/index/



ランキングオンライン blog blogou
らんきゅ~ __________________________________________________ranQ

-------------------------------------------------------

一昨日の更新

歩こうの会おざな

am11:59の深呼吸

昨日の更新

歩こうの会「こけし屋で朝食を」




AD
いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)
1 | 2 | 3 |最初 次ページ >> ▼ /

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。