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2012年02月14日(火) 19時15分27秒

日本人の食卓 ~勝又健太郎~

テーマ:ブログ

3月11日の東日本大震災後、各地のスーパーやコンビニでは水や食料品が姿を消す事態が起きました。我々の地元でも一時は水が手に入らなかったり、コンビニで弁当が買えなかったりという経験をした方が多いのではないでしょうか。流通網が寸断されたことが大きな原因でしょう。が、私が衝撃を受けたのは、パニック的な買い占め騒動が起こり、品不足に拍車をかけたということです。この未曾有の震災に直面した際の日本人の秩序の良さや冷静さが世界から称賛される一方で、こうした買い占めが起こったことも事実です。


この機会に考えさせられたのが、普段何気なく口にしている水や食料品に関する問題です。食糧を取り巻く世界の状況は劇的に変化をしているようです。


世界の穀物市場ではここ数年高値安定が続いています。これまでも異常気象による相場の急騰はありましたが、最近は事情が変わり消費に供給が追い付かない懸念から投機マネーが流入し価格を押し上げているようなのです。中国・インドなどを中心とした新興国の需要拡大や近い将来80億から90億に達するという世界人口の増加から、需給バランスが変化し始めているのです。もしかしたら、遠くない将来、私たちの食卓にも食糧危機が訪れるのかもしれません。


では、こうした状況の中で日本が生き残っていけるかというと、やや不安な面があります。日本の現在の食糧自給率はカロリーベースで約40%と先進国の中では最低水準です。昭和40年頃70%以上あった日本の自給率は年々下がってきているのです。食糧は不足すればパニックを引き起こし得るものであり、安全保障上も大事な要素であるといわれています。これまでは安い価格で高品質な物を世界の市場からいくらでも調達できましたが、カネさえ出せばいくらでも輸入できる時代は終わりに近づいているのかもしれません。食糧自給率40%ということに危機感をもって、自力で安心安全な食糧を安定的に確保する手段を考えていかなければならないときがきていると感じます。農産物の輸出産業を育てるなど、農業の発展と成長を目指し、手遅れにならないうちに積極的な取り組みをしていくことが求められます。


世界中で国同士による食糧の買い占め合戦、なんてことにならないように、食卓を守る方法をまじめに考えたいと思いました。

2012年02月14日(火) 19時07分39秒

会話と対話 ~宮口巧~

テーマ:ブログ

地域の中小企業への相談業務やコンサルティングをしていると、よく課題にあがるのが「スタッフと経営者のコミュニケーション」が上手くいかないと言う事です。


私はこの分野の専門家ではありませんが、ここがネックになっていると、マーケティングもプロジェクトもどうにもなりません。
売上増や新規事業成功のカギを握るのが「係わる人達が正確に情報を共有する」と言う事ですが、それは一方的なものではなく、常に意思疎通が伴うコミュニケーションが重要となります。


「うちのスタッフは、私の言う事がわかっていない」


「従業員にこの様な事を話しても無駄なんです…」


コミュニケーションが課題となる企業の多くは、この様な悩みを抱えています。


この様な時に考えていただきたいのが、相手の理解です。
そして相手に自分の伝えたいことを理解してもらいたいと考えた時に、実行したのが「対話」です。


会話は人としかできず、言葉でしか理解し合えません。
一方対話には言葉はいらないので、動物や植物、言葉の話せない赤ちゃんとも出来ます。
言葉も話せるし大のオトナが「なんで俺の言っている事がわからないのか?」「聞く方が俺の言っている事を理解出来るように努力すればいいんだ!」 と、考えるか?
「たまには、部下やスタッフが何を考えて何を言わんとしているかをしっかり考えながら話しを聞いてみるか!」 と考えるか?
先を楽なものにして行くのは、後者のような気がします。


部下やスタッフとの対話でコミュニケーションが促進されたら、お客さまとの対話も心がけてみてはいかがでしょうか?

2011年09月06日(火) 13時22分53秒

モチベーション ~村田 圭~

テーマ:ブログ

ある社長さんにこんな質問をしたことがある。「社長、組織をうまく回すコツは何ですか?」上場企業の社長経験もある優秀な社長だ。どんな組織論が展開されるかと思っていると意外にも答えはこうだ。「それは社員をよく見ることだよ。」そして続けてこう言った。「社員は見てもらっていると思うだけでモチベーションが上がるんだ。」社員は良いところも悪いところも、結果が出たことも結果はまだ出ていないもののそこまでの努力も、すべてを見てもらっているということだけでモチベーションが上がるのだという。そして、モチベーションが上がることによりそれぞれが今まで出してきた力に加えてあと1割の力を出せるようになり、会社の業績は飛躍的に伸びるのだという。


また、ある書籍にはモチベーション向上を図る4段階としてこうある。「①声をかける」これにより自分に関心を持たれていると感じ、それがモチベーションの土台となる。「②ほめる」これにより内発的動機づけ要因である有能感を感じることがモチベーション向上への重要手段となる。「③意見を聞く、情報を共有する」これにより会社の一員であるという存在感や一体感を感じ、有能感に加えて親和欲求(人とつながることへの欲求)を満たしモチベーション向上を促進する。そして「④一緒に考える、ヒントを与える」これにより自分にもできそうだという期待感を与え、内発的動機づけ要因である自己決定も併せて手に入れることができるというのである。


「人」の問題に頭を悩ませている経営者は非常に多い。そのために試行錯誤を重ね、専門家に意見を求め、様々な対策を取っている。当然それも組織をうまく回すための一助となるのかもしれない。しかし、もっと初歩的な「社員をよく見る。」ということだけで解決できる問題も多くあるのではないか。とかく経営幹部は組織を考える際に社員を見下ろし「何故もっと働かない?」「どうして言うことを聞かないのか?」という風に考えがちである。しかし、だからこそ目線を下げて、社員がいま何を考えどう行動しているのかを見て、理解することで見えてくる解決策があるのではないだろうか。社員は会社にとっては貴重な「人財」である。その社員のモチベーションを向上させることで、マネジメントもうまくいき、社員の満足度も上がり、業績も伸びるという「三方良し」が実現できるのではないだろうか。

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